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更新履歴

2008年8月の更新履歴 バックナンバー一覧

8月28日

ニュース:ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた銀河の触手

NASAのハッブル宇宙望遠鏡(HST)が、ペルセウス座銀河団の銀河NGC 1275を観測し、まるで触手のように四方八方に伸びる赤く細いガスの構造をとらえた。ほかの銀河にも同様の構造があることは知られているが、これほどの解像度でとらえられたのは、初めてのこと。

ニュース:【イベント情報】連星系・変光星・低温度星研究会

連星系・変光星・低温度星研究会が11月22日から24日まで鹿児島大学で開催される。アマチュア天文家が多大な貢献をしている連星系や変光星、低温度星の研究について最新の成果が報告されるとともに、将来の研究指針などが議論される。また、若手研究者、アマチュア天文家による招待講演も予定されている。

8月27日

ニュース:「GLAST」改め「フェルミ」、ファーストライト

今年6月に打ち上げられたNASAのガンマ線望遠鏡「GLAST」が2か月間の観測機器の試験を終了し、そのファーストライト画像が公開された。NASAは画像公開と同時に、同望遠鏡の名前を「GLAST」から、「フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡(Fermi Gamma-ray Space Telescope)」に改名したと発表した。

8月26日

ニュース:【イベント情報】第6回自然科学研究機構シンポジウム「宇宙究極の謎 −暗黒物質、暗黒エネルギー、暗黒時代−」

9月23日に、「宇宙究極の謎 −暗黒物質、暗黒エネルギー、暗黒時代−」と題したシンポジウムが東京国際フォーラムで実施される。立花隆氏をプログラムコーディネーターに迎え、各分野の研究者による講演などが行われる。

オンラインショップ:アクアマリンの新作「太陽の翼」新発売!

オンラインショップ:アクアマリンの新作「太陽の翼」新発売!

8月25日

ニュース:【イベント情報】厚木市子ども科学館でKAGAYA氏トークショー

神奈川県の厚木市子ども科学館では、9月23日にKAGAYA氏による講演会を実施する。同館のプラネタリウムではKAGAYA氏製作の番組「銀河鉄道の夜」を上映しており、トークショーも美しい映像を駆使したものとなる。

ニュース:星が星を生む証拠写真、スピッツァーが撮影

打ち上げ5周年を記念して、NASAの赤外線天文衛星スピッツァーが撮影した星形成領域W5の写真が公開された。大質量星が新たな恒星を誕生させている決定的な証拠も含まれている。

8月21日

ニュース:【イベント情報】熱闘!「缶サット甲子園2008」と能代宇宙イベント

北京オリンピックもいいけれど、未来のエンジニアたちにもエールを送ろう。「缶サット甲子園2008」は、ものづくりの楽しさを体験して学生たちに理数系への興味をもってもらおうという、今年から始まった競技イベントだ。能代宇宙イベント特設会場へぜひお出かけを!

8月20日

ニュース:天の川銀河の外側、構造はとても複雑

スローン・デジタル・スカイサーベイ(SDSS)のデータから、天の川銀河の外側を取り巻く星の流れ11本が見つかった。今までに発見されたものを含めた大小14本の星の流れは、互いに交差するなどして入り乱れ、複雑な構造を見せている。

星ナビ.com - 星職人 南緯45度の星空案内人 第16回

星ナビ.com - 星職人 南緯45度の星空案内人 第16回

オンラインショップ:「KAGAYAカレンダー2009『宮沢賢治 銀河鉄道の夜』」新発売(販売終了)

毎年、大人気のKAGAYAカレンダーの2009年度版が発売開始。2009年はKAGAYA氏自身がプロデュースした大ヒット中のプラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」です。大きさ:610mm × 425mm 枚数:7ページ 価格:1,890円

ニュース:【イベント情報】国立天文台 岡山天体物理観測所・岡山天文博物館の特別公開

国立天文台では、8月30日(土)に岡山天体物理観測所と岡山天文博物館の特別公開を行う。通常の見学コースに加え、国内最大級の188cm反射望遠鏡ドームや50cm反射望遠鏡ドームが公開されるほか、講演会やゲーム、太陽観測、天文工作なども予定されている。

星ナビ.com: 金井三男のこだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

新着レビュー:
「なぜ、めい王星は惑星じゃないの? 科学の進歩は宇宙の当たり前をかえていく」
「星空へようこそ」
「月の科学 『かぐや』が拓く月探査」
「137億光年のヒトミ 地球外知的生命の謎を追う」
「タイムマシンがみるみるわかる本(愛蔵版)」
「Planets Beyond Discovering the Outer Solar System」

