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更新履歴

2013年5月の更新履歴 バックナンバー一覧

5月31日

火星探査ミッションで放射線計測 有人計画に活用

有人宇宙活動に大きく影響する宇宙放射線の計測が、無人火星ミッションで実施されている。こうした成果は、今後の宇宙船開発などで活用される。

投稿画像ギャラリー(17枚)

パンスターズ彗星、夕方の3惑星集合、月面など17枚を公開しました。

ビクセン「アスコット ZR10×50WP 彗星セット」取扱開始(販売終了)

倍率10倍、口径50mmのアスコット ZR10×50WP双眼鏡、長時間の観察で必須の三脚、双眼鏡を三脚に固定するためのアクセサリーのセット。パンスターズ彗星は去りましたが、11〜12月に明るくなると予想されているアイソン彗星に備えてましょう。ビクセン製 価格19,800円

5月30日

土星の衛星ディオネにも地下海が存在する可能性

氷で覆われた土星の衛星ディオネは一見変化に乏しいが、NASAの探査機「カッシーニ」の観測から、その地下に液体の海が存在しているらしいことや、かつて活動的だった可能性があることがわかってきた。

ケンコー・トキナー EOS M用とFUJI X用「Tマウント」新発売(販売終了)

ケンコー・トキナー製NEWスカイエクスプローラーシリーズ、NEW KIDSシリーズの天体望遠鏡に、EOS M、FUJI Xのカメラを装着するときに必要なアダプターが新発売です。特価3,580円

5月29日

打ち上げから5時間39分で宇宙ステーションに

今日の夜明け前(日本時間)に地上を離れたソユーズ宇宙船が、午前のうちに宇宙ステーションに到着。従来は2日かかっていたISSまでの道のりを6時間足らずに縮めた有人ショートカット飛行が、2度目の成功を収めている。

世界最速の天文学専用スパコン「アテルイ」始動

岩手県の国立天文台水沢VLBI観測所で、天文学専用としては世界最速の新スーパーコンピューター、愛称「アテルイ」の本格的な共同利用運用が4月から始まっている。

投稿画像ギャラリー(9枚)

土星、パンスターズ彗星、デスバレーの星景など9枚を公開しました。

5月28日

ハッブルが明らかにしたリング星雲の3次元構造

定年を迎えた恒星が放出した外層ガスが輝いて見える「惑星状星雲」。その代表格ともいえること座のリング星雲の観測から、詳しい3次元構造が明らかになった。

投稿画像ギャラリー(8枚)

パンスターズ彗星、土星、天の川と大気光など8枚を公開しました。

5月27日

氷河期明けの「寒の戻り」は天体衝突が原因?

今から1万2800年前、氷河期から温暖化に向かう途中の一時的な寒冷期「ヤンガードリアス期」は、天体衝突によってもたらされたという説がある。当時の地層に残った小球体を米大学の研究チームが分析したところ、この説を裏付ける結果が出された。

投稿画像ギャラリー(49枚)

パンスターズ彗星、夕空の3惑星集合、太陽、土星など49枚を公開しました。

5月24日

北極星に近づくパンスターズ彗星

太陽から遠ざかりつつあるパンスターズ彗星(C/2011 L4)が、5月末には見かけ上北極星のそばを通過する。27日前後には地球との位置関係で尾が濃く見やすくなり、もうひと注目のチャンスだ。レモン彗星(C/2012 F6)も、明け方の空で見やすくなっている。

2013年6月の星空ガイド

2013年6月の星空ガイドを公開しました。

投稿画像ギャラリー(23枚)

パンスターズ彗星、夕方の3惑星集合、太陽プロミネンスなど23枚を公開しました。

5月23日

110億年前の宇宙に、大銀河同士の合体で星が大量に生まれる現場

およそ110億光年彼方の大銀河同士が衝突し、大量のガスから星が次々と生まれる現場が観測された。大型の楕円銀河は劇的な衝突合体によって作られたという説を有利にするものだ。

自宅で聴ける“生”彗星ゼミナール

星ナビ5月号から連載がスタートした「わかる彗星ゼミ」では誌面とウェブが連動した演習問題「彗星ブートキャンプ」を毎月実施中。レッスン2の解答編が、5月25日(土)に動画で生配信される。誰でも視聴できるので気軽に参加してみよう。

