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更新履歴

2015年11月の更新履歴 バックナンバー一覧

11月30日

スイングバイまであと3日 「はやぶさ2」がとらえた月と地球

12月3日に地球スイングバイを行う小惑星探査機「はやぶさ2」が、11月26日に月と地球を同時に撮影し、画像が公開された。

2016年の天文現象を完全網羅 「アストロガイド 星空年鑑 2016」発売

2016年の注目の天文現象や日々の星空を余すところなく楽しむための必携ムック『アストロガイド 星空年鑑 2016』が11月30日に発売になりました。

2015年12月6日 月と火星が接近

12月6日の未明から明け方にかけて、東の空で月と火星が接近して見えます。上のほうには木星、下にはスピカや金星も見え、月、惑星、1等星が並んでいる様子が楽しめます。

投稿画像ギャラリー:カタリナ彗星、巨大プロミネンスなど47枚

カタリナ彗星(C/2013 US10)、28日頃に見られた太陽の巨大プロミネンス、26日に起こったアルデバラン食、ISSの月面通過など47枚を掲載しました。

11月27日

天体撮影ソフトウェア「ステラショット1.2」を12月中旬発売 ニコンカメラに追加対応

赤道儀とデジタルカメラを制御する天体撮影ソフトウェア「ステラショット」がバージョンアップ。キヤノン製デジタル一眼レフカメラに加えてニコン製のデジタル一眼レフカメラに追加対応した「ステラショット1.2」を、12月中旬に発売いたします。

ステラナビゲータ活用事例「2015年 ふたご座流星群」

2015年のふたご座流星群は12月15日未明が極大。14日から15日にかけては月明かりもなく絶好条件で楽しめます。その見え方や撮影の構図などをステラナビゲータでシミュレーションしてみましょう。

2015年12月4日 月と木星が接近

12月4日の未明から明け方にかけて、東の空で月と木星が接近して見えます。さらに下には火星やスピカ、金星も見え、月から金星まで並んでいる様子が楽しめます。

投稿画像ギャラリー:ロケット雲、カタリナ彗星など38枚

24日に打ち上げられたH-IIAロケットのものとみられる雲、カタリナ彗星(C/2013 US10)、散開星団など38枚を掲載しました。

11月26日

問題解決の糸口となるか、ろ座銀河団に大量の矮小銀河

ろ座銀河団で、暗い矮小銀河が驚くほど多数発見された。宇宙論分野の長年の謎であった「ミッシング・サテライト問題」を解決する糸口になるかもしれない観測成果と期待されている。

【特集】ふたご座流星群(2015年)

冬の定番天文現象「ふたご座流星群」。今年は12月14日から15日にかけての夜間に活動が極大になり、さらに月明かりの影響がまったくないという絶好条件です。ふたご座を中心として、全天あちらこちらに流れ星が飛びます。防寒を万全にし、安全やマナーに気をつけて、ぜひ夜空を見上げてみましょう。

2015年12月の星空ガイド

2015年12月の星空ガイドを公開しました。
全般:カタリナ彗星が4〜5等台/4日:月と木星が接近/6日:月と火星が接近/8日:細い月と金星が大接近/14〜15日:ふたご座流星群が極大/29日:水星が東方最大離角/31日:月と木星が大接近

11月25日

彗星の群れが原因か、ケプラーがとらえた恒星の謎のふるまい

系外惑星探査衛星「ケプラー」による4年間のモニター観測で、KIC 8462852という恒星の光が劇的に暗くなるという風変わりな現象がとらえられた。これまで見られたことがない謎のふるまいで、追加の赤外線観測によると彗星が関係しているかもしれないという。

「2016年ビクセンオリジナル天体カレンダー」 新発売(販売終了)

ビクセンのオリジナル天体カレンダーが新発売。アマチュア天体写真家の応募作品のなかから選ばれた13作品の力作がページを飾る定番のカレンダーです。天体観測に必要な情報やみどころも紹介。特価1,296円

11月24日

地球の周りのダークマターは、長いフィラメント状?

