AstroArts Topics

恒星・銀河

20年で20分の1に暗くなった、100億光年彼方の銀河

2026/04/03
100億光年彼方の銀河の明るさが、20年で20分の1に減少した現象が見つかった。銀河中心のブラックホールへ流れ込むガスの量が急激に減少したことが原因とみられる。

「カシオペヤ座のW」の中心星の、50年来の謎を解明

2026/03/31
X線観測衛星「XRISM」の観測に基づく、カシオペヤ座の中央に輝く2等星の正体や、そこから放射される強力なX線の起源に迫る研究結果が発表された。

光子の到来時刻を100ナノ秒単位で記録する装置「IMONY」

2026/03/30
光子の到来時刻を1000万分の1秒単位で記録する装置「IMONY」によって、かにパルサーが観測され、光パルスのタイミングが変化する可能性を示す結果などが得られた。

天の川銀河辺境の星のゆりかごで宇宙の物質進化を探る

2026/03/24
天の川銀河の外縁部に、原始星を包む分子雲が発見された。この天体では宇宙線が弱く分子の生成に関わる反応がうまく進行しなかった可能性があり、物質進化が星を取り巻く環境に大きく影響を受ける可能性が示された。

太陽そっくりの星たちが明かす、太陽系大移動の道のり

2026/03/19
太陽に似た星々の大規模データの解析から、太陽だけでなく多くの星々が誕生直後に天の川銀河内を大移動した可能性が示された。

XRISMで恒星巨大フレアのX線をとらえた

2026/03/18
日本のX線天文衛星「XRISM」で2個のフレア星の精密なX線スペクトルが得られた。フレアのない静穏期とフレア中のそれぞれで、鉄イオンからのX線が初めてとらえられた。

最大級の電波画像が明らかにする天の川中心部の化学組成

2026/03/16
天の川銀河の中心に存在する、高密度ガスとダストからなる「中心分子雲帯」の最大級の電波画像が作成された。分子ガスの複雑な構造や化学組成を見てとることができる。

合体銀河の中心で暴れ出した怪物ブラックホールの風を観測

2026/03/12
日本のX線天文衛星「XRISM」の観測で、爆発的星形成の段階にある合体銀河で巨大ブラックホールから超高速の風が吹き出す様子が精密にとらえられた。

パルサー周辺で生まれる超高エネルギーガンマ線をとらえた

2026/03/11
パルサー天体「ゲミンガ」の周囲で発生する超高エネルギーのガンマ線が、可視光線の約100兆倍という世界最高のエネルギー領域で初めて精密に観測された。

X線の“こだま”が描き出す巨大ブラックホール周辺の構造

2026/03/09
巨大ブラックホールからのX線が周囲のガスに反射して時間変化する様子が天の川銀河以外で初めて検出され、X線望遠鏡の解像度の限界を超える小さな構造が見つかった。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

初期宇宙のフッ素供給源はウォルフ・ライエ星ではなさそう

2026/03/04
アルマ望遠鏡の観測で、129億年前の銀河からフッ素が検出されなかった。初期宇宙ではウォルフ・ライエ星が主なフッ素供給源とする従来説とは整合せず、供給源は謎のままだ。

45年来の説を否定、極域が赤道より速く自転する星はなさそう

2026/03/03
「富岳」の高精度シミュレーションで、太陽に似た星の自転は「赤道の方が極より速い」状態が保たれ、逆の状態は実現しないことが示された。従来の理論を覆す結果だ。

天の川を撃ち抜く「弾丸」天体を新たに8つ発見

2026/03/02
天の川銀河の円盤部にある分子雲に、高速度で運動する非常に小さな分子ガスが新たに8個発見された。高速の天体集団が分子雲に突入してできた構造とみられる。

ブラックホールと暗黒物質が引き起こす銀河団の「嵐」

2026/02/24
X線天文衛星「XRISM」の観測で、銀河団の内部で暗黒物質と巨大ブラックホールがそれぞれ異なるスケールのガスの「嵐」を引き起こしている様子が精密にとらえられた。

天の川銀河の円盤に向かって落ちる分子雲を発見

2026/02/10
天の川銀河の電波観測で、銀河円盤から垂直に伸びた構造を持つ分子雲が見つかった。銀河ハローから落下した分子雲が円盤ガスとの衝突で加熱されているようだ。

原始星で惑星の材料鉱物が結晶化する現場を初めて観測

2026/02/09
原始星の爆発的な増光で、惑星の材料となるケイ酸塩が結晶化する様子が初めてとらえられた。結晶は原始星のすぐそばで作られ、ガス円盤の外縁まで運ばれるようだ。

ダークマターの分布をJWSTで詳細にとらえた

2026/02/05
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で80万個の遠方銀河をとらえた画像から、ダークマターの分布がきわめて高い解像度で得られた。

硫黄原子を持つ過去最大の星間分子を検出

2026/01/30
天の川銀河の中心部にある分子雲で、硫黄を含む13個の原子でできた環状分子が見つかった。宇宙空間で検出された硫黄化合物としては過去最大の分子サイズだ。

ダークエネルギーサーベイで6年分のデータ解析完了

2026/01/29
6年間で6億個以上の銀河を観測した「ダークエネルギーサーベイ」の全観測データの解析結果が公開された。ダークエネルギーの密度が時間変化しない標準モデルを支持する結果が得られている。

理論上限の13倍の速さで物質を飲み込む巨大ブラックホール

2026/01/26
ブラックホールの成長速度が理論値の10倍以上というクエーサーが見つかった。X線と電波を強く出しており、巨大ブラックホールの成長理論に新たな視点をもたらしそうだ。