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更新履歴

2013年6月の更新履歴 バックナンバー一覧

6月28日

卵を抱くペンギンのようなペア銀河 Arp 142

銀河の中には、お互いの接近衝突により面白い形に変形して見えるものがあり私たちの目を楽しませてくれる。3億光年彼方にあるArp 142もそのひとつ。卵とそれを抱くペンギンのようにも見えるユニークな姿だ。

アルマ望遠鏡、日本開発の受信機で初の天体画像を撮影

日本が開発した受信機を用いたアルマ望遠鏡の試験観測が今年1月に行われ、400光年彼方の赤ちゃん星を取り巻くガスからの電波をとらえることに成功した。

投稿画像ギャラリー(14枚)

さそり座の星景、夏の大三角、土星など14枚を公開しました。

6月27日

グリーゼ667Cのハビタブルゾーンに複数の系外惑星

22光年彼方にある恒星のハビタブルゾーンに、3つのスーパーアースが見つかった。同一の惑星系のハビタブルゾーンにこれほど多くの惑星が見つかったのは初めてだ。

投稿画像ギャラリー(9枚)

スーパームーンのある景色、ふくろう星雲、土星など9枚を公開しました。

6月26日

ソチ五輪の聖火トーチ、11月に若田さんらと宇宙へ

来年2月にロシアで開催されるソチ冬季五輪の聖火トーチが、宇宙まで運ばれることが発表された。安全上の配慮から点火はされないが、今年11月に日本人宇宙飛行士・若田光一さんらとともに国際宇宙ステーションへ向かう。

投稿画像ギャラリー(9枚)

国際宇宙ステーション、すばる(プレアデス星団)、土星など9枚を公開しました。

6月25日

地球近傍天体の発見数が1万個に到達

地球軌道に近づく小天体(NEO)の発見数が1万個をむかえた。近年は飛躍的に発見数が増えているものの、地球にとって脅威となる天体が発見される可能性はまだ残っており、世界各地で探索が進む。

2013年7月の星空ガイド

2013年7月の星空ガイドを公開しました。

ケンコー・トキナー「ミラージュ 7×50LTD-BK 観測セット」6月27日発売予定(販売終了)

ケンコー・トキナーから、倍率7倍、口径50mmの双眼鏡、三脚、ビノホルダー、スマートフォンを固定する撮影補助ホルダーがセットになった「ミラージュ 7×50LTD-BK 観測セット」が6月27日発売予定。昼間は野鳥や夜は星空観察を楽しめます。価格8,980円

6月24日

福島で強めた「絆」 第43回彗星会議レポート

6月15日、16日の2日間にわたり、福島県田村市星の村天文台などで「第43回彗星会議」が開催された。研究発表や講演、実験工作など、彗星を通じて多くの天文ファン・研究者が絆を深め合ったもようをレポートしていただいた。

投稿画像ギャラリー(10枚)

23日のスーパームーン、太陽の黒点、半年分のアナレンマなど10枚を公開しました。

6月21日

梅雨でも楽しむ、星好きのすごし方

6月後半に入ってようやく梅雨らしい天気になってきた。星空ざんまいの日々もしばらくオフ。実際に見えなくても星や天文を楽しむさまざまなアイテムや方法を紹介しよう。

銀河中心ブラックホールが吹き飛ばす低温の塵

欧州の超大型望遠鏡による観測研究で、銀河中心ブラックホール周辺から低温の塵(ダスト)の風が押し流されているようすが明らかになった。

6月20日

金星の謎の暴風、6年間で大幅に加速

金星全体を吹きわたる謎の暴風「スーパーローテーション」が過去6年間で大幅に加速していることなどを、日本とロシアの研究チームがそれぞれつきとめた。

投稿画像ギャラリー(8枚)

土星、天の川、いて座の星雲など8枚を公開しました。

6月19日

「ステライメージ7」を使った天体画像処理コンテストを開催

アストロアーツでは、散光星雲、銀河、彗星から画像を1つ選んで「ステライメージ7」で美しく仕上げる「天体画像処理コンテスト」を開催します。提供画像をもとに処理を行うので、撮影機材がなくても応募できます。応募締め切りは7月末まで。選考はウェブ投票で行うので、エントリーしなくても、さまざまに処理された天体画像を楽しみながら審査員として参加も可能です。