シミュレーション研究から、髪の毛のように細長いフィラメント状のダークマターの存在が提唱された。地球の周りにも多く「生えて」いるかもしれない。

2015年11月下旬 金星とスピカが接近

11月下旬、明け方の東の空で金星とスピカが接近して見えます。高いところに見えている木星や火星などと共に眺めてみましょう。最接近は30日です。

投稿画像ギャラリー:カタリナ彗星、木星など53枚

カタリナ彗星(C/2013 US10)、木星、散光星雲や銀河など53枚を掲載しました。

11月20日

世界初、形成途中の惑星を直接撮像

若い恒星の周囲を取り囲む円盤中に、現在作られつつある形成途中の惑星が見つかった。こうした天体の存在が間接的に示されるのではなく直接撮像されたのは初めてのことだ。

投稿画像ギャラリー:しし座流星群、月、星雲など33枚

しし座流星群、月、オリオン座大星雲、かもめ星雲など33枚を掲載しました。

11月19日

3次元地図から探る太陽系近傍の新たな姿

ヨーロッパの位置観測衛星「ヒッパルコス」のデータから、太陽系近傍に存在する高温大質量星であるOB型星の3次元立体分布図が作られた。太陽系のお隣にあたる領域に新しい星のグループの存在が明らかにされ、オリオン座の星の起源に光が当てられたほか、従来知られてきた「グールド帯」は存在そのものに疑問が投げかけられることになった。

11月18日

西村さん、おおぐま座の銀河に超新星を発見

北海道の西村健市さんが11月15日、おおぐま座の銀河に超新星を発見した。西村さんの超新星発見は昨年8月以来2個目。

投稿画像ギャラリー:流れ星、木星など51枚

流れ星、木星、アンドロメダ座大銀河など51枚を掲載しました。

2016年の天文現象を紹介 「アストロガイド 星空年鑑 2016」 11月30日発売予定(販売終了)

2016年の注目の天文現象や毎月の星空のようすを1冊で紹介したのDVD-VIDEO/ROM付きムック。付録のDVD-VIDEO/ROMにはビデオ番組「2016年の星空案内」やソフトウェア「アストロガイドブラウザ」を収録。価格2,700円 11月30日発売予定。予約受付中。ご予約いただいた方全員に「星空カレンダー2016」と「星空ハンドブック」をプレゼント。

11月17日

太陽系の未来か、白色矮星を取り巻く円盤状構造

12年間にわたる観測で、死を迎えた星とかつてその星の周りにあった小天体との相互作用が初めて詳しく解明された。太陽系も遠い未来にはこのような運命をたどるのかもしれない。

11月16日

22日に音楽と天文学の融合イベント「Music Constellation」

11月22日(日)に東京で、クラシックコンサートと天文学トークの融合イベント「Music Constellation」が開催される。天文学と音楽の共通点と現状にスポットライトを当てたトークとコンサートが楽しめる。

投稿画像ギャラリー:2つのパンスターズ彗星、太陽のダークフィラメントなど62枚

パンスターズ彗星(C/2013 X1、C/2014 S2)、太陽の巨大なダークフィラメント、木星など62枚を掲載しました。

11月13日

すばる望遠鏡、150億kmかなたの太陽系の最遠天体を発見

すばる望遠鏡による観測で、太陽系の最も遠いところに位置すると思われるミステリアスな天体「V774104」が発見された。

今年もやります! アストロアーツ協賛 ふたご座流星群撮影ツアー in 伊豆大島

12月15日未明に極大を迎える今年の「ふたご座流星群」は月明かりの影響がない絶好条件! 今年も光害の影響が少ない伊豆大島で、アストロアーツ協賛のふたご座流星群を観る&撮るツアーを開催、ただいま参加者を募集中です。