8月19日

ニュース:迫力の立体映像で科学を楽しめる 「シンラドーム」オープン

東京都千代田区の科学技術館は、立体フルデジタルドームシアター「シンラドーム」を8月20日より公開する。インタラクティブな全天周立体投影が常時公開されるのは日本で初めて。

8月18日

ニュース:衛星エンケラドスの噴出口をピンポイント撮影

NASAの土星探査機カッシーニが、土星の衛星エンケラドスに接近通過し、水の氷の結晶などを噴き出す噴出口をピンポイントで撮影することに成功した。カッシーニがとらえた鮮明な画像やデータの分析から、液体の水のありかが明らかになるかもしれない。

8月15日

ニュース:フェニックスが撮影、火星を赤く染める粒子の拡大画像

NASAは、火星探査機フェニックスがとらえた火星の粒子の拡大画像を公開した。地球以外の惑星の微粒子がこれほど高い倍率でとらえられたのは初めてのことだ。

【特集】月を見よう(2008年分の公開終了)

2008年9月14日は「中秋の名月」です。月にまつわるとっておきの情報が満載!

【特集】2009年7月22日 皆既日食

2009年7月22日、鹿児島県のトカラ列島などで皆既日食が見られます。皆既日食が国内で起こるのは46年ぶりで、全国各地でも好条件の部分日食となります。さらに、最大継続時間が6分39秒と21世紀の皆既日食では最長なので、見逃せません。今のうちから観測のポイントを確認しておきましょう。

8月14日

ニュース:ボランティアが発見、「宇宙のお化け」

ボランティア参加型の銀河分類プロジェクト「The Galaxy Zoo」の画像中に、専門家も首をかしげるガスの塊が発見された。今までに誰も見たことのないこの天体は、観測者らから「宇宙のお化け」と呼ばれている。

8月13日

星ナビ.com: 金井三男のこだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

新刊情報:
「時とはなにか 暦の起源から相対論的“時”まで」
「星座自由帳 自分だけの星座を創ろう!」
「宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった(愛蔵版)」

ニュース:【イベント情報】「新天体からのサイエンス」−講演、研究発表、観測実習など−

兵庫県立西はりま天文台公園で、9月19〜21日に「新天体からのサイエンス」と題したシンポジウムが開催される。彗星・新星・超新星など幅広いテーマの発表に加え、夜間の観望会や観測実習も予定されている。また、2日目には超新星捜索者の集いと招待講演が行われる。講演者は、月刊星ナビや星ナビ.comで「新天体発見情報」を連載中の中野主一氏(予定)。

8月12日

星ナビ.com: 新天体発見情報

036 2007年12月〜2008年1月

星ナビ.com: メガスターデイズ

第40回「最先端ということ」掲載、イベントインフォメーション更新

オンラインショップ : 天プラプロジェクト「LSS(Large Scale Structure)扇子」新発売

天プラプロジェクトの商品、第2弾が登場。最新の天文学が明らかにした宇宙の形、複雑な網目模様を、気軽に眺められるように扇子にしました。価格3,150円(税込)

ニュース:ハッブル宇宙望遠鏡、地球を10万周

NASAのハッブル宇宙望遠鏡(HST)が、今月11日に地球周回軌道10万周を達成した。これにあわせて撮影された大マゼラン雲のクローズアップは、いつもと変わらぬ鮮やかさと迫力だ。10月には宇宙飛行士によるメンテナンスが控えていて、HSTのさらなる性能向上が期待されている。

8月11日

ニュース:タイタンの湖水に液体のエタンを検出

土星の衛星タイタンの表面にある湖は、確かに液体をたたえているようだ。液体といっても地球のようにH2Oの水ではなく、有機化合物であるエタンが液体で存在している。タイタンの湖は地球の水辺の風景とよく似ているに違いない。

ニュース:【イベント情報】星数2200万個! スーパーメガスターII、国内初公開中

IPS(国際プラネタリウム協会)シカゴ大会で発表された大平技研の最新機種「スーパーメガスターII」は2200万個というこれまでにない圧倒的な星数のプラネタリウムとして話題を呼んでいる。8月17日まで、千葉県立現代産業科学館で日本初公開されている。

8月8日

天体画像処理ソフトウェア「ステライメージ Ver.6」

製品パンフレット(PDFファイル)とプロモーションビデオを公開しました。

オンラインショップ:ビクセン 鏡筒単体「VMC95L鏡筒」新発売(販売終了)

ビクセンから口径95mm、精密球面マルチコートのコンパクトなカタディオプトリック式鏡筒「VMC95L鏡筒」が新発売。XYスポットファインダー付き。接眼レンズは別売になります。特価21,840円(税込)

オンラインショップ:ビクセン「ミニポルタ VMC95L」新発売(販売終了)

