AstroArts Topics

ヘッドライン

【特集】火星(2025年1月12日 地球最接近)

2024/10/22
2025年1月12日、約2年2か月ぶりに火星と地球が最接近します。約9600万kmまで近づきます。2024年11月から2025年4月ごろまで明るく見え、特徴的な赤っぽい輝きが楽しめます。ふたご座の星々と並んだりプレセペ星団と近づいたりする光景も見ものです。見かけサイズは小さめですが、天体望遠鏡での観察やCMOSカメラでの撮影もしてみましょう。

2024年10月21日 オリオン座流星群が極大

2024/10/21
2024年10月21日、オリオン座流星群の活動が極大となる。10月21日の深夜から22日の明け方が見ごろ。

天文書評&新刊情報『なぜ彗星は夜空に長い尾をひくのか』『天空を旅する星空図鑑』など5冊

連載・読み物
2024/10/21
星ナビ2024年10月号「ほんナビ」で紹介の5冊:📖紫金山・アトラス彗星 完全ガイド📖なぜ彗星は夜空に長い尾をひくのか📖天空を旅する星空図鑑📖神秘的で美しい星図鑑📖こよみハンドブック

ビクセンのフラッグシップ天体望遠鏡の性能を凝縮した「VSD70SS鏡筒」

2024/10/21
天体写真撮影家を主要ターゲットとしつつ、眼視観測派も満足できる性能を兼備した天体望遠鏡「VSD70SS」がビクセンから新発売。

「ステライメージ9」9.0pアップデータ公開 サポートするカメラの追加など

2024/10/18
天体画像処理ソフトウェア「ステライメージ9」をアップデートする「9.0pアップデータ」を公開しました。本アップデータではSONY α7R VやOM SYSTEM OM-1 Mark IIなどのRAW画像読み込みに対応しました。また、いくつかの不具合の修正も行っています。

2024年10月下旬 金星とアンタレスが接近

2024/10/18
2024年10月下旬ごろ、夕方の南西の低空で金星とさそり座の1等星アンタレスが接近する。最接近は10月26日ごろ。

2024年10月23日 月と火星が接近

2024/10/17
2024年10月23日の深夜から24日の明け方、東から南東の空で月と火星が接近する。

アルマ望遠鏡、最も遠い回転円盤銀河を発⾒

2024/10/16
131億光年彼方の初期宇宙に、天の川銀河に非常によく似た大きな回転円盤銀河が見つかった。従来の考え方や理論から示される銀河進化のタイムスケールに疑問を投げかける発見だ。

まもなく極大を迎えるミラ型変光星さんかく座R

2024/10/16
ミラ型変光星のさんかく座Rが11月下旬の極大に向かって急速に明るさを増している。周期が短めでメリハリのきいた光度変化を見せてくれるさんかく座Rを、ぜひ観測してみよう。

木星の衛星を探査、「エウロパ・クリッパー」打ち上げ成功

2024/10/15
10月15日、NASAの探査機「エウロパ・クリッパー」が打ち上げられた。木星の衛星エウロパの表面下にある海などを調べ、生命に適した環境の有無を探る。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

2024年10月 紫金山・アトラス彗星が4等前後

2024/10/11
2024年10月ごろ、紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)が4等前後で見えると予測されている。

「みお」水星スイングバイ時のデータが示す磁気圏の様相

2024/10/10
昨年6月の水星スイングバイの際に探査機「ベピコロンボ」が取得した観測データの解析から、水星の磁気圏内の様々な様相が明らかになった。

2024年10月17日 スーパームーン

2024/10/10
2024年10月17日の宵の満月は、今年見える満月のうちで最も大きな「スーパームーン」となる。

ガス円盤のうねりが示す“原始惑星の時短レシピ”

2024/10/09
アルマ望遠鏡の観測で、原始惑星系円盤の内部に速度の小さな「うねり」が検出された。円盤の重力不安定性で急速に惑星形成が起こるという理論を裏付ける成果だ。

藤川さん、岩本さん、西村さんがエドガー・ウィルソン賞を受賞

2024/10/09
彗星発見者に授与されるエドガー・ウィルソン賞の2019年~2024年受賞者が発表され、日本からは藤川繁久さん、岩本雅之さん、西村栄男さんが受賞した。

二重小惑星探査機「ヘラ」、打ち上げ成功

2024/10/08
10月7日、欧州の小惑星探査機「ヘラ」が打ち上げられた。ヘラは2年前に探査機「ダート」の衝突実験が行われた小惑星「ディモルフォス」に接近し、軌道や衝突クレーターなどを調べる。

まだ目が離せない、再帰新星かんむり座T

2024/10/07
予想されていた新星爆発の期間を過ぎてしまった「かんむり座T」だが、これで爆発が起こらなくなったわけではない。ここまでの状況をまとめておこう。

2024年10月14日 月と土星が接近

2024/10/07
2024年10月14日の夕方から15日の未明、月と土星が接近する。

今年5月に日本で見られたオーロラを発生させた太陽嵐を電波観測

2024/10/04
今年5月に日本などで見られたオーロラを発生させた太陽嵐の伝搬がシミュレーションで再現され、複数の太陽嵐が隣接・合体した高密度領域が各所に形成された可能性が示された。大規模太陽嵐の予測に関わる重要な成果だ。

脈動オーロラの形状と降下電子のエネルギーの関係を解明する観測に成功

2024/10/04
地上と衛星による同時観測から、脈動オーロラの形状、降下電子のエネルギー、磁気圏の電子密度の管状構造の関係が示された。高エネルギー電子の分布の可視化や地球大気への降下メカニズムの解明につながる成果だ。