AstroArts Topics

太陽系

火星探査機インサイト、掘削を断念

2021/01/21
火星表面に着陸して約2年調査を続けている探査機インサイトは、プローブで地下数mまで掘り進める計画だったが、土壌の特性が予想外だったため掘削作業を断念することになった。

リュウグウは生まれながらにして乾いていたか

2021/01/07
小惑星リュウグウは表面も地下も同じくらい水分が乏しいことが、探査機「はやぶさ2」の観測から明らかにされた。リュウグウの母天体も乾燥していたことが示唆される。

「はやぶさ2」カプセルの残る2室も開封、1cm大の粒子を確認

2020/12/28
「はやぶさ2」カプセルのサンプル容器の開封作業が行われ、第2回着陸時のサンプルを納めた「C室」にも直径1cmに達する黒い粒子が多数入っていることが確認された。

氷天体の環境を左右するガスハイドレートの形成

2020/12/28
低温の水が通常の氷ではなくガスハイドレートという結晶状態になる条件が理論的に解明された。土星の衛星タイタンや冥王星の環境を考察する上で役立ちそうだ。

エウロパの地下海に熱水活動の証拠

2020/12/24
木星の衛星エウロパには、火山のある衛星イオから届くはずの硫酸が見られないが、エウロパの地下海に熱水活動があれば硫酸が除去できることが実験で示された。これは生命に適した環境でもある。

すばる望遠鏡、「はやぶさ2」の次の目標天体を撮影

2020/12/23
すばる望遠鏡が小惑星「1998 KY26」をとらえた。この小惑星は12月6日に地球にサンプルを届けた探査機「はやぶさ2」が拡張ミッションで2031年到着を目指す天体だ。

嫦娥5号、月のサンプルを携え帰還

2020/12/21
12月17日、中国の探査機「嫦娥5号」が月の岩石や砂などのサンプル約2㎏を地球に持ち帰った。サンプルは無事に回収され、分析に向けた準備が始まっている。

大成功!「はやぶさ2」によるリュウグウのサンプルリターン

2020/12/15
「はやぶさ2」のカプセル内に、目視できるサイズの粒子を含むリュウグウからの試料が目標量以上に採取されていて、リュウグウに由来するガスも封入されていたことが確認された。

「はやぶさ2」のカプセルからリュウグウ由来のサンプルを確認

2020/12/14
12月6日に豪州に着陸した探査機「はやぶさ2」のカプセルに、小惑星リュウグウに由来するサンプルが収められていることが確認された。

太陽系形成より古い有機分子を炭素質隕石から検出

2020/12/14
46億年前に太陽系が形成される以前に星間分子雲で作られたと思われる分子「ヘキサメチレンテトラミン」が初めて隕石から検出された。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

「はやぶさ2」のカプセル、JAXAに到着

2020/12/11
12月6日に豪州に着陸した小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルは、8日にJAXA宇宙科学研究所へ到着した。今後、開封と分析に向けた準備が始まる。

「ただいま!」「はやぶさ2」カプセルが地球に帰還

2020/12/07
小惑星リュウグウの試料を収めた探査機「はやぶさ2」のカプセルが豪州に着地、無事に回収された。「はやぶさ2」を地球から離脱させる運用も完了した。

嫦娥5号、月面着陸とサンプル採取に成功

2020/12/04
月探査機「嫦娥5号」は12月1日に月面への軟着陸に成功し、翌2日にドリルとロボットアームによるサンプル採取を実施した。

近赤外線太陽全面像で見たインターネットワーク磁場

2020/12/02
国立天文台の太陽フレア望遠鏡による偏光観測データの分析から、太陽表面の超粒状斑の内部に存在するインターネットワーク磁場の特徴が明らかにされた。

「はやぶさ2」大気圏再突入コースに軌道変更完了

2020/12/01
11月26日に行われた3回目の最終軌道修正で、「はやぶさ2」は地球大気圏に突入する軌道へと移った。

すばる望遠鏡が「はやぶさ2」を撮影

2020/11/26
12月6日に地球へ帰還する探査機「はやぶさ2」の姿を、すばる望遠鏡が今月20日に撮影した画像が公開された。

「はやぶさ2」第3回最終軌道修正へ、カプセル開封も準備完了

2020/11/24
「はやぶさ2」のカプセル回収に向けた最終的な軌道修正が2回完了した。11月26日に予定されている3回目の軌道修正によってカプセルを地球に着地させられる軌道に乗る見込みだ。

中国の月探査機 「嫦娥5号」、打ち上げ成功

2020/11/24
日本時間24日早朝、中国の月探査機 「嫦娥5号」が打ち上げられた。

火星で大規模な砂嵐発生中

2020/11/20
11月13日ごろから、火星で大規模な砂嵐が発生している。現在地球から遠ざかりつつある火星だが、刻一刻と表情を変える様子が観測者たちの注目を集めている。

国際隕石学会が「習志野隕石」を登録

2020/11/20
国際隕石学会は、7月2日未明に関東上空で出現した火球に伴って落下した隕石を「習志野隕石」として正式に登録した。