AstroArts Topics

恒星・銀河

黒い岩肌がむき出しの熱い惑星

2019/08/22
宇宙望遠鏡「スピッツァー」の赤外線観測により、地球に似た系外惑星の表面の様子が初めて明らかになった。大気はほぼ存在せず、暗い色の火山岩に覆われているようだ。

孤立した超大質量星が起こした不可思議な超新星爆発

2019/08/20
太陽の200倍もある超大質量星の超新星爆発が観測された。見つかった場所は母銀河から遠く離れていて、従来の理論では説明できないことだらけの不思議な天体だ。

初期宇宙の「見えない」銀河をアルマで多数発見

2019/08/09
アルマ望遠鏡の観測により、星形成の活発な巨大銀河が110億年以上前の宇宙で39個発見された。従来の銀河形成理論に再検討を迫る成果だ。

宇宙の3次元地図作成に活躍、日蘭共同開発の電波受信機「DESHIMA」

2019/08/08
日本とオランダが共同開発した電波受信機「DESHIMA」がチリ・アステ望遠鏡に搭載された。非常に広い周波数帯域の電波を一度に受信しながら分光を行うことが可能となり、銀河の距離測定など多様な電波天文観測を実現することが期待される。

31光年彼方のスーパーアース

2019/08/07
探査衛星「TESS」などの観測により、地球から31光年という近距離に3つの惑星を持つ惑星系が発見された。いずれも地球の数倍程度の大きさとみられており、岩石質で大気があれば液体の水も存在する可能性があるという。

金属元素が流れ出すラグビーボール型の惑星

2019/08/06
ハッブル宇宙望遠鏡の観測により、系外惑星の大気からマグネシウムと鉄が流れ出す様子が初めてとらえられた。

かに星雲から観測史上最高エネルギーのガンマ線を検出

2019/08/02
チベットに設置された観測装置により、かに星雲から高エネルギーのガンマ線が検出された。最大450テラ電子ボルトにも達しており、これまでの最高記録の6倍も高い。

新種族の天体を大量に発見、ミッシング・バリオンの可能性

2019/08/01
ハッブル宇宙望遠鏡でとらえた画像を用いて「宇宙の明るさ」のゆらぎを解析したところ、これまでゴミと思われていた光の点が、新たな種族の天体であることが明らかになった。従来の観測では把握できなかった「ミッシング・バリオン」かもしれない。

星の生産工場はとても希少

2019/07/31
天の川の大規模分子雲サーベイプロジェクト「FUGIN」の観測データから、星の生産現場となる高密度ガスの量が、低密度ガスに比べて非常に少ないことが明らかになった。

フレアが惑星に及ぼす影響を定量的に評価

2019/07/19
恒星表面で発生するフレアが惑星に及ぼす影響が、モデルに基づいて定量的に評価された。惑星の大気や磁場により影響は大いに異なり、太陽系から最も近いプロキシマケンタウリの惑星は厳しい環境にあるとみられる。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

若い星の周りで見つかった、衛星を作る周惑星円盤

2019/07/18
アルマ望遠鏡を使った観測で、若い星を巡る惑星を取り巻く「周惑星円盤」が初めてとらえられた。衛星系を作る元になる構造と考えられている。

大質量原始星を取り巻くガス円盤の姿

2019/07/16
太陽の10倍重い原始星を取り巻くガスの様子が、アルマ望遠鏡の観測により真上から高解像度でとらえられた。ガス円盤の非対称な構造や、外側から円盤に向かってガスが落下していることなどが明らかにされている。

初めてとらえられた銀河団衝突の瞬間

2019/07/16
X線天文衛星「すざく」や電波望遠鏡などを用いた観測で、銀河団同士が衝突するときに発生する衝撃波が初めて観測された。銀河団の形成と進化の過程を理解するうえで重要な成果となる。

すばる望遠鏡FOCASに「面分光」機能が追加

2019/07/10
すばる望遠鏡の微光天体分光撮像装置「FOCAS」に「面分光」という新機能が加えられ、この6月から共同観測利用が始まった。

超高速で回転する、クエーサー中心のブラックホール

2019/07/09
X線天文衛星「チャンドラ」による観測で、クエーサーの中心に存在する超大質量ブラックホールが光速に近い速さで回転していることを示す証拠がとらえられた。

特異な爆発を示した古典新星

2019/07/04
2017年6月に爆発を起こした新星「ASASSN-17hx」のタイプが、観測時期に応じて変化するという非常に珍しい特徴を持つことが、インドネシア・ボッシャ天文台の観測で明らかになった。

惑星誕生の現場をピンポイントで特定

2019/07/03
若い星を取り巻く原始惑星系円盤の中に、周囲より電波を強く放つ小さな場所が1か所発見された。惑星が今まさに形成されていると考えられる現場を初めてピンポイントで特定したものとみられる。

天の川銀河の最遠端が見えてきた

2019/06/26
すばる望遠鏡による広域観測データから、天の川銀河の円盤部分を取り囲むハローの半径が約52万光年と見積もられた。

銀河円盤と同じように回転するハローのガス

2019/06/25
典型的な星形成銀河50個を数年かけて観測した結果、銀河を取り巻く冷たいハローガスは、たいていの場合銀河円盤と同じ方向に回転していることを示す初の直接的な観測的証拠が得られた。星形成の燃料を銀河円盤がどのように得て成長しているのかという、これまでの謎が解明された。

観測史上最遠の合体銀河の証拠

2019/06/21
131億光年彼方の銀河に存在する酸素、炭素、塵から放射される電波がアルマ望遠鏡により観測され、3種類が揃った検出例として最遠の記録となった。銀河が合体中であることも確かめられ、合体銀河としても観測史上最遠となった。