AstroArts Topics

ヘッドライン

星ナビ初の本格的な連載小説「オリオンと猫」3月号よりスタート

連載・読み物
2025/02/12
「パラサイト・イヴ」や「虹の天象儀」などの作品で知られる瀬名秀明さんが、「星ナビ」で小説の連載を始めました。星の文人・野尻抱影とその実弟で作家の大佛次郎を描きます。

宵空で急増光中、くじら座の変光星ミラ

2025/02/12
この春に極大を迎えると予想されている変光星、くじら座のミラが、この1週間で約1等級も明るくなってきた。観測条件はあまり良くないが、できる限り変化を追ってみたい。

クラシックなデザインのコンパクトなミラーレス「OM SYSTEM OM-3」新発売

2025/02/11
OMデジタルソリューションズが、ミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-3」、高画質単焦点レンズ2点、小型の軽量超望遠ズームレンズ1点とテレコンバーターを同梱した限定セットを3月1日に発売。

原始惑星系円盤の横顔に見えた惑星の種の空間分布

2025/02/10
私たちから見てほぼ真横を向いている原始惑星系円盤をJWSTやアルマ望遠鏡などで高解像度観測した研究により、惑星の種となる微小粒子の分布などが明らかにされた。

小惑星ベンヌの試料からアミノ酸など多くの生体関連分子を検出

2025/02/06
小惑星ベンヌの試料から、アミノ酸や核酸塩基などの生体関連分子が多数検出された。

AIも月にうさぎを見る?なぜ人は月にうさぎを見た?

2025/02/05
AIが月の模様をどのように見立てるかを調べたところ、「うさぎ」とする確率は非常に低いことが示された。人の認識との違いは何か、どのように「月のうさぎ」が広まったのか、興味深い調査結果だ。

世界最高の夜空を配信、マウナケアで2台目のライブカメラ始動

2025/02/05
すばる望遠鏡に設置されている星空ライブカメラに続き、マウナケアで2つ目の星空ライブカメラがカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡に設置された。両カメラがとらえる景色や星空は、24時間YouTubeで配信されている。

2024年度日本天文学会各賞の受賞者発表 大越さん、大野さんら

2025/02/04
日本天文学会から2024年度の日本天文学会各賞の受賞者が発表された。超新星を初めて発見した大越英比古さんと大野眞一さんの2名などが天体発見賞を受賞している。

星ナビ3月号は「すばる食のシーズン」と「瀬名秀明さん連載小説」

2025/02/03
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2025年3月号は2月5日(水)発売です。すばる食の前に観測のポイントをチェック。今月から小説家・瀬名秀明さんの連載小説がスタートします。

準天頂衛星「みちびき6号機」搭載のH3ロケット5号機、打ち上げ成功

2025/02/03
準天頂衛星「みちびき6号機」を搭載したH3ロケット5号機が、2月2日17時30分に種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは計画通りに飛行し、衛星は正常に分離されて所定の軌道に投入された。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

櫻井さんと板垣さん、いて座に新星を発見

2025/02/03
茨城県の櫻井幸夫さんが1月26日、いて座に約9等級の新星を発見した。また、29日には山形県の板垣公一さんが、いて座に約11等級の新星を発見した。

2026年の暦要項発表、3月に皆既月食

2025/02/03
国立天文台から、来年2026年の「令和8(2026)年暦要項」が発表された。3月3日の宵に全国で皆既月食が見られる。伝統的七夕は8月19日、中秋の名月は9月25日。

2025年2月9日 月と火星が大接近

2025/02/03
2025年2月9日の夕方から10日の未明、月と火星が大接近する。

太陽系は近傍の超新星爆発とほぼ同時に誕生した

2025/01/30
アルミニウム26などの放射性同位体を利用した理論研究により、現在の太陽系の近傍で重力崩壊型の超新星爆発が起こり、その直後に太陽系形成が始まったことが示された。

M87ブラックホール周囲の降着円盤の乱流が明るさの変化に影響

2025/01/28
楕円銀河M87の中心ブラックホールの観測とシミュレーションにより、2年間でリングの最も明るい部分が変化したことについて、ブラックホール周囲を回転するガス円盤の乱流が重要な役割を果たしている可能性が示された。

火星の地下氷が豊富な領域を特定、有人探査の着陸候補

2025/01/24
「周氷河地形」と呼ばれる地形に着目した研究で、火星の地下氷が豊富に存在する領域としてアラビア台地などが特定された。将来の火星有人探査の着陸候補地として適した場所になりそうだ。

2025年2月2日 細い月と金星が並ぶ

2025/01/24
2025年2月2日の夕方から宵、西南西から西の低空で細い月と金星が並ぶ。

2025年2月1日 土星食/細い月と土星が接近

2025/01/24
2025年2月1日の12時30分ごろから13時30分ごろ、月が土星を隠す土星食が起こり、南関東などを除く日本の広範囲で見られる。さらに食の後の夕方から宵、西南西の低空で細い月と土星が接近する。

2025年2月上旬 金星と海王星が接近

2025/01/24
2025年1月下旬から2月上旬ごろ、夕方から宵の西南西の低空で金星と海王星が接近する。最接近は2月1日ごろ。

2025年2月の星空ガイド

2025/01/24
見どころ/金星(夕方~宵)、火星(夕方~未明)、木星(夕方~未明)、土星(夕方~宵)/1日昼:土星食/1日夕方~宵:細い月と土星が接近/2日夕方~宵:細い月と金星が並ぶ/9日夕方~10日未明:月と火星が大接近