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更新履歴

2011年10月の更新履歴 バックナンバー一覧

10月31日

似てる? 宇宙で輝くパックマン星雲

NASAの広域赤外線探査衛星「WISE」が撮影したNGC 281、通称「パックマン星雲」の画像が公開された。

宇宙ステーション補給機「プログレス」、無事再開

30日、ロシアの宇宙ステーション補給機「プログレス」45号機がカザフスタンより打ち上げられた。8月に打ち上げに失敗していたが、無事の再開となった。

群馬の牧場で星を眺める 11月5日に秋の観望会

群馬県の神津牧場天文台では、11月5日(土)に秋の一般観望会を開催する。大自然の中、76cm反射望遠鏡で木星や秋の星雲星団を見てみよう。

2011年11月の星空ガイド

2011年11月の星空ガイドを公開しました。

投稿画像ギャラリー(34枚)

28日の月・水星・金星の集合、木星など34枚を公開しました。

2011年11月上旬 おうし座流星群が活動中

11月上旬ごろを中心に、おうし座流星群が活動しています。「北群」と「南群」があり、10月中旬から11月下旬ごろまでゆるやかな出現が続きます。他の流星群のようにはっきりとした極大日時はありませんが、南群は4日、北群は13日前後が極大のころと予想されています。10月27日が新月なので、それに近い日に観測すると条件が良くなります。

10月28日

すばる望遠鏡が捉えた、恒星の周りの小さな腕

太陽に似た質量を持つ若い星の周りの円盤に、小さな腕が2本ある様子を「すばる望遠鏡」が捉えた。この腕の中にはまだ観測できていない惑星が存在している可能性があり、新しい系外惑星探査の方法の1つになるかもしれない。

「あかつき」、酸化剤を投棄し11月に軌道制御を実施

金星探査機「あかつき」運用チームは、11月に通過する近日点の周辺で姿勢制御用スラスタを使った軌道制御を行う予定だ。リスクの評価を終え、今後は使うことのない酸化剤を投棄することに成功した。最初の軌道制御は11月1日に行う予定となっている。

投稿画像ギャラリー(13枚)

ギャラッド彗星や木星など13枚を公開しました。

2011年10月29日 木星がおひつじ座で衝
10月29日、宵の南東の空で輝いている木星がおひつじ座で衝となります。縞の消失や小天体の衝突など近年話題に事欠かない木星ですが、一晩のうちに位置が変化するガリレオ衛星や大赤斑など、じっくりと観察してみましょう。特集ページもご覧ください。

10月27日

惑星誕生の場所に大量の水が存在?

うみへび座TW星を取り巻く原始惑星系円盤を赤外線天文衛星「ハーシェル」で観測したところ、ダストに存在していた氷から発生した水蒸気がとらえられ、地球の海の数千倍もの水が存在していることがわかった。

投稿画像ギャラリー(11枚)

太陽、人工衛星の軌跡、オリオン座流星群など11枚を公開しました。

2011年10月28日 細い月と金星、水星が接近

10月28日の日没直後、西の空で、月齢2の細い月と金星、水星が狭い範囲に集合します。地平線近くの水星が沈むのが太陽のわずか45分後と、やや難しい条件ですが、夕焼けに映える細い月と2惑星の競演は見ものです。西の空が開けた場所を見つけて双眼鏡で眺めてみましょう。

10月26日

ビクセン「星空雲台ポラリエ(WT)・三脚セット」予約開始(販売終了)

「星空雲台ポラリエ(WT)」と、ポラリエでの撮影のために専用開発した「三脚M-178V」とのセット商品も予約開始。三脚M-178Vは、強度のある三脚と大・小2つの自由雲台(ベルボン雲台:QHD-33、QHD-43)とのセットで、ビクセンとベルボンとのコラボ製品です。デジタル一眼レフカメラがあれば、すぐに「星景写真」を撮ることができます。11月30日発売予定 特価54,600円

ビクセン「星空雲台ポラリエ(WT)」予約開始

天体の動きに合わせて動くモーター駆動のカメラ雲台、ビクセンの「星空雲台ポラリエ(WT)」が11月30日発売予定。星景写真の撮影で威力を発揮します。特価39,800円 またオプションの「ポラリエ極軸望遠鏡」特価14,200円 も予約受付開始。