また、公開される画像処理テクニック(ワークフロー)を使って元画像から同じ処理手順を試したり、画像処理のコツを覚えたりすることができます。天体画像に少しでも興味のある方は、ぜひ注目を。

若い散開星団に発見 微小に明るさが変わる新種の変光星

ヨーロッパ南天天文台で行われた散開星団の観測から、新種の変光星が発見された。見つかった星の変光の様子は現在の理論では受け入れがたいもので、その起源は謎である。

2013年6月下旬 水星と金星が大接近

6月中旬ごろから、日没後の西の空の低いところで、マイナス4等級の金星がひときわ明るく輝いているのが目をひいています。そのすぐ近くには1等級の水星が接近し、並んで見えています。天候に恵まれたら、夕方の西の空を眺めてみましょう。双眼鏡があると水星を見つけやすくなります。

6月18日

赤外線天文衛星「ハーシェル」の運用終了

今年4月に観測ミッションを終えていた欧州の天文衛星「ハーシェル」の運用が、17日に終了した。

ふたご座流星群を生んだ小惑星、現役の彗星だった

12月中旬に明るい流れ星を見せるふたご座流星群の母天体とされる小惑星ファエトン。近年の観測で彗星状の尾が見つかり、現在も彗星として活動中であることがわかった。

2013年6月19日 月と土星が接近

6月19日の宵のころから20日の未明にかけて、月齢11の月と土星が接近している光景が楽しめます。土星は7月ごろまで宵の空で見ごろとなっているので、手持ちの天体望遠鏡や観望会などで環を見てみましょう。

投稿画像ギャラリー(8枚)

土星、岐阜の天の川、太陽プロミネンスなど8枚を公開しました。

6月17日

円盤の中で生まれつつある惑星、従来の理論と不一致

176光年彼方の小さな星を取り巻く円盤に、惑星誕生の兆候とみられる空隙が観測された。中心星からかなり遠い距離にこの惑星がもし存在するなら、従来の惑星形成理論に矛盾が生じる可能性がある。

投稿画像ギャラリー(10枚)

レモン彗星とM31、太陽プロミネンス、富士5合目の天の川など10枚を公開しました。

6月14日

銀河団50個のダークマター分布、「冷たい暗黒物質」モデルと一致

目には見えないものの、重力的な影響からその存在がわかる正体不明の「ダークマター」。50個の銀河団におけるダークマター分布を調査したところ、「冷たい暗黒物質モデル」と呼ばれる理論から予測される分布と一致する結果が示された。

世界の星空を新宿で 24日まで写真展

世界有数の星空ともいわれるニュージーランド・テカポなど世界の夜空の風景を楽しむ写真展が、コニカミノルタプラザ(東京都新宿区)で開催中だ。

夏到来!カメラを持って出かけよう「夏のフォトレシピ」を発売
投稿画像ギャラリー(10枚)

オメガ星雲、レモン彗星、夕空の水星と金星など10枚を公開しました。

6月13日

晴天のスーパーアース

国立天文台・岡山天体物理観測所の2台の望遠鏡を使用した観測から、かに座にあるGJ 3470bと呼ばれるスーパーアース(巨大地球型太陽系外惑星)の大気が世界で初めて観測された。観測データの解析結果から、この惑星には厚い雲がなく、晴れている可能性が高いことが明らかとなった。

わずか10年で眠りについたブラックホール

10年前に周囲のガス物質を旺盛に食べている様子が観測されていた巨大質量ブラックホールが、最近は大人しく眠っていることが観測から明らかになった。

板垣さん、わし座に新たな明るい矮新星を発見

山形の新天体ハンター・板垣公一さんが5月31日、わし座方向に明るい矮新星を発見した。増光がまれな「や座WZ型矮新星」とみられる。

投稿画像ギャラリー(9枚)

レモン彗星、土星、夏の天の川とさそり座など9枚を公開しました。

6月12日

幻の流星雨、再来ならず

1930年にアメリカで目撃された突発的な流星雨が今年6月11日に再出現するとの予測から、条件の良い南北米で観測が行われた。目立った活動は見られなかったが、同じ起源の可能性がある流星がいくつか観測されている。

