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更新履歴

2010年9月の更新履歴 バックナンバー一覧

9月30日

初期宇宙のモンスター銀河を多数発見、星形成史発掘に前進

日本の研究者を中心とするチームが、80億年以上前の宇宙で爆発的に星を形成する「モンスター銀河」を200個近く発見した。ミリ波・サブミリ波で見つかる同種の天体の大量発見は初めてのことであり、埋もれた星形成史を大きく突き崩す一歩となる。

赤外線でとらえた、美しい棒渦巻銀河NGC 1365

ヨーロッパ南天天文台(ESO)の大型望遠鏡(VLT)に搭載されているカメラHAWK-Iが棒渦巻銀河NGC 1365を赤外線でとらえ、可視光画像以上の美しい姿を見せてくれた。

「HAYABUSA」ラストの感動をライブで 10月15日厚木市でイベント

神奈川県の厚木市子ども科学館では10月15日、「星空コンサート 〜宙よ〜」を実施する。大ヒット中の大型映像番組「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」のノーカット上映とあわせて、エンディングテーマ「宙(そら)よ」を歌うChie Umezawaさんのコンサートが行われる。

天体画像ギャラリー(11枚)

火星やハートレー彗星(103P)など11枚の画像を公開しました。

9月29日

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた干潟星雲の中心領域

ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が干潟星雲(M8)の中心領域をとらえた。若い星からの強烈な放射によってガスやちりの雲が侵食されたり拡散させられたりした、荒々しい光景が広がっている。

9月28日

星の誕生現場の輝き、新現象「コア・シャイン」を発見

星の誕生現場である分子雲100個以上の観測で、半数以上の中心領域から中間赤外線が放射されていることが明らかになった。この現象は、分子雲の内部に存在する大きなちりの粒子によるものだ。今後この現象の観測は、深いガスとちりに閉ざされた星の誕生のもっとも初期の段階を知るための新たな手法になりそうである。

【特集】ハートレー彗星(103P)

2010年10〜11月にハートレー彗星(103P)が5等前後まで明るくなると予想されています。秋から冬の天の川に沿って移動していき、二重星団などとの競演が楽しみです。一晩中見えるので、ぜひ双眼鏡で観察してみましょう。

2010年10月の星空ガイド

2010年10月の星空ガイドを更新、「星空解説と惑星の見え方」「天文現象カレンダー」を公開しました。

9月27日

土星のオーロラが1日で変化するようす

NASAの土星探査機カッシーニに搭載されている可視光・赤外マッピング分光器VIMSで撮影された土星のオーロラの画像約1000枚が詳しく調べられ、オーロラの1日の変化を見ることができる動画が作成された。その結果、同じ時間、同じ場所に決まった特徴が現れることなど、オーロラに関する新たな情報が得られた。

【特集】木星とガリレオ衛星

2010年の秋は木星が見ごろ。夜空での見つけ方から、天王星との接近やガリレオ衛星の位置の変化、天体望遠鏡での観察のポイントまで、いろいろな楽しみ方をご紹介。

10月9日三重でメシエハーフマラソン

100個あまりのメシエ天体のうち一晩でいくつ見ることができるかを競う「メシエマラソン」。「観望を楽しむ」ことをメインに、機材をもっていない初心者も気軽に参加することができるお気軽版「メシエ(ハーフ)マラソン」が、10月9日に三重県青山高原で開催される。

天体画像ギャラリー(23枚)

ハートレー彗星(103P)、中秋の名月や満月、木星など23枚を公開しました。

9月24日

「きぼう」の全天X線監視装置MAXI、新種のブラックホールを明らかに

国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟に設置されている「全天X線監視装置MAXI」を使った観測によって、昨年10月にいて座に出現したX線新星が新種のブラックホール新星であることが明らかとなった。

131億光年かなたの銀河に「星の元祖」が存在か 宇宙史完成は間近

今年1月に発見された131億光年かなたの銀河が、宇宙最初の天体「第一世代の星」を含む可能性が高いことがわかった。宇宙誕生からたどる計算シミュレーションで存在が予測された天体を、時間をさかのぼって探る観測によって確認することは、137億年の宇宙史のトンネル貫通を意味する。