ちょうこくしつ座で新矮新星が増光

南天の星座ちょうこくしつ座の方向にある、これまで変光星として知られていた星が、矮新星として増光しているのが発見された。すでに変光星として知られていた星が矮新星として観測されるのは非常に珍しいケースと言える。

小惑星による恒星食(11/2〜12/11)

11月2日から12月11日までの予報26件を追加しました。

10月25日

「あかり」がとらえた宇宙最初の星の光

赤外線天文衛星「あかり」が、約134億年前の宇宙でできた第一世代の星の光を検出することに成功した。広い視野かつ複数の波長域で第一世代の星の光が確認されたのはこれが初めてで、宇宙初期における星生成活動の解明につながることが期待される。

宇宙教育実験「スペースラボ」実験提案募集中!

JAXA、NASA、ESAなどの協力のもとISSで行われる宇宙教育実験の内容が、14〜18歳を対象に募集されている。応募された実験は審査され、優勝者の実験は実際にISSで実施される他、豪華な特典が用意されている。

投稿画像ギャラリー(18枚)

オリオン座流星群や木星、天の川など18枚を公開しました。

10月21日

地球の酸素、23億年前の気候変動時に急増していた

地球上のほとんどの生物に欠かせない酸素。その酸素がいつから地球大気に存在していたのかというのははっきりしていなかったが、どうやら23億年前、全球凍結から温暖期に移行する際に急増したことがわかった。酸素が必要な生物誕生の環境を探る上で重要な発見となりそうだ。

X線天文学者のスニヤエフ氏が京都賞を受賞 11月に来日講演

宇宙背景放射の研究や、X線など高エネルギー天文学への多大な貢献により、独マックス・プランク宇宙物理学研究所のスニヤエフ博士に京都賞が贈られる。来月11日と12日にはこれを記念した講演会とワークショップが行われる。申し込みは11月7日まで。

星の手帖社「太陽リングを見よう!金環日食(日食メガネ付き)」新発売(販売終了)

「日食メガネ」に2012年5月21日の全国各地での日食の見え方を示した「金環日食地図」と日食中の欠けた太陽を観察する「太陽ピンホールシート」が付いたセット。星の手帖社 製 日食メガネ1枚版 500円、3枚版 1,000円

投稿画像ギャラリー(13枚)

木星やカノープスなど10枚を公開しました。

10月20日

観測・理論・実験で解き明かされた小惑星の衝突と3つの尾

国立天文台、JAXAなどからなる国際研究チームが「すばる望遠鏡」と「むりかぶし望遠鏡」を用いた観測で、小惑星(596)シャイラに現れた3つの尾の成因を明らかにした。これは理論によるシミュレーション、衝突実験によってなされたもので、小惑星同士が衝突した日付やその方向までもが世界で初めてわかった。

天文ムック「ビジュアル星空案内 宇宙を見る、識る、撮る」10月28日発売予定

星空と宇宙の楽しみ方をやさしく紹介した天文ムック「ビジュアル星空案内 宇宙を見る、識る、撮る」が10月28日発売予定。星空と星座、星雲と星団、天の川と銀河、月と太陽と惑星、天体撮影などについて、50のテーマを解説。星空観察やデジタルカメラでの天体撮影のノウハウなども満載です。価格 1,890円

2011年10月22日 オリオン座流星群が極大

10月22日、オリオン座の右腕のあたりに放射点を持つオリオン座流星群の活動がピークになると予想されています。月明かりの影響が多少はあるものの、明るい流星が見られるかもしれません。それほど多くの流星が飛ぶわけではありませんが、少し長めに夜空を見上げてみましょう。

10月19日

火星はかつて18℃の水が存在していた?

火星隕石に含まれる鉱物の分析により、この鉱物が形成されたのは約40億年前の18℃前後の水の中であるらしいことがわかった。火星の過去の表面近くの温度環境が復元できたのはこれが初めてのことだ。

投稿画像ギャラリー(8枚)

月のクレーター、ISS星景など8枚を公開しました。

【特集】木星とガリレオ衛星

2011年秋から2012年初めにかけて、木星が夜空でひときわ明るく輝いて目立っています。肉眼で眺めるのも楽しいですが、双眼鏡でガリレオ衛星の動きを追ったり天体望遠鏡で縞模様を観察してみると、さらに面白さが増します。

10月18日

宇宙ヨット「イカロス」、逆スピン運用実験に成功!

