AstroArts Topics

太陽系

巨大な嵐が引き起こす土星大気の動悸

2017/12/20
地球にも見られる、惑星大気の赤道域の成層圏で起こる準周期振動について、土星では中緯度域で発生した巨大な嵐の影響で乱れることが観測データから示された。

4種類の光点が示すケレスの地質活動

2017/12/19
ケレスの表面には数百か所の明るい領域が見られる。大きく4種類に分けられる領域の形成過程や時間変化の研究から、ケレスが地質学的に活発な天体であることが示された。

「暗い太陽のパラドックス」に迫る新しいモデル

2017/12/18
太陽の光が弱かったはずの数十億年前にも地球が凍結していなかったという「暗い太陽のパラドックス」の謎に迫るシミュレーション研究が行われ、温室効果を生み出すじゅうぶんな量のメタンが地球や地球に似た系外惑星で生成される確率が明らかになった。

流星が地球大気で爆発するときの振る舞いをシミュレーションで再現

2017/12/18
流星が地球大気に突入し爆発する際の様子がシミュレーションで再現され、2013年のチェリャビンスク事象の詳細なプロセスが明らかになった。大気が衝突天体から地球を守ってくれていることがよくわかる成果だ。

深さ300kmにも達する木星の大赤斑

2017/12/15
探査機「ジュノー」の観測により、大赤斑の根元が雲頂から約300kmもの深さにまで達していることが示された。また、木星にはこれまで知られていなかった2つの放射線帯が存在していることが明らかになった。

42年ぶりに地球水素コロナ全体像の撮影に成功

2017/12/12
超小型深宇宙探査機「プロキオン」に搭載の宇宙望遠鏡「LAICA」がアポロ16号以来となる42年ぶりに地球水素コロナの全体像をとらえることに成功し、地球起源の水素原子が24万km以上遠方まで到達している様子を世界で初めてとらえた。

地球に大量の物質と貴金属をもたらした大規模衝突

2017/12/12
約40億年前の太陽系で起こっていた天体衝突の再現シミュレーションから、これまで考えられていた量の2~5倍の物質が衝突によって地球にもたらされ、金やプラチナなどの貴金属も衝突を起源としている可能性が示された。

青銅器時代の鉄製工芸品は隕鉄で作られていた

2017/12/11
青銅器時代には隕石から隕鉄が採取できることが認識されており、同時代に使用されていた鉄製工芸品のほとんどは隕鉄から作られていたことが明らかになった。鉄鉱石の精錬技術が導入された鉄器時代には、その習慣は廃れてしまったようだ。

太陽系外縁天体の地下海は潮汐加熱で延命

2017/12/08
太陽系外縁天体の地下海の寿命が、衛星との重力作用で起こる潮汐加熱によって延ばされている可能性を示す研究結果が発表された。

宇宙の竜巻、太陽風プラズマを磁気圏へ導く

2017/12/06
衛星「MMS」の観測データとコンピューターシミュレーションから、太陽からの荷電粒子が地球磁気圏にぶつかると磁気圏内外の境界面を攪拌するミクロな渦が発生し、荷電粒子が磁気圏内に入り込む様子が明らかになった。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

カッシーニが探査終了2日前に撮影した「土星への別れ」

2017/11/29
今年9月に13年間の探査を終了した探査機「カッシーニ」 が、土星大気への突入の2日前にとらえた画像が公開された。

急冷化したタイタンのホットスポット

2017/11/29
土星の衛星「タイタン」の南極の上層大気中にあるホットスポットが2012年に急激に寒冷化したのは、大気中の微量ガスの濃縮が原因だった可能性が示された。

奇妙な木星族彗星、本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー

2017/11/28
今年2月に地球に最接近した本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星の赤外線観測から、この彗星は一酸化炭素よりもメタンが多いという珍しい特徴を持つことが明らかになった。

火星の斜面の暗い筋模様、液体ではなく砂の可能性

2017/11/27
火星のあちこちの斜面に気温上昇に伴って現れる暗い筋模様は、これまでは塩を含んだ液体の水と推定されていたが、乾いた砂の流れのような乾燥したプロセスによるものと理解するほうが適切だとする見解が発表された。

恒星間天体「オウムアムア」は細長い葉巻形

2017/11/24
先月19日に発見された観測史上初の恒星間天体「オウムアムア」は太陽系から猛スピードで離れつつあるが、様々な望遠鏡による観測が続けられている。そのデータから、天体の外観や組成などが推測されている。

半世紀以上の観測で判明、静かな太陽は変わらない

2017/11/17
半世紀以上にわたる太陽マイクロ波のモニター観測のデータから、太陽の活動度は極大期では周期ごとに大きく変わるのに対し、極小期では過去5回ほぼ同じであったことが明らかになった。

太陽系誕生時の有機物を含む隕石の非破壊分析に成功

2017/11/16
大阪大学などの研究グループが、地球外有機物を含む炭素質コンドライト隕石を非破壊定量分析することに成功した。「はやぶさ2」が持ち帰る小惑星物質などの分析に、非常に有効な手法となる。

ケレスの内部進化と表面の特徴の関係

2017/11/16
最新の研究によると、準惑星「ケレス」の表面に見られる特徴と内部進化との関係は思った以上に深いようだ。

恐竜絶滅の要因は小惑星の「当たりどころ」

2017/11/14
6600万年前の恐竜絶滅は地球に小惑星が衝突した影響と考えられているが、その衝突位置が少しずれていたら地球の温度変化は異なったものとなり、絶滅はなかったかもしれないという研究成果が発表された。

エンケラドスの地下海で数十億年続く熱水環境

2017/11/13
土星の衛星「エンケラドス」には全球規模の地下海があり、海底で熱水活動が起こっているらしいと考えられている。最新の研究から、エンケラドスの核の多孔度が高ければ、数十億年間は潮汐摩擦によって熱水環境が保たれる可能性が示された。