星ナビ.com 新天体発見情報 062(2009年11〜12月)
月刊星ナビ2010年10月号に掲載の「新天体発見情報」No.062を公開しました。
2010年9月22日 中秋の名月ギャラリー

中秋の名月ギャラリーを公開しました。

9月22日

天体画像ギャラリー(18枚)

ハートレー彗星、木星、プレアデス星団や昼に見える金星など18点を公開しました。

姫路科学館で秋番組投影と天体望遠鏡教室

姫路科学館では、10月8日から秋の新番組「星と歌〜星たちの奏でるシンフォニー〜」を上映する。また、小学校高学年以上向けに、望遠鏡の使い方や天体写真の撮り方を学ぶ講座が開催される。

はやぶさ、最期の輝きは“中秋の名月”を超える明るさ 衝撃波音も公開

国立天文台のチームによる小惑星探査機「はやぶさ」の大気圏突入の観測結果が発表された。また同天文台RISE月探査プロジェクト等の共同研究グループが録音した帰還時の衝撃波音がウェブサイトで公開されている。

9月21日

DVD「バーチャル・プラネタリウム 自宅で愉しむ『全天88星座』の世界」予約受付中(販売終了)

膨大な数の撮り下ろし天体写真から厳選した画像をこだわりの演出で映像化。ハッブル宇宙望遠鏡をはじめとした最新画像を随所に使用し、最新の天文学の話題にふれながら星座の成り立ちや神話などを紹介。画像・イラスト・演出/沼澤茂美 10月1日発売予定 特価3,600円 予約受付中

天体画像ギャラリー(33枚)

ハートレー彗星、月、木星など33枚を公開しました。

2010年9月22日 木星がうお座で衝
宵のころに南東の空で明るく輝いている木星が、9月22日にみずがめ座とうお座の境界あたり(うお座がわ)で衝となります。木星表面の縞模様や大赤斑、発見からちょうど400年となるガリレオ衛星など、じっくりと観察してみましょう。表面の模様やガリレオ衛星の位置は数時間で変化するので、一晩の間にも見え方が変わります。また、すぐ近くにある天王星にも目を向けてみましょう。
2010年9月22日 天王星がうお座で衝

宵のころ南東の空では木星が目立っていますが、そのすぐ近くには天王星もあります。天王星は9月22日に、みずがめ座とうお座の境界あたり(うお座がわ)で衝となります。明るさは5.7等で、双眼鏡で木星を見ればその側にあるのが簡単に見つかるでしょう。高倍率の望遠鏡で観察すると、青緑色の円盤状に見えます。

2010年9月22日 中秋の名月
旧暦8月15日は十五夜、中秋の名月の日です。今年の中秋の名月は9月22日で満月の1日前です。ふだん、星や星雲星団を観察するときには嬉しくない月明かりですが、この日ばかりは名月を眺めて楽しみましょう。特集「月を見よう」もご覧ください。

9月17日

2010年9月20日 水星が西方最大離角

明け方の東の低空に見えている水星が、9月20日に西方最大離角となって太陽からもっとも離れます。明るさはマイナス0.4等で、南東の空に見えている冬の1等星たちに見劣りしませんが、低空なので見つけづらいかもしれません。空が開けている場所で探してみましょう。

ハッブル宇宙望遠鏡のデータから14個の太陽系外縁天体を発見

ハッブル宇宙望遠鏡(HST)のデータ・アーカイブスの画像を分析したところ、14個の太陽系外縁天体が発見された。見つかった天体は大きさが直径40〜100kmで、明るさは肉眼で見える天体の明るさの1億分の1以下しかない。

10月2日に東京で南太平洋皆既日食報告会

日食情報センターでは、今年7月11日に見られた皆既日食を振り返る「皆既日食報告会」を、10月2日に富士フイルム西麻布本社(東京都港区)で開催する。日食の報告をはじめ、日食観測に関する新たな取り組みや来年の日食に関する最新情報が紹介される。

天体画像ギャラリー(10枚)

木星、ハートレー彗星、グリーンフラッシュかもしれない現象など10枚を公開しました。

9月16日

球状星団の巨大ガス惑星は、ほぼすべて破壊された?