11月12日

冥王星に高さ数kmの氷火山らしい2つの山

探査機「ニューホライズンズ」の冥王星フライバイから4か月が過ぎた。当時観測されたデータは現在次々に送られてきており、巨大な氷火山と思われる地形が見つかったり、小さい衛星の奇妙な振る舞いが明らかにされたりしている。

【レポート】「はじめての天体画像処理〜シャープで鮮やかな天体写真に〜」講習会

11月8日(日)東京・池袋コミュニティ・カレッジで、今年3回目の「はじめての天体画像処理」講習会が開催されました。次回は12月12日(土)に「直前 ふたご座流星群撮影入門」の講習を開催します。

2015年11月18日 しし座流星群が極大

11月18日に、しし座流星群の活動が極大となります。18日未明か19日未明が見やすいですが、1時間当たり数個ほどの予想です。冬から春の星座、惑星集合を眺めながら気長に流れ星を待ちましょう。

11月11日

銀河から引きはがされ長くたなびくX線の尾

X線天文衛星「チャンドラ」による観測で、銀河団に属する銀河から引きはがされたX線で輝く尾のようなものが見つかった。尾の長さは約25万光年もあり、X線の尾としてはこれまでに検出されたものの中でもっとも長い。

金星周回軌道投入まで1か月を切った「あかつき」

探査機「あかつき」の金星周回再挑戦まで1か月を切った。「あかつき」は12月6日の昼に姿勢変更を実施し、翌7日に金星周回軌道へ投入される予定である。

天体撮影ソフト「ステラショット」1.0cアップデータ公開

天体撮影ソフト「ステラショット」をアップデートする「1.0cアップデータ」を無償公開しました。星図画面や望遠鏡制御の問題が修正されています。

投稿画像ギャラリー:アンドロメダ座大銀河、散開星団など32枚

アンドロメダ座大銀河、初冬の散開星団、パンスターズ彗星(C/2014 S2)など32枚を掲載しました。

11月10日

メイブンが解明した、太陽風による火星大気のはぎ取り

NASAの火星探査機「メイブン」の観測から、かつては温暖で水が存在したとみられる火星が現在のように冷たく乾燥した惑星となった過程において、太陽風による火星大気のはぎ取りが重要な役割を果たしたらしいことが解明された。

【特集】PCソフト、モバイルアプリのシミュレーションで「はやぶさ2」と旅する

12月3日に地球スイングバイを行う探査機「はやぶさ2」を、PCソフト「ステラナビゲータ10」やiPhoneアプリ「iステラ」などのシミュレーションで追ってみましょう。

星ナビ.com 中野主一さん「新天体発見情報 123」

月刊『星ナビ』2015年12月号に掲載の「新天体発見情報」No.123(ウェブ版)を公開しました。

11月9日

2兆4600億kmの間欠ジェットを吹き出す原始星

アルマ望遠鏡による電波観測で、原始星からガスのジェットが矢継ぎ早に噴出しているようすがとらえられた。ジェットは驚くほど規則正しく噴出と休止を繰り返しており、放出されたガスは、2兆4600億kmもの距離にまで伸びている。

投稿画像ギャラリー:大火球など52枚

おうし座南流星群の大火球、明け方の月と惑星の集合、散光星雲など52枚を掲載しました。

直焦点撮影用アダプター 「直焦ワイドアダプター60DX EOS用」 新発売

接眼部に60mm径のネジを持つ天体望遠鏡の鏡筒に、キヤノン製一眼カメラを接続するためのアダプターが新発売。EFマウント、EF-Sマウントに接続可。EF-Mマウントは接続不可です。ビクセン 製 価格 17,280円

11月6日

85億光年かなたに太陽の1000兆倍の質量を持つ巨大銀河団

85億光年かなたに、質量が太陽の1000兆倍という巨大な銀河団「MOO J1142+1527」が発見された。これほど遠方宇宙に発見された構造としては観測史上最大だ。

