AstroArts Topics

恒星・銀河

遠方での暗黒銀河の候補を6個発見

2018/05/29
クエーサーからの放射を利用した観測によって、遠方の宇宙で少なくとも6個の暗黒銀河の有力候補が見つかった。

「プラズマの虫眼鏡」でパルサーを超拡大観測

2018/05/28
6500光年彼方に位置するパルサーと褐色矮星の連星系の電波観測で、パルサーの表面にある2個の電波源を見分けることに成功した。褐色矮星から流れ出す電離ガスが天然の「虫眼鏡」として働くことで得られたユニークな観測成果だ。

TESSが月スイングバイ、カメラテストも実施

2018/05/25
4月に打ち上げられた系外惑星探査衛星「TESS」が5月17日、月をスイングバイして観測軌道へと向かう軌道変更を行った。その際に4つのカメラのうちの1つを使って取得した、20万個以上の星をとらえた試験画像が公開された。

近傍銀河の紫外線サーベイから作られた星団と恒星の初カタログ

2018/05/24
ハッブル宇宙望遠鏡を使った近傍銀河の紫外線サーベイ観測により、銀河内に存在する8000個の若い星団と3900万個の恒星データを含むカタログが作成された。星や銀河の進化を研究するうえで非常に有用な情報となるものだ。

あり星雲からの珍しいレーザー放射

2018/05/23
天文衛星「ハーシェル」による惑星状星雲「あり星雲」の赤外線観測で、星雲の中心にある白色矮星に伴星が存在することを示唆する珍しいレーザー放射が検出された。

2日で太陽1個分の質量を飲み込む早食いブラックホール

2018/05/22
これまで知られている中で最も速く成長する超大質量ブラックホールが122億年前の宇宙で発見された。2日で太陽1個分の質量を飲み込むモンスター級のブラックホールだ。

系外惑星の生命には惑星の傾きや軌道の形も大事

2018/05/21
系外惑星の自転軸の傾きや軌道の形が極端に変化する場合、ハビタブルゾーンに存在する惑星であっても突然の全球凍結が起こりうることが、シミュレーション研究で示された。

ガイアのデータから作られた星々の家族写真

2018/05/18
位置天文衛星「ガイア」の観測データを使い、星団を形作る星々の違いや進化をインタラクティブに楽しめるウェブコンテンツが公開された。

132.8億光年彼方の銀河に酸素を検出、最遠記録を更新

2018/05/17
アルマ望遠鏡などによる観測で、132.8億光年彼方の銀河に酸素が検出された。史上最も遠い酸素検出の記録であり、距離が正確に求められた銀河の最遠方記録も更新する結果である。

38分周期で公転するX線パルサー連星

2018/05/15
国際宇宙ステーションに設置されている中性子星観測装置「NICER」による観測データの解析から、ミリ秒X線パルサーと白色矮星からなる連星が38分周期で互いの周りを回っていることがわかった。この種の連星系としては観測史上最短の周期だ。

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雲のない「快晴」の系外惑星

2018/05/14
チリのVLTを使った分光観測で、大気にまったく雲が存在しない系外惑星が初めて見つかった。

50億年後、太陽が死ぬと何が起こるのか

2018/05/14
約50億年後に太陽が寿命の終わりを迎えると何が起こるのかは、これまではっきりとは明らかになっていなかったが、どうやら暗い惑星状星雲が形成されるらしいことが最新の研究から示された。

系外惑星の大気からヘリウムを初検出

2018/05/11
ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、系外惑星「WASP-107 b」の大気からヘリウムが検出された。太陽系外の惑星でヘリウムが検出されたのは初めてのことだ。

予想以上に早かった、銀河団形成の始まり

2018/05/07
アルマ望遠鏡などによる観測で、120億年以上前の初期宇宙に10個ほどの銀河が密集している原始銀河団が発見された。予想以上に早い時期から銀河団の形成が始まっていたことを示唆する観測結果である。

初期宇宙に1000個を超える暗いクエーサー

2018/05/02
すばる望遠鏡の超広視野カメラによる観測から、120億年前の初期宇宙に1000個以上の暗いクエーサーが発見された。これまでの推定よりも少なく、銀河と超大質量ブラックホールの成長や関連性にも示唆を与える観測結果である。

17億個の星の地図が完成、ガイアの第2期データ公開

2018/05/01
ヨーロッパ宇宙機関の宇宙望遠鏡「ガイア」の観測天体を収録した過去最大のカタログが公開された。約17億個の恒星データが含まれ、天の川銀河の詳細な姿を明らかにするものだ。

銀河団は今でも成長中、基本法則を発見

2018/04/27
銀河団の多くは成長が止まった落ち着いた状態にあると考えられてきたが、ハッブル宇宙望遠鏡の観測データなどを元にした研究で、銀河団は今も成長中であることが明らかにされ、成長の様子を表すシンプルな法則が発見された。

AIを使った遠方銀河の「顔認識」

2018/04/27
ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された遠方銀河の画像に深層学習アルゴリズムを適用することで、その銀河の進化段階を判別するという研究成果が発表された。天文学における高度なAI活用時代の始まりだ。

ハッブル宇宙望遠鏡、打ち上げ28周年

2018/04/26
1990年4月に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡が28周年を迎えた。毎年恒例となっている記念画像として、今回はカラフルな干潟星雲の一部が公開されている。

赤色超巨星に予想外の強力な磁場

2018/04/25
赤色超巨星は大きく膨らんでいて回転が遅いことなどから、強い磁場は持たないと予測されていたが、特異な赤色超巨星「おおいぬ座VY星」の電波観測から、強力な磁場が世界で初めて検出された。