最新のコンピュータ・シミュレーションによって、球状星団「きょしちょう座47」における恒星とそのまわりを回る巨大ガス惑星の進化が再現された。年齢110億歳と計算されている同星団では、巨大ガス惑星の96パーセント以上がすでに破壊されてしまった後のようだ。

星空ナビで星空さんぽ:2010年9月「中秋の名月」

星空ナビを使った天体観察の方法や楽しみ方を紹介する「星空ナビで星空さんぽ」、2010年9月のテーマは 「中秋の名月」です。今年の十五夜は9月22日、満月の1日前です。名月と満月の見え方の違い、表面の模様や満ち欠けのようすなどを確かめてみましょう。月齢の確認も簡単にできるので、星空観察のスケジュールを立てるのにも便利です。

9月15日

太陽くらいの星と大質量星の形成過程は同じ?

大質量星は超新星爆発を起こして宇宙空間に新たな星の材料をばらまくなど、宇宙の進化において重要な役割を果たす。大質量星の形成過程はよくわかっていないが、最新の研究成果によってその一部が示された。

天体画像ギャラリー(12枚)

木星など12枚の画像を公開しました。

9月14日

ばら星雲に約130個の若い星を発見

ばら星雲にはこれまでに36個の若い星が見つかっていたが、X線天文衛星チャンドラによる観測で、さらに約130個ほどの若い星が発見された。

プロジェクトトップが語る「すばる」「はやぶさ」「イカロス」…25日金沢で講演会

9月22日から24日まで金沢市で行われる日本天文学会秋季年会にあわせて、一般の人々を対象とした公開講演会が25日同市で開催される。「宇宙の謎に挑む:最先端の科学が解き明かす宇宙の姿」と題し、各プロジェクトのトップが最先端の観測・探査について紹介する。

【特集】月を見よう(2010年分の公開終了)

9月22日は十五夜、中秋の名月の日です。そもそも十五夜って何?なぜ秋にお月見?月の観察方法は?など、月に関するさまざまな情報を解説しています。

天体画像ギャラリー(6枚)

ペルセウス座の二重星団、青空の中の金星など6枚を公開しました。

2010年9月19日 木星と天王星が大接近

南の空の高いところで木星が目立っています。今年は木星のすぐ近くに天王星もあるので、ぜひ観察してみましょう。9月19日の最接近のころには1度未満まで近づき、50倍程度の望遠鏡でも木星とガリレオ衛星、天王星が一緒に観察できます。星図ソフトなどで、周りの星との位置関係を確認して探してみてください。視野7度の双眼鏡では来年2月下旬まで同一視野内に見えます。

9月13日

木星で6月と8月に起こった閃光現象の追加観測の結果

今年6月と8月に起こった木星の閃光現象について、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)やケック望遠鏡などが追加観測を行ったが、残骸や痕跡はとらえられなかった。両衝突天体は比較的小さいものだったようで、6月のものは直径8〜13mと計算された。8月に熊本県の立川正之さんがとらえた閃光は、現在分析が進められている。

西山さんと椛島さん、わし座に新星を発見

九州の新天体捜索チーム、西山さん椛島さんのコンビが9月11日(世界時、以下同様)、わし座に新星を発見した。今年M31やM33にも多くの新星を発見しているお二人だが、天の川銀河内の新星発見は今年5個目となる。

「ふれあい天文学」実施校を募集 小中学校で天文学者が授業

国立天文台では、今年10月から来年にかけて全国の小中学校約50校に天文学者を派遣し直接授業を行う「ふれあい天文学」を実施する。応募は9月30日まで。

天体画像ギャラリー(29枚)

月と金星の接近(+火星とスピカ)、木星、ハートレー彗星(103P)やテンペル彗星(10P)など29枚の画像を公開しました。

小惑星による恒星食

10月20日〜月27日までの予報4件を追加しました。

9月10日

9月18日は月を見ナイト!世界中のイベント情報が続々

9月18日、NASAの研究機関や天文台などの呼びかけによる「国際お月見ナイト」にあわせて世界中で月を眺めるイベントが予定されている。22日に中秋の名月をむかえる日本でも、有志がウェブページを立ち上げ紹介するなど、盛り上げに一役買っている。