投稿画像ギャラリー(14枚)

パンスターズ彗星、レモン彗星、土星など14枚を公開しました。

5月22日

近づくアイソン彗星、コマ内部の構造も見えてきた

11月末から12月に明るくなると期待されているアイソン彗星(C/2012 S1)は現在、木星軌道より内側まで太陽に近づいてきた。いかにも彗星らしい姿やコマ内部の構造など、宇宙と地上の天体望遠鏡でその詳細がじょじょに明らかになっている。

2013年5月23日 月と土星が接近

5月23日の宵のころから24日の未明にかけて、月齢13の月のそばに土星が見えます。空を見上げて接近のようすを眺めてみましょう。土星は夏ごろまで、宵の空で見やすくなっています。観望会などで環を観察してみましょう。

投稿画像ギャラリー(11枚)

土星、パンスターズ彗星、夕空の3惑星など11枚を公開しました。

ケンコー・トキナー「ミラージュ8×30LTD-MIL 観測セット」新発売(販売終了)

口径30mm、倍率8倍の双眼鏡、三脚、ビノホルダー、スマートフォン撮影補助ホルダーの4つをセットした「観測セット」が新発売。星空や野鳥の観察を気軽に楽しめます。ケンコー・トキナー製 価格6,980円

5月21日

火星探査車「キュリオシティ」、2度目の岩石サンプル採取を実施

NASAの火星探査車「キュリオシティ」が2度目の岩石サンプル採取を行った。過去の火星環境は生命に適していたことが前回の分析結果で示唆されたが、この結果を確認するための試みだ。

新型ロケット「イプシロン」試験機が8月22日打ち上げ

8月はJAXAによる2つの打ち上げに注目しよう。4日にH-IIBロケットでISS補給機「こうのとり」4号機が、22日には新型ロケット「イプシロン」試験機で「惑星分光観測衛星」が打ち上げられる。

投稿画像ギャラリー(16枚)

パンスターズ彗星、レモン彗星、太陽フレアなど16枚を公開しました。

5月20日

月面で肉眼等級の衝突発光を観測

NASAが実施している月面監視プログラムで、肉眼でも見える明るさの閃光が3月17日に観測された。流星体の衝突によるものとみられ、探査機によるクレーターの確認も予定されている。

投稿画像ギャラリー(43枚)

パンスターズ彗星、月面X、土星など43枚を公開しました。

5月17日

系外惑星探査衛星「ケプラー」、姿勢制御の不具合で観測不能に

数多くの系外惑星を発見してきたNASAの探査衛星「ケプラー」が、姿勢制御用リアクションホイールの故障のため観測ミッションを中断している。

2013年5月下旬 水星、金星、木星が大接近

5月下旬、夕方の西の空で、マイナス4等級の金星、マイナス2等級の木星、マイナス1等級の水星が大接近します。3天体の並び方は日々変化し、もっともコンパクトに近づく27日には、3度の視野内にすべて収まってしまいます。高度が低いので、西の空がひらけたところで楽しみましょう。<a href="/special/201305planets/index-j.shtml">特集ページ</a>もご覧ください。

投稿画像ギャラリー(22枚)

パンスターズ彗星、太陽面、銀河など22枚を公開しました。

5月16日

たった2年前にできた火星の天体衝突痕

NASAの探査機による火星表面の観測から、248個の衝突痕が新たに見つかった。統計的に見積もられた小天体の衝突頻度は、火星の地形変化の歴史を知る手がかりとなる。

太陽で大規模フレアが頻発 今後の活動に注意呼びかけ

5月13日から15日までの2日間に太陽表面で最大クラスのフレアが頻発しており、情報通信研究機構(NICT)が今後の注意を呼びかけている。

投稿画像ギャラリー(10枚)

オーストラリア金環日食のベイリービーズ、パンスターズ彗星、太陽プロミネンスなど10枚を公開しました。

5月15日

系外惑星発見の新手法「ビール・アルゴリズム」

「相対論的ビーミング効果」などによる恒星の明るさの変動から、2000光年彼方の系外惑星が発見された。この新手法「ビール・アルゴリズム」では、従来の方法では検知できない惑星も見つけることができる。