天体撮影ソフト「ステラショット」がもっとわかる!製品ページ追補改訂

天体撮影ソフト「ステラショット」製品ページを、皆様からのご質問等をふまえ追補改訂。機能や必要な機材、カメラや望遠鏡の接続、天体導入から撮影までの流れを、画像つきでさらにわかりやすくご紹介します。

投稿画像ギャラリー:おうし座南流星群の火球など32枚

おうし座南流星群の火球、木星、国際宇宙ステーションなど32枚を掲載しました。

ポラリエのより精密な極軸合わせに 「極軸微動雲台」 新発売

星空雲台ポラリエで極軸望遠鏡を使って精密な極軸合わせを行うとき、高度と方位の両方の微動ネジを使って、星空雲台自体を上下左右に少しずつ動かし、精確に極軸を合わせられるアクセサリーが新発売。「星空雲台ポラリエ」および「AP星空雲台」に対応します。ビクセン 製 特価14,850円

11月5日

おかげさまで星ナビは創刊15周年!感謝の記念セール

星ナビは2015年12月号で15周年を迎えることができました。ご声援に感謝し、オンラインショップで記念セールを開催中です。

動画で学ぶデジカメ画像処理・第16回「粗れた画像を「ぼかし」で滑らかに」

『星ナビ』連載記事「星の写真調整」に掲載した画像を使って実際の写真調整の工程を実演・解説した動画です。解説は『星ナビ』と同じく、天体写真家の中西昭雄さんです。
第16回はスムース系の空間フィルタである「ぼかし」フィルタについて、どのような場面で役に立つかを簡単に解説します。

藤川さん、西村さん、山本さんがいて座に新星を発見

香川県の藤川繁久さんが10月31日、いて座に約12等級の新星を発見した。静岡県の西村栄男さんと愛知県の山本稔さんも同じ新星を独立に発見している。

投稿画像ギャラリー:木星など28枚

木星、肉眼黒点群、銀河など28枚を掲載しました。

11月4日

天の川銀河のバルジに、若い星からできた円盤構造

ヨーロッパ南天天文台の望遠鏡「VISTA」による天の川銀河の観測で、これまで知られていなかった円盤状に集まる若い星が発見された。銀河中心のバルジに存在する厚い塵の雲に隠されていたのだが、赤外線で塵を見通すことによって見つかったものだ。

「こんなソフトを待っていた!」天文同好会でステラショット勉強会

10月24日〜25日、君津天文同好会の研修会にて、天体写真撮影支援ソフト「ステラショット」の勉強会が行われました。

投稿画像ギャラリー:ISSと金星火星、パンスターズ彗星など54枚

油井さん搭乗中の国際宇宙ステーションの太陽面通過や金星・火星との接近、パンスターズ彗星(C/2014 S4、C/2013 X1)、小惑星2015 TB145、星雲など54枚を掲載しました。

11月2日

探査機ロゼッタ、彗星に大量の酸素分子を検出

チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を観測中の探査機「ロゼッタ」が、彗星から放出される大量の酸素分子を検出した。驚くべきこの観測結果は彗星形成時に酸素が取り込まれたことを示唆しており、太陽系形成論に影響を与える可能性もある。

星ナビ12月号は「絶対流れるふたご群」と「スカイウォッチャーEQ8」

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2015年12月号は、11月5日(木)発売です。おかげさまで星ナビは創刊15周年。恒例の付録「星空カレンダー」も15年を振り返る特別仕様です。条件最高の「ふたご座流星群」の見どころや、スカイウォッチャー社のドイツ式赤道儀「EQ8」も併せてお楽しみください。

2015年11月上旬 おうし座流星群が活動中

11月上旬ごろを中心に、おうし座流星群の活動が見られます。空が暗いところでも1時間10個程度と数は少ないですが、火球の割合が大きいと予想されており、明るく印象的な流れ星が見えるかもしれません。

投稿画像ギャラリー:小惑星2015 TB145など50枚

1日未明に地球に接近した小惑星2015 TB145の光跡、クレーター、黒点群、銀河など50枚を掲載しました。