世界初の太陽帆船「イカロス」は、半年に及ぶ定常運用を昨年12月に終え、現在は後期運用が行われている。推進剤も少なくなり、残された時間で最大限の成果を得るため、10月18日に逆スピン運用実験が行われ、見事に成功した。結果の詳細や今後の運用については解析結果が待たれるが、太陽帆船を運用する上で必要な情報が得られたと期待される。

10月27〜30日に倉敷市で「はやぶさ」カプセル公開ほか特別企画を開催

10月27〜30日の4日間にわたって、岡山県倉敷市の倉敷科学センターで小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセルが公開される。それに合わせて、企画展の開催やプラネタリウム「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」上映枠を大幅に増やすなど、「はやぶさ」をテーマとしたさまざまな企画が開催される。

10月17日

すばる望遠鏡、赤外線主焦点での観測を再開

7月2日の冷却液漏れのトラブルのあと、ナスミス焦点、カセグレン焦点での観測を再開していた「すばる望遠鏡」が、9月22日に赤外線用主焦点での観測も再開した。可視光用主焦点は、数か月後の再開に向けて修復作業が続いている。

いよいよ始動したアルマ望遠鏡とは? 22日と29日に都内で講演会

構想30年、建設8年を経て先月30日にいよいよ初期科学観測を開始した南米チリのアルマ望遠鏡。この世界最大の電波望遠鏡と期待される成果について、研究者のトークを聴ける講演イベントが開催される。

投稿画像ギャラリー(19枚)

10月りゅう座流星群(旧ジャコビニ流星群)、太陽面、木星など19枚を公開しました。

10月14日

赤外線観測衛星「あかり」による世界最大の小惑星カタログを公開

今年6月に科学観測を終了した赤外線天文衛星「あかり」による全天赤外線サーベイ観測の膨大なデータから、小惑星5120個を掲載した世界最大の小惑星カタログが作成された。完成した小惑星カタログは、JAXA宇宙科学研究所から全世界に公開され、誰でも自由に使うことができる。

恒星を引き裂くブラックホール

ブラックホールが、その強い重力によって恒星をばらばらに引き裂いていると考えられる現象がとらえられた。この現象は超高エネルギー宇宙線の発生源という可能性もあり、さらなる研究が期待される。

投稿画像ギャラリー(12枚)

満月の大小比較、太陽や北アメリカ星雲など12枚を公開しました。

2011年10月15日 月とプレアデス星団が接近

10月15日から16日にかけて、月がプレアデス星団に5度以内まで接近します。21時ごろには東の空に上ってきているのが見えます。月齢18の月が明るく、星団の星を肉眼で観察するのは難しいので、双眼鏡で見てみましょう。

10月13日

すばる望遠鏡、惑星と恒星のはざまを繋ぐ:木星のわずか6倍の浮遊惑星も直接観測

国立天文台をはじめとした国際共同チームが、「すばる望遠鏡」による観測で2つの若い星団から褐色矮星を約30個発見した。褐色矮星は惑星と恒星の中間程度の質量を持つ天体だが、今回の発見は星団の中でどのような天体がどれくらい作られているのか、疑問を投げかけそうだ。

マーズエクスプレスが捉えたアレス峡谷

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の火星探査機「マーズエクスプレス」が捉えたアレス峡谷の画像が公開された。風化か浸食によってほとんど消えかかっているクレーターや水が流れた後のようなものが確認できる。

10月12日

人気の大判カレンダー「太陽・月・星のこよみ」(2012年版)新発売(販売終了)

天体写真だけでなく、日の出、日の入、月齢などの日々のデータ、裏面には星空、観測ガイド、天象ハイライト、コラム「地球環境を考える」、「宇宙の詩(そらのうた)」、日本各地の潮汐表などを記載した人気の大判カレンダー。天文と社会の情報が満載です。国際文化交友会 月光天文台 製。 価格1,400円

天王星の自転軸が傾いたのは2回の天体衝突が原因?