投稿画像ギャラリー(21枚)

オーストラリアでの金環日食、パンスターズ彗星、土星など21枚を公開しました。

KOWA製スポッティングスコープ「TSN770シリーズ」取扱開始(販売終了)

興和(KOWA)製スポッティングスコープ「TSN770シリーズ」の取り扱いも始めました。コンパクトボディに77mmXDレンズの搭載により、色収差を極限まで低減しました。ユーザーが求める高性能とコンパクトサイズを実現した万能モデルです。接眼レンズは別売。価格は「TSN-773 PROMINAR 傾斜型」134,400円、「TSN-774 PROMINAR 直視型」126,000円。

KOWA製双眼鏡「BD42-8GR/10GR」取扱開始(販売終了)

興和(KOWA)製双眼鏡「BD42-8GR/10GR」の取り扱いを始めました。明るくクリアな像、高解像力、高コントラストといった高い光学性能と、バードウォッチングや天体観測などの自然観察に求められる使い易い操作性を備えたハイレベルな双眼鏡です。価格は「BD42-8GR」が 51,450円、「BD42-10GR」が54,800円です。

フリース生地のブラケット 「ソラケット」 新発売(販売終了)

ビクセンから四季の星座を迷彩柄にモチーフした、フリース生地のブラケット「ソラケット」が新発売。春夏秋冬のイメージに合わせたピンク、ブルー、グルーン、イエローの4種類。アウトドアのさまざまな場面で役立つ“宙(ソラ)”アイテムです。価格 1,980円

5月14日

15年前に発見された矮新星がスーパーアウトバースト

15年前に発見された矮新星「へび座QZ」が、長期間の増光現象「スーパーアウトバースト」を起こしている様子が今年3月から観測された。推測どおりのタイプの天体であることが確認されたが、その後異例の再増光も示しており、今後の解明が待たれる。

【特集】2013年5月下旬 夕空に水星・金星・木星が集合

2013年の5月下旬、日没後の西の空に、水星、金星、木星の集合が見られます。低空ではありますが、夕空に映える美しい3惑星を見てみましょう。

投稿画像ギャラリー(36枚)

月と木星の接近、球状星団、パンスターズ彗星など36枚を公開しました。

5月13日

ヒヤデス星団の星の燃えかすに見つかった岩石のかけら

おうし座のヒヤデス星団の中にある白色矮星の周囲に、岩石の破片の兆候がとらえられた。系外惑星の検出が難しい星団内で、岩石惑星が存在した証が得られたかもしれない。

板垣さんがきりん座の銀河に超新星2013ccを発見

板垣公一さんが4月28日、きりん座の銀河NGC 1961に超新星2013ccを発見した。今年2個目、通算では82個目の発見となる。

投稿画像ギャラリー(52枚)

月と木星の接近、レモン彗星、みずがめ座η流星群など52枚を公開しました。

5月10日

2つの銀河の間に見つかった中性水素ガスのかたまり

アンドロメダ座大銀河M31とさんかく座の銀河M33の間に、大規模な中性水素ガスのかたまりが複数見つかった。これから銀河に取り込まれ、恒星の材料となるとみられる。

宇宙画像から重力レンズ像を探すプロジェクト「Space Warps」、参加者募集

遠方の天体が手前にある天体の重力により本来とは異なった姿を見せる「重力レンズ効果」は、正体不明の質量源「ダークマター」の分布など宇宙の謎を解き明かす手がかりとなる。その重力レンズ像を観測画像から探し出すプロジェクトが、一般の協力者を募集中だ。

2013年5月12日 細い月と木星が接近

5月12日の日没後、西の空で月と木星が接近します。明るく輝く木星の下の方に、月齢2の細い月が見つかるでしょう。西の空のひらけたところで探してみてください。左(南)側には、オリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスを結んでできる冬の大三角も見えています。

投稿画像ギャラリー(16枚)