探査機ディープインパクト、この秋注目のハートレー彗星を初観測

NASAの探査機「ディープインパクト」が撮影した「ハートレー彗星(103P)」の初画像が届いた。EPOXIと呼ばれるミッションの一環として、11月4日の最接近を含めて2か月半におよぶ詳細な観測を行う予定だ。

9月9日

金井三男のこだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

「宇宙で暮らす道具学」
「学べる!遊べる! 理系スポット案内」
「太陽は23歳!? 皆既日食と太陽の科学」
「天体観測の教科書 太陽観測[編]」
「ストーンヘンジ 巨石文明の謎を解く」

ステラナビゲータのVer.9.0aアップデータを公開

天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ Ver.9」の、Ver.9.0aへのアップデータを無償公開しました。

複数の渦巻銀河に見つかった進化の痕跡

わたしたちの天の川銀河が属する局部銀河群よりもさらに遠くにある複数の渦巻銀河に、小さな銀河が飲み込まれた痕跡が初めてとらえられた。今後、銀河の進化に関する理論の検証が進むかもしれない。

急増光していくミラを見よう

くじら座の長周期変光星ミラが急速に明るくなろうとしている。現在は8等前後だが、10月10日ごろには2〜3等まで明るくなりそうだ。この機会に変光星観測の面白さをぜひ体験してみよう。

天体画像ギャラリー(7枚)

木星や火星、天の川の星景など7枚を公開しました。

9月8日

系外惑星にある火山噴火の検出は可能?

太陽系以外の惑星やそのまわりを回る衛星に存在する火山を検出することはできるのだろうか? この興味深い問いに、米・ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの理論研究者は「イエス」の答えを出している。

秋本番!和歌山市立こども科学館観望会・プラネ投影予定

和歌山市立こども科学館では、9月から10月にかけて秋の夜空をチェックできる観望会とプラネタリウム投影が行われる。探査機「はやぶさ」の地球帰還の実写映像を使用した秋番組のほか、手動投影番組ではペガスス座や中秋の名月などの見どころをわかりやすく解説する。

DVD「ハッブル宇宙望遠鏡 宇宙の始まりに挑む」 9月23日発売予定(販売終了)

NHKエンタープライズ発行のDVD「ハッブル宇宙望遠鏡 宇宙の始まりに挑む」が新登場。最先端の科学が解き明かした宇宙の創世の頃の深遠な物語を、ハッブル宇宙望遠鏡の美しい宇宙映像とともに描きます。特典映像にスペースシャトル打ち上げ、ハッブル宇宙望遠鏡の最新観測画面などを収録。9月23日発売予定、予約受付中。特価3,600円

9月7日

野辺山45m電波望遠鏡、ガス衝突による星団形成の現場を初めてとらえた

国立天文台の研究グループが野辺山45m電波望遠鏡による観測から、星の材料である高密度のガス同士の衝突によって星団が形成される現場を発見した。このようなプロセスは理論的には予測されていたものの、実際に発見されたのは初めてのことである。

板垣さん、アンドロメダ座大銀河に新星を発見

山形県の板垣公一さんが、9月4日(世界時、以下同様)に撮影したM31(アンドロメダ座大銀河)の画像から新星を発見した。

天体画像ギャラリー(14枚)

木星、ハートレー彗星、ペルセウス流星群など14枚を公開しました。

9月6日

ステラナビゲータ Ver.9体験版を公開(公開終了)

ステラナビゲータ Ver.9の体験版を公開しました。主な機能や星図の美しさをお試しいただけます。

ハッブル宇宙望遠鏡が追う、超新星1987Aの衝撃波

超新星1987Aを取り巻く直径1光年ほどのリング状の構造は、爆発前に放出されたガスに爆発の衝撃波が突っ込んでガスが熱せられ輝いているものだ。この天体は今も変化し続けている。ハッブル宇宙望遠鏡(HST)による最新の観測データは、超新星が銀河に与える影響を理解するのに役立てられる。