自転軸が公転面に対して横倒しになっている天王星。衛星の動きを含めて現在のような姿になるには、1回の天体衝突では不十分であり、地球サイズの天体が2回衝突することで初めて実現することが、シミュレーション研究によりわかった。この結果は従来のモデルと矛盾する部分もあり、外側を公転する海王星の形成過程と併せてさらなる研究が望まれている。

かに星雲のパルサーから超高エネルギーのガンマ線を検出

超新星残骸「かに星雲」のパルサーから、100GeV(ギガ電子ボルト)という非常に大きなエネルギーを持つガンマ線が検出された。パルス天体でこれほど強いガンマ線を出す理論は今のところなく、原因の解明にはより多くのデータや次世代装置を待つ必要がある。

21、22日に国立天文台三鷹キャンパスで「三鷹・星と宇宙の日」を開催

10月21、22日の2日間、国立天文台三鷹キャンパスの施設公開「三鷹・星と宇宙の日」が開催される。今年は「私たちはどこから来たのか〜元素は宇宙をめぐる〜」というテーマで、講演会や普段見ることができない施設の見学を行うことができる。

投稿画像ギャラリー(8枚)

月や木星など8枚を公開しました。

2011年10月13日 月と木星が接近

10月13日から14日にかけて、満月直後の丸い月が、くじら座の頭の上で輝く木星に接近するようすが一晩中見えます。月明かりの眩しいこんな夜には、星を見るのはあきらめて、双眼鏡や望遠鏡で月のクレーターと木星の衛星を楽しんでみましょう。

10月11日

10年以上前の画像から再発見された系外惑星

1998年にハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像を最新のソフトウェアを用いて再解析したところ、3つの系外惑星が写っていることがわかった。最近のデータと比較することで、系外惑星の軌道や質量などさまざまなことがわかりそうだ。

ビーナスエクスプレス、金星大気にオゾン層を発見

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の探査機「ビーナスエクスプレス」が、金星大気の上層にオゾン層を発見した。系外惑星での生命の可能性を探る上で大きな助けとなりそうだ。

筑波から沖縄まで、JAXA秋の施設公開イベントを開催

10月から11月にかけて、JAXAの施設公開が様々な場所で行われる。普段は目にすることのできない施設や、ここでしかできない体験もあるので、ぜひ足をのばしてみよう。10月12日には、JAXAのミッションマネージャーが「地球環境観測」を語るインターネット生放送も行われる。

投稿画像ギャラリー(27枚)

10月りゅう座流星群(旧称ジャコビニ流星群)、本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星、冬の大三角など27枚を公開しました。

10月7日

すばる望遠鏡、誕生10億年後の宇宙に炭素を発見

日本とイタリアの共同研究チームは、すばる望遠鏡を用いた観測により125億光年かなたの電波銀河の光から炭素輝線を検出することに世界で初めて成功した。生命体の基本構成元素である炭素が宇宙で初めて生成されたのはいつなのか、我々の究極のルーツをさらにさかのぼる手がかりとなる。

火星の大気は過飽和? 予想以上の水蒸気が存在する可能性

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の火星探査機「マーズエクスプレス」が火星大気の高度ごとの水蒸気の分布の観測を行った。その結果、火星大気は季節によっては過飽和と呼ばれる状態になっており、これまでの見積もりより10〜100倍程度多い水蒸気が大気に存在していることがわかった。

来年5・21に向け、10月29日に都内で「金環日食シンポジウム」

来年5月21日に日本の多くの地域で見られる金環日食に向け、日食を見るイベントや企画の実行に役立つ内容に焦点を絞った「金環日食シンポジウム」が10月29日に東京の日本科学未来館で開催される。

コンパクトサイズの星図プロジェクター「STAR LIGHT」入荷(販売終了)

人気の天文グッズ「StarPocket(スターポケット)」の姉妹品「STAR LIGHT(スターライト)」が入荷。壁や天井に、1年を通じて北緯30°から60°の地域で見える代表的な18の星と27の星座の名前が入った星図を投影するポケットサイズのプロジェクターです。価格3,700円

投稿画像ギャラリー(6枚)

三裂星雲、富士山とISSの光跡、ヒル彗星など6枚を公開しました。

10月6日

地球の水は彗星から? 彗星の中に地球と同じ組成の水を発見

ハーシェル宇宙望遠鏡が、カイパーベルトを起源とするハートレー彗星(103P)のコマを観測したところ、その水の水素同位体比が地球の海の値と非常に近いことがわかった。原始地球に水を運んだものは隕石か彗星か、という議論に一石を投じそうだ。