ステライメージ7の記事や動画をウェブで公開中

ステライメージ7の製品情報ページに、『星ナビ』に掲載された記事などを紹介する「読み物」コーナーを開設しています。誌面の画像を大きく見たい、手順を詳しく知りたい場合などに便利です。
また、「機能紹介」ページでは動画を公開中。オートストレッチなど新機能がどのような効果をもたらすかがよくわかります。

【特集】七夕(2013年)

7月7日は新暦の七夕(たなばた)。年に一度、おり姫星とひこ星が天の川をわたって会うことを許された特別な日とされています。短冊に願い事を書いたら、空を見上げてみましょう。また、いわゆる旧暦に基づく伝統的七夕は8月13日です。

6月11日

「ステライメージ7」の7.0cアップデータを公開

天体画像処理ソフトウェア「ステライメージ7」をアップデートする「7.0cアップデータ」を無償公開しました。ニコン D7100やソニー α99 / NEXシリーズなどのRAWデータ読み込みに対応し、バッチコンポジットやワークフロー機能の不具合修正を行っています。

カッシーニがとらえた、もっとも内側の土星の環

土星の環といえば「カッシーニの間隙」で分けられた明るい部分が目立つが、長時間露出が必要な暗い環にも不思議な謎が隠されている。

2013年6月13日 水星が東方最大離角

日没後の西の空、低いところにマイナス4等級の金星がひときわ明るく輝いています。その金星の左上には、1等級の水星も光っています。水星は6月13日に太陽からもっとも離れて東方最大離角となり、この前後の日に見つけやすくなります。西北西の空がひらけたところで探してみましょう。

投稿画像ギャラリー(22枚)

パンスターズ彗星、土星、天の川の星景など22枚を公開しました。

6月10日

3光年の羽根を広げるバタフライ

一生の最期を迎えつつある星が放出したガスが輝く惑星状星雲。「バタフライ星雲」は、その中でもとりわけ特徴的な美しさを見せる。

古い星の最新観測で、ビッグバン理論がさらに強固に

古い星の観測と理論モデルを併せた研究で、リチウム同位体の量がビッグバン理論の予測と矛盾しないという結果が示された。ビッグバン理論の正当性をより強固にする結果である。

星ナビ.com 新天体発見情報 094(2012年10月/1978年12月〜)

月刊星ナビ2013年7月号に掲載の「新天体発見情報」No.094を公開しました。

投稿画像ギャラリー(31枚)

パンスターズ彗星、レモン彗星とM31、おおぐま座の銀河など31枚を公開しました。

6月7日

惑星成長のカギを握る「安全地帯」を発見

微粒子が合体し惑星などの大型天体に成長していくために必要と考えられてきた「安全地帯」が、400光年先の恒星の観測で初めてとらえられた。数mmサイズの微粒子が彗星のサイズにまで成長するのに適した環境だという。

投稿画像ギャラリー(9枚)

ISSとATV補給機4号、パンスターズ彗星、太陽プロミネンスなど9枚を公開しました。

6月6日

西山さんと椛島さんがさそり座に新星を発見

九州の新天体捜索チーム・西山さんと椛島さんが6月3日、さそり座に新星を発見した。星間物質の影響で赤く光る古典新星とみられる。

投稿画像ギャラリー(10枚)

パンスターズ彗星、レモン彗星、太陽プロミネンスなど10枚を公開しました。

iPhone5でデジスコ撮影を楽しめる「KOWA フォトアダプター TSN-IP5」新発売(販売終了)

KOWAの双眼鏡とスポッティングスコープに iPhone 5 を接続して簡単に望遠撮影を可能にする「フォトアダプター TSN-IP5」が新発売。押し込むだけで簡単に接続、光軸調整などは不要。iPhone5に付属のイヤホンの「+」ボタンでシャッターを切れるのでブレも軽減。iPhone5 でデジスコ撮影を楽しもう。KOWA製 特価5,040円

「スカイエクスプローラーNEWスカイコントローラー SE-AT/GT用」6月27日発売予定(販売終了)

スカイエクスプローラー SE-GT、SE-ATシリーズ対応のコントローラーが登場。惑星、メシエ、NGC、IC天体など4万以上の天体を記憶、1等星を導入して簡単に初期設定が行えるブライトスターアライメント機能も搭載。表示は日本語です。6月27日発売予定 価格29,800円

ケンコー・トキナー「スカイエクスプローラー SE-GT102M」6月27日発売予定(販売終了)