死にゆく星を取り巻く、巨大な水蒸気の雲のなぞが解けた

ESAの赤外線天文衛星「ハーシェル」による観測で、死にゆく星の周囲に巨大な水蒸気の雲が誕生するメカニズムが明らかになった。宇宙空間における水の生成には紫外線が重要な役割を果たしているようだ。

2010年9月11日 月と金星が接近、火星とスピカも並ぶ

9月11日の夕方、月齢3の細い月と金星が西の空で接近します。肉眼でも美しい眺めを楽しめそうです。双眼鏡を使うと、火星やおとめ座の1等星スピカも見つけられるでしょう。

天体画像ギャラリー(16枚)

木星やハートレイ彗星(103P)など16枚の画像を公開しました。

9月3日

地球接近小惑星は予想以上に多様性に富む天体だった

NASAの赤外線天文衛星スピッツァーによる100個ほどの地球接近小惑星(NEA)の観測結果から、この種の天体が予想以上に多様であることがわかった。また、いくつかの小さな小惑星の太陽光反射率がおどろくほど高く、表面の年代が若いことも示された。

板垣さん、ヘルクレス座の銀河に超新星2010hhを独立発見

山形県の板垣公一さんが9月2日(世界時、以下同様)、ヘルクレス座の銀河NGC 6524に超新星2010hhを独立発見した。

天体画像ギャラリー(14枚)

木星やテンペル彗星(10P)など14枚の画像を公開しました。

「はやぶさ」の新たなる旅路 カプセルを全国で展示へ

この夏に関東各地で展示され注目を集めた小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが、はじめて関東以外の地にやってくる。今月は宮城県角田市と大阪市で展示されることが決まっており、その後も展示を希望する日本各地の施設で見られるはずだ。

9月2日

トミーテック「デジボーグ71FL 望遠レンズセット」予約受付中(販売終了)

口径71mmフローライトアポクロマートレンズ対物レンズを搭載した望遠レンズセット。天体から野鳥、飛行機、鉄道まであらゆる被写体を今までになり高解像力で写し出すことが可能。特価108,000円 納期は11月以降(要予約)になります。

KAGAYAジグソーパズル 星天日和シリーズ2作品 9月10日発売予定(販売終了)

やのまん製 KAGAYAジグソーパズルで、星天日和シリーズの「トレジャー・ナイト」と「シンフォメントリー」の予約受付開始。2014ピース、9月10日発売予定。特価 各2,100円

星ナビ10月号は「縞の消えた木星」と「昭和基地の星空」

星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2010年10月号が、9月4日(土)に発売されます。縞が一本消えた珍しい姿の木星、もう見ましたか? 観望と撮影のポイントを解説します。天空に輝くシャドウバンド、テンペル彗星のダストトレイルなど、宇宙がもっと楽しくなる話題もお見逃しなく。

直接観測された系外惑星、予想外に大量のちりに包まれた世界?

地球から約130光年離れた恒星のまわりを回るガス惑星のデータから、この惑星が大量のちりに包まれていて予想より高温であることが示された。太陽系以外の惑星の中には、現在の理論では予測しきれない、さまざまな環境を持つ世界が存在しているようだ。

天体画像ギャラリー(10枚)

木星や月など、10枚を公開しました。

9月1日

2010年9月6日 月とプレセペ星団が接近

9月6日の明け方、月齢27の細い月と、かに座のプレセペ星団が接近します。双眼鏡で同一視野に見えるので、月の暗い側が光って見える地球照やプレセペ星団中の星々を観察して楽しみましょう。

高校生の体験学習「美ら星研究体験隊」、新しい電波星を発見

国立天文台のVERA石垣島観測局で行われた天文学研究の体験企画「美ら星研究体験隊」に参加した高校生らが、いて座の方向に新しい電波星を発見した。同企画におけるこの種の天体の発見は、2005年と2008年に続いて3例目となった。

火星に長く伸びた、なぞのクレーター

火星の赤道付近にある「Orcus Patera」と呼ばれる地形は、幅約140km、長さ約380kmもの大きさがあるが、なぜ通常の円いクレーターと異なり楕円形をしているのか、その形成プロセスはなぞである。