2020年6月中旬 火星と海王星が大接近

このエントリーをはてなブックマークに追加
6月中旬ごろ、未明から明け方の南東の空で、火星と海王星が大接近する。最接近は6月14日ごろ。

星図

6月中旬ごろ、未明から明け方の南東の空で、火星と海王星が大接近して見える。

最接近は6月14日ごろで、2度未満まで近づく。前後の2週間ほどは双眼鏡の同一視野で見ることができるので、火星を目印にして海王星を見つけるチャンスだ。とはいえ、海王星は約8等級なので見やすいというわけではない。月明かりがないなど空の条件の良いときに、火星や周りの星との位置関係を確かめながら探してみよう。

火星は10月6日の地球との最接近まで約4か月となり、0等級よりも明るくなっている。海王星が見つからないとしても、火星だけでもじゅうぶん楽しめるので、継続して観察してみたい。