AstroArts Topics

恒星・銀河

惑星状星雲の中心に3時間周期の連星

2018/10/29
公転周期が3時間強の連星系が惑星状星雲の中心に見つかった。接触しそうなほど接近していることから、物質の流れ込みによって数千年以内には新星爆発を起こすとみられている。

銀河団に落ち込む銀河の星形成が止まる理由

2018/10/25
銀河団に落ち込む銀河では星形成が急に止まることが知られており、その原因として複数のプロセスが考えられている。様々な年代の銀河の観測によると、最大の要因は、銀河団の高温ガスにより銀河内の星の材料が引きはがされることのようだ。

初期宇宙の巨大な原始超銀河団「ハイペリオン」

2018/10/24
誕生から約20億年後の宇宙に、太陽の1000兆倍以上もの質量をもつ原始超銀河団が発見された。「ハイペリオン」と名付けられたこの超銀河団は、初期宇宙の構造としては、これまでに知られている中で最大のものだ。

重力波源とガンマ線バーストは親戚かもしれない

2018/10/23
2015年1月に観測されたガンマ線バースト「GRB150101B」の残光が、2017年8月に検出された重力波「GW170817」の残光とよく似ていることがわかった。これら2つは同じ種類の天体現象かもしれない。

ガンマ線天体をつないだ「星座」をNASAが公表、「ゴジラ」「ふじさん」など

2018/10/23
ガンマ線天文衛星「フェルミ」の運用10周年を記念し、フェルミが観測したガンマ線源を線で結んだ「星座」をNASAが発表した。「ゴジラ座」や「ふじさん座」など日本に因むものも含まれる。

幼い星の周囲に距離が大きく異なる4つの巨大ガス惑星

2018/10/19
200万歳という幼い星の周囲の原始惑星系円盤に、複数の巨大ガス惑星によって作られたと思われる隙間が見つかった。最も外側の惑星は既知のホットジュピターに比べて1000倍も遠いところに存在しており、どのようにしてこの惑星系が形成されたのかが興味深い謎となっている。

謎の高速電波バーストを新たに20個検出

2018/10/18
オーストラリアの電波望遠鏡で「高速電波バースト」と呼ばれる謎の現象が新たに20件観測された。この現象の検出例が一気に約2倍に増える成果だ。

理論予測に合致、連星中性子星を形成する超新星爆発

2018/10/17
中性子星の連星を形成すると考えられる超新星爆発が、過去の観測データから見つかった。ヘリウム層の存在や明るさ、光度変化などが、理論的な予測とよく合致している。

17世紀に目撃された現象の正体は、白色矮星と褐色矮星の衝突

2018/10/16
1670年に目撃された、新星だと思われていた現象は、恒星同士の衝突だったことがわかってきている。アルマ望遠鏡による観測から、この現象で衝突したのは白色矮星と褐色矮星らしいことが明らかになった。

系外惑星の衛星らしい天体を初めて発見

2018/10/10
系外惑星探査衛星「ケプラー」とハッブル宇宙望遠鏡による観測から、太陽系以外の惑星の周りに衛星らしい天体が存在する証拠が初めて得られた。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

ダークマターの正体はブラックホールではなさそう

2018/10/09
遠方の超新星のデータを分析した結果、ダークマターの正体がブラックホールだったとしてもその割合はせいぜい40%程度にしかならず、ダークマターの大部分がブラックホールからなる可能性は低いことがわかった。

銀河間を超高速で飛び回る星々

2018/10/04
位置天文衛星「ガイア」の観測データから、超高速で天の川銀河の近くを移動している星が20個見つかった。そのうち13個は他の銀河から天の川銀河へとやってきたものの可能性がある。

従来の理解に反する、強い磁場を持つ中性子星からのジェット

2018/10/03
電波望遠鏡VLAによる観測で、強い磁場を持つ中性子星からジェットが噴き出していることが確かめられた。従来はこのような天体からジェットは放出されないと考えられており、新たな種類のメカニズムが働いている可能性がある。

ガイアが明かすオウムアムアの故郷

2018/10/02
天文位置衛星「ガイア」のデータから、太陽系外からやってきたとされる天体「オウムアムア」の故郷として4つの恒星が候補に浮上した。

マンガンやニッケルに富むIa型超新星、決め手は質量と金属量

2018/09/28
白色矮星が限界に近い質量を持ち、さらに太陽を超えるような高い金属量を持っていると、Ia型超新星爆発で大量のマンガンやニッケルなどが作り出されることが数値シミュレーションで示された。

すばる望遠鏡HSCで作成、最も深く広いダークマターの3次元分布図

2018/09/27
すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラHSCを用いた観測により、これまでで最も深く広い天域におけるダークマターの3次元分布図が作られ、宇宙の構造の形成度合いを示す物理量が精密に測定された。

太陽のような恒星の自転パターンを初計測

2018/09/27
質量や年齢が太陽と似た恒星の観測から、これらの星の自転速度は太陽と同様に、緯度の高いところよりも赤道のほうが速いことが明らかになった。ただし太陽とは異なり、赤道付近の速度は中緯度に比べて2.5倍も大きいようだ。

数百万個の星の動きに残る天の川銀河の過去

2018/09/26
天文衛星「ガイア」による観測データから、天の川銀河の円盤部に存在する数百万個の星の動きに特徴的なパターンが見いだされた。数億年前に起こった他の銀河との接近遭遇の影響と考えられている。

マゼラン雲はかつて三つ子だった可能性

2018/09/26
大マゼラン雲中の星の大部分は時計回りに動いているが、反時計回りの星も知られている。最新のシミュレーション研究から、その起源が30億~50億年ほど前に大マゼラン雲と合体した未知の銀河である可能性が示された。

広がった赤外線放射が見られる中性子星

2018/09/21
ハッブル宇宙望遠鏡の観測で、ある中性子星の周囲の領域から赤外線放射のみが検出された。中性子星が塵の円盤に取り囲まれている可能性や、パルサー星雲が赤外線だけで見える特異なケースである可能性が考えられている。