初心者でも扱いやすい自動導入経緯台の天体望遠鏡「スカイエクスプローラー SE-GT102M」が新登場。口径102mmのマクストフカセグレン式。付属のNEWスカイコントローラーで見たい天体を入力すると望遠鏡が自動で捉えて追尾。1等星を導入するだけで初期設定ができるブライトスターアライメント機能も搭載しています。6月27日発売予定 特価69,800円

ケンコー・トキナー「スカイエクスプローラー SE-GT100N」6月27日発売予定(販売終了)

初心者でも扱いやすい自動導入経緯台の天体望遠鏡「スカイエクスプローラー SE-GT100N」が新登場。口径100mmのニュートン反射式。付属のNEWスカイコントローラーで見たい天体を入力すると望遠鏡が自動で捉えて追尾。1等星を導入するだけで初期設定ができるブライトスターアライメント機能も搭載です。6月27日発売予定 特価49,800円

ケンコー・トキナー「スカイエクスプローラー SE-GT70A」6月27日発売予定(販売終了)

初心者でも扱いやすい自動導入経緯台の天体望遠鏡「スカイエクスプローラー SE-GT70A」が新登場。口径70mmの屈折式。付属のNEWスカイコントローラーで見たい天体を入力すると望遠鏡が自動で捉えて追尾。1等星を導入するだけで初期設定ができるブライトスターアライメント機能も搭載です。6月27日発売予定 特価59,800円

6月5日

似て非なる地球と金星、生い立ちから違っていた可能性

生命にあふれる地球と酷暑の金星は、同等の大きさと組成を持つ岩石惑星という共通点がある。生まれてまもなく、どろどろのマグマから冷えて固まるまでは同じ道を歩んだと考えられてきたが、太陽からの距離次第でこの過程に違いが生じるという新たな理論モデルが構築された。

星ナビ7月号は「やっぱり冷却CCDカメラ」

星空を楽しむための月刊「星ナビ」2013年7月号は、6月5日(水)発売です。特集は「やっぱり冷却CCDカメラ」。晴れが少なくてフラストレーションの溜まる季節ですが、そんなときは星ナビを読んで、梅雨の晴れ間や梅雨明けの天体写真撮影のための情報収集をしてみてはいかがでしょうか。

投稿画像ギャラリー(18枚)

パンスターズ彗星、レモン彗星とアンドロメダ座大銀河、干潟星雲と三裂星雲など18枚を公開しました。

6月4日

30m望遠鏡プロジェクト、主鏡を今年度製作開始

2022年の観測開始を目指す30m望遠鏡(TMT)建設準備のための今年度予算措置が行われ、望遠鏡の主鏡製作など建設に向けた本格的な動きが決定した。

月面の強重力場から天体衝突の痕跡をさぐる

NASAの探査機「グレイル」のデータから、月面の重力の強い場所「マスコン」が天体衝突の痕跡であることが確認され、さらにその詳細が明らかになった。

投稿画像ギャラリー(14枚)

パンスターズ彗星、地球に接近した小惑星1998 QE2、夕空の金星と水星など14枚を公開しました。

6月3日

アルマ望遠鏡のミリ波観測で、暗い銀河を15個発見

アルマ望遠鏡によるミリ波観測で、これまで知られていなかった暗い銀河が15個見つかった。従来のミリ波・サブミリ波観測ではとらえられなかった、より「一般的」な銀河と考えられ、宇宙に存在する銀河の全体像の解明に一歩近づく成果である。

地球接近でとらえられた子連れ小惑星

6月1日、大きさ約2.7kmの小惑星が地球から580万kmの距離を接近通過した。レーダー観測画像には数百mサイズの衛星もとらえられている。

投稿画像ギャラリー(44枚)

見事なアンチテイルを見せるパンスターズ彗星、ISSの月面通過、秋田の天の川など44枚を公開しました。

小惑星による恒星食(6/19〜7/5)

6月19日から7月5日までの予報11件を追加しました。

「メタリック ナノパズル」アトランティスとはやぶさが入荷(販売終了)

メタルシートからパーツを取り外し、折ったり差し込んだりして作る手のひらサイズのミニチュアモデル「メタリック ナノパズル」が入荷です。スペースシャトル アトランティスと小惑星探査機はやぶさの2種類。特価 各830円、セットは1,600円