投稿画像ギャラリー(6枚)

本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星、月暈とすばるなど6枚を公開しました。

29日に都内で中学・高校教師向けの「宇宙研修」

10月29日、中学・高校の教員を対象とした「宇宙研修」が東京都新宿区で開催される。国際宇宙ステーションでの実験や天体観察の方法について、実践をまじえた解説をきくことができる。

10月5日

すばる望遠鏡が最遠方のIa型超新星を発見

日本の大学などの国際研究チームが、すばる望遠鏡を用いて100億光年以上かなたのIa型超新星を新たに10個発見した。これまで発見された中で最も遠いIa型超新星トップ10のうち、1位を含む9個を占めるものだ。これらのサンプルから、宇宙の歴史におけるIa型超新星爆発の発生頻度の進化や、Ia型超新星の母天体について新たな知見を引き出した。

宇宙の加速膨張の発見で米研究者ら3人がノーベル物理学賞を受賞

10月4日、2011年のノーベル物理学賞が、遠方の超新星観測により宇宙の加速的な膨張を発見した研究者3名に贈られることが発表された。

星ナビ11月号は「世界の星景色」と「ジャコビニ直前ガイド」

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2011年11月号が、10月5日(水)に発売されました。特集では、その土地でその夜にしか見られない星空を探す旅をご案内。10月9日未明に極大となるジャコビニ流星群の観測情報もご紹介します。描き下ろしイラストで紹介するマンガ『宙のまにまに』の完結と、巷で話題のエレーニン彗星崩壊の解説は必見。秋の夜長にぴったり、大満足の32ページ増でお届けします。

投稿画像ギャラリー(13枚)

ギャラッド彗星、さんかく座の銀河M33、木星など13枚を公開しました。

2011年10月9日 10月りゅう座流星群が極大

かつては「ジャコビニ流星群」と呼ばれていた「10月りゅう座流星群」が、10月9日の未明に活動のピークになると予想されています。13年ごとに大出現することがあり、1時間あたり100個近い流星が観測された1998年から13年目にあたる2011年は大いに期待したいところです。月明かりもあり、日本での条件はあまり良くありませんが、連休の中日ですので、少し夜更かし(または早起き)して観察してみましょう。

10月4日

アルマ望遠鏡ついに開眼! 9月30日初期観測がスタート

国立天文台などが参加する国際共同プロジェクトとして南米チリのアタカマ高原に建設中の「アルマ電波望遠鏡」が、いよいよ9月30日に初期観測を開始した。今後さらにアンテナの数を増やし、2013年までに66台体制で本格始動する。

望遠鏡総出で観測、銀河中心ブラックホールの激しい放射

X線、ガンマ線、可視光線と様々な波長を用いて銀河中心にあるブラックホールの観測を100日間行ったところ、紫外線をX線に変換するブラックホール周囲の高温のガスや、低温ガスの塊が飛び出しているのが観測された。

4日深夜、「SOLiVE24」にアストロアーツの大熊正美社長が出演

10月4日の深夜、インターネットチャンネル「SOLiVE24」で毎日深夜放送の「weathernews LiVE」に、アストロアーツの大熊正美社長が出演する。

投稿画像ギャラリー(9枚)

プレアデス星団や木星、アンドロメダ座大銀河など9枚を公開しました。

10月3日

「あかつき」、代替エンジンで金星を目指しつづける

金星探査機「あかつき」運用チームは、9月に行われた軌道制御エンジンのテスト噴射で推力不足を確認し、今後は代替として姿勢制御エンジンによる軌道制御を行っていく方針を明らかにした。当初の予定とは異なる金星周回軌道への投入に向け、観測成果を最大限にするための模索が続けられる。

先陣を切る「リアル派」 20世紀FOX「はやぶさ」映画が1日から公開

多くの人々が感動した小惑星探査機「はやぶさ」の軌跡を描く劇場映画「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス)が、1日から全国で公開中だ。実際のプロジェクトを細部まで忠実に追う「完全コピー」指向で、本物のドラマを追体験させてくれる。

10月末に神奈川県で変光星観測者会議

10月29日と30日、神奈川県平塚市で2011年変光星観測者会議が開催される。

投稿画像ギャラリー(16枚)

アンドロメダ座大銀河、木星、火星とプレセペ星団の接近など16枚を公開しました。