小型経緯台ミニポルタに、口径95mmのカタディオプトリック式鏡筒を搭載した、ビクセン「ミニポルタ VMC95L」が新発売。特価44,520円(税込)

StarWatching Express:Vol.98 絲綢之路日全食レポート

シルクロード皆既日食のツアーレポートです。

ニュース:天の川銀河のダークマターが「見える」可能性

光でとらえることはできないが、銀河や銀河団を包んでいるとされるダークマター。精密なシミュレーションで、その分布が均質ではなく、銀河よりも小さなスケールの塊や流れが存在するという結果が出た。われわれの天の川銀河の中にも、ダークマターの濃い塊があるとすれば、直接的な手段で検出できるかもしれない。

8月7日

ニュース:火星の土壌中に猛毒の過塩素酸塩を発見か

火星の土壌の分析が続いているが、高濃度の過塩素酸塩が含まれている可能性があるという想定外の発見があった。過塩素酸塩は毒性が強い物質だが、火星生命との関連性は現時点では何とも言えない。天然の物質を検出したのなのかどうかも含め、詳しい分析が待たれる。

ニュース:フェニックス、土壌サンプルを熱して水蒸気を確認

NASAの火星探査機フェニックスは、火星の北極地方で土壌を掘って氷を見つけた。加熱して分析した結果、それが確かに水であるということが明らかとなった。

8月6日

ニュース:最先端のシミュレーションが示す初期宇宙での星形成

宇宙の歴史で最初の数億年は、まだ観測されていない暗黒時代だ。この時代に初めて誕生した天体とはどのような姿だったのか、計算機によるシミュレーションで迫った研究成果が発表された。

星ナビ.com: 金井三男のこだわり天文書評(天文関連書 新刊情報)

新刊情報:
「星空ウォッチング」
「ニュートン 宇宙の法則を解き明かす」
「アストロバイオロジー 宇宙が語る(生命の起源)」
「太陽系はここまでわかった」

ニュース:【お知らせ】この夏限定! ステラシリーズおためしパックと赤色LEDプレゼント

アストロアーツでは、「ステラナビゲータ Ver.8」と「ステライメージ Ver.6」の体験版、さらに解説映像・PDF、実習用天体画像も収録したDVD「ステラシリーズ おためしパック」を、8月5日より期間限定で無料配布している。また、オンラインショップでは天体観察に役立つ赤色LEDプレゼントキャンペーンを実施中だ。

8月5日

ニュース:準惑星「マケマケ」の誕生と、止まない惑星定義の議論

2006年8月に採択された「惑星の定義」で新たに制定された「準惑星」に、4つ目の天体「マケマケ」が加わった。一方で、惑星の定義に反対する天文学者も存在し、アメリカでは大討論会が開催される予定となっている。

ニュース:夏の夜を彩るペルセウス座流星群の流れ星を数えよう!

夏恒例の天文現象、ペルセウス座流星群まで残すところ約一週間。国立天文台では、今年も流れ星を数えるキャンペーンを行う。

ステラシリーズ おためしパック(配布終了)

「ステラシリーズ おためしパック」は、天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ Ver.8」と、天体画像処理ソフトウェア「ステライメージ Ver.6」の体験版を収録したDVDです。さらに、体験版のマニュアル(PDF形式)や、画像処理を実践するためのサンプル画像や解説ムービーも収録し、より「実践的」に試用できます。

8月4日

ニュース:【アストロアーツ製品情報】星ナビ9月号は「夏の現象直前ガイド」と「火星の氷」

星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2008年9月号が、8月5日(火)に発売されます。特集は「火星の氷」。NASAが発表した「火星の水」は、どのように発見されたのでしょうか。機材セレクションは、ケンコーの伸縮式ドブソニアン「スカイエクスプローラー SE 300D」。また、日本天文学会創立100周年を記念して、アマチュアとプロが築き上げた天文学の歴史を振り返りました。気になる夏の天文現象の直前ガイドや、全国星まつり、夏休みイベント情報も充実。

ニュース:彗星発見で賞金ゲット、2008年エドガー・ウィルソン賞は中国の2名に決定

陳・高彗星(C/2008 C1 Chen-Gao)の発見者である中国のアマチュア2名が2008年のエドガー・ウィルソン賞に輝いた。デジタルカメラで新しい彗星を発見し、賞金を手にすることが夢ではないことを証明してくれている。

ニュース:【イベント情報】夏の星空を楽しもう!各地で星祭りや観望会開催

夏の本格的な観望シーズンがやってきた。今年も全国各地で夏の夜空を楽しむイベントが開催される。アストロアーツでは全国の星まつりや研究施設特別公開などの情報を「星ナビ」やウェブで紹介している。また、「原村星まつり」と「胎内星まつり」に出店して製品紹介や特価販売を行う予定だ。