レモン(彗星 C/2012 F6)、みずがめ座η流星群、3等台まで明るくなったはくちょう座χなど16枚を公開しました。

5月9日

探査機「メイブン」に載せて、火星に俳句を送ろう

今年11月に打ち上げ予定の火星探査機「メイブン」に搭載する名前と俳句メッセージが、米大学のウェブサイトで募集されている。締め切りは7月1日。

「ハーシェル」がとらえた天の川銀河の最中央部

先ごろ科学観測を終了した欧州の天文衛星「ハーシェル」による赤外線観測から、天の川銀河中心部の高温分子ガスの様子が詳細にとらえられた。超巨大質量ブラックホールの周囲を渦巻きながら、やがては吸い込まれていく運命にあるようだ。

2013年5月10日 金環日食(オーストラリア北部、中部太平洋)

5月10日、オーストラリア北部やニューギニアなどで金環日食が見られます。日本時間では早朝〜午前中の現象となります。インターネット中継などで見てみましょう。

投稿画像ギャラリー(32枚)

みずがめ座η流星群、太陽面、土星など32枚を公開しました。

5月8日

アルマ望遠鏡の日本製アンテナ群が設置完了

南米チリの大型電波望遠鏡「アルマ」で先月26日、日本が担当するアンテナ群16台のうち最後の1台が設置された。アンテナ群や受信機などシステム全体には、昨年亡くなった森田耕一郎教授の業績を称えて「モリタアレイ」の名称が付けられる。

投稿画像ギャラリー(15枚)

パンスターズ彗星、みずがめ座η流星群など15枚を公開しました。

小惑星による恒星食(5/19〜6/15)

5月19日から6月15日までの予報8件を追加しました。

5月7日

7年ぶりの明るい極大を迎えたはくちょう座χ

夜10時すぎに北東の空に現れはじめたはくちょう座。その長く伸びた首の中ほどに位置するミラ型変光星のはくちょう座χが、3等台と7年ぶりの明るい極大をむかえている。いつもと少し違った白鳥の姿を見てみよう。

投稿画像ギャラリー(87枚)

パンスターズ彗星とNGC7822、みずがめ座η流星群、土星など87枚を公開しました。

5月2日

米探査の小惑星は不死鳥「ベンヌ」 9歳少年が命名

2016年に打ち上げ予定のNASAの探査機「オシリス・レックス」が目標とする小惑星が、エジプト神話の不死鳥にちなんで「ベンヌ」と命名された。探査機は2018年にベンヌに到着して観測やサンプル採取を行い、2023年に地球帰還予定となっている。

2013年5月6日 みずがめ座η流星群が極大

毎年ゴールデンウィークの終わりごろに活動するみずがめ座η(エータ)流星群。今年は6日午前10時ごろが活動のピークと予想されているので、5日から6日にかけての夜が見ごろでしょう。出現数はそれほど多くありませんが、空を広く見わたしていれば、東の方角から流れる流星が見つけられるかもしれません。

投稿画像ギャラリー(11枚)

パンスターズ彗星、土星、太陽プロミネンスなど11枚を公開しました。

5月1日

合体銀河から広がる700万度の高温ガス雲

X線天文衛星「チャンドラ」が、衝突銀河「NGC 6240」を取り巻く巨大な高温ガス雲をとらえた。銀河内で続く爆発的な星生成により広がったものと考えられる。

星ナビ6月号は「コンパクト赤道儀で星の写真を撮る」

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2013年6月号は、5月2日(木)発売です。手軽な天体写真のお伴として注目を集めるコンパクト赤道儀を大特集。さっそく入手して、去りゆくパンスターズ彗星の姿をとらえてみませんか? 菅野松男さんの超新星発見や日本天文学会ジュニアセッション、春のプラネタリウムリニューアルなどなど、タイムリーな話題が花開く最新号です。

暗い夜空で輝く貫禄のパンスターズ彗星

予報どおりに暗くなってきているパンスターズ彗星(C/2011 L4)だが、北の空でひと晩中見やすい位置にある。北極星への接近や、尾が見やすくなる地球の彗星軌道面通過など、名残を惜しみつつ楽しもう。

2013年5月 パンスターズ彗星が一晩中見える

パンスターズ彗星(C/2011 L4)は周極星となっていて一晩中見やすい位置にあります。暗くなっているので観察には大きめの双眼鏡や天体望遠鏡が必要でしょう。27日ごろには北極星に接近します。
詳しい星図などは、特集ページをご覧ください。

投稿画像ギャラリー(6枚)

パンスターズ彗星、土星、月など6枚を公開しました。