AstroArts Topics

太陽系

ケレスに過去の海の痕跡

2017/11/02
準惑星ケレスでは水和鉱物が広範囲に広がっており、過去に全球規模の海が存在していた可能性が示された。また、地殻の下に柔らかく変形しやすい層の存在が示唆され、残った液体の痕跡ではないかと考えられている。

観測史上初の恒星間天体か、小天体A/2017 U1

2017/10/30
最近発見された小天体「A/2017 U1」は、その軌道や運動から太陽系外に起源を持つと考えられており、観測史上初の恒星間天体かもしれないという。

火星にねじれた磁場の尾が存在

2017/10/27
火星探査機「メイブン」の観測データから、火星に磁場の尾があり、その尾が太陽風との相互作用でねじれていることが明らかになった。尾を形成するプロセスによって、火星大気の宇宙空間への流出が引き起こされている可能性があるという。

ケレスの有機物の起源

2017/10/23
探査機「ドーン」による観測データとシミュレーションにより、準惑星ケレスの有機物は外から運ばれてきたものではなく、ケレス固有のものである可能性が高いことが示された。

土星のA環を整える7つの衛星のチームワーク

2017/10/20
土星のA環が拡がらないのは衛星「ヤヌス」のおかげだと考えられてきたが、探査機「カッシーニ」の観測データから、7つの衛星によるチームワークによるものであると結論付けられた。

タイタンで起こる激しい嵐と、雲中の有毒なハイブリッド氷

2017/10/19
土星最大の衛星「タイタン」上の嵐が非常に激しいものであることがわかった。嵐の発生頻度はタイタンにおける1年あたり1回以下だが、それでも従来の予想をはるかに上回っている。また、タイタンの南極上空にある薄い雲の中に有毒なハイブリッド氷が存在することもわかった。

月の地下に巨大な空洞、「かぐや」データなどで明らかに

2017/10/18
月探査機「かぐや」の観測データなどの解析から、月の火山地域の地下に複数の空洞の存在が確認された。そのうち一つは「かぐや」が発見した縦孔から数十kmも延びる巨大なものだ。

準惑星ハウメアに環

2017/10/17
準惑星ハウメアが星を隠す現象の観測から、ハウメアの周囲に環があることが明らかになった。太陽系外縁天体としては初めてのことだ。また、ハウメアの大きさが従来の推定よりかなり大きいことなどもわかった。

火星に生命のゆりかごの手がかり

2017/10/16
火星探査機「マーズ・リコナサンス・オービター」の観測データから、約37億年前の火星に熱水環境が存在していた可能性が示唆された。地球における生命誕生の有力候補となっているものと同様の時期と環境だ。

太陽で発生する微小な「ナノフレア」

2017/10/13
太陽X線観測ロケット「FOXSI」による超高感度観測などにより、一見太陽フレアが起こっていないように見える領域で微小な「ナノフレア」が発生していることが明らかになった。コロナ加熱問題の理解につながる発見である。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

「トモエゴゼン」が撮影、地球近傍小惑星2012 TC4

2017/10/13
10月12日に小惑星「2012 TC4」が地球に約5万kmまで接近した。木曽観測所の超広視野高速カメラ「トモエゴゼン」が、この小惑星の軌道決定などを目的として観測を行い、その動画が公開されている。

隕石の分析で火星の火山の噴火回数や成長速度を解明

2017/10/12
火星由来の隕石「ナクライト」の分析から、火星の火山が9000万年間に起こした噴火の回数や、火山の成長速度などが明らかになった。

彩層の速い時間変動とコロナループ加熱の関係

2017/10/11
太陽の彩層に見られる速い時間変動の解析から、この変動がコロナループの加熱に関わっている可能性が示された。

黒点を40年間記録した故・小山ひさ子さん 太陽観測史上の貴重な貢献

2017/10/10
40年間にわたり太陽黒点のスケッチを続けた故・小山ひさ子さんの観測は、アマチュアにはよく知られたものであったが、太陽の活動周期や長期変動に関する研究にも大きな貢献を果たしていることで再評価されている。

探査機「オシリス・レックス」地球と月を撮影

2017/10/02
アメリカの小惑星探査機「オシリス・レックス」が9月23日午前2時ごろ、小惑星「ベンヌ」へと向かう航路変更のための地球スイングバイを行い、その後に撮影した地球や月の画像が公開された。

「あらせ」がとらえた宇宙嵐の発生から終息

2017/09/29
JAXAのジオスペース探査衛星「あらせ」が、9月6日から11日にかけて起こった大規模な太陽フレアに伴う宇宙嵐の、発生から終息までの一連の貴重な観測データの取得に成功した。

連星の核を持つ彗星288P

2017/09/27
ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、小惑星帯に位置する彗星288Pには核が2つあることがわかった。小惑星帯にある彗星で、連星として観測された初めての天体である。

水星に予想以上の氷が存在

2017/09/26
水星の北極付近に3つの大きな氷の堆積物の存在が検出され、その周囲に氷が斑点状に広がっていることも示された。今後のデータ次第で、水星表面の氷の存在量は劇的に増えるかもしれない。

江戸時代の古典籍に記録が残る史上最大の磁気嵐

2017/09/22
江戸時代の日記や文献に残された記述から、1770年に京都で観測された巨大なオーロラを発生させた磁気嵐が史上最大規模であったことが推定された。

宇宙プラズマから電波が発生する瞬間を特定

2017/09/22
NASAの磁気圏観測衛星「テミス」の観測データから、宇宙空間で自然発生する周波数1Hz程度の電波の一種が発生する瞬間が特定された。