AstroArts Topics

恒星・銀河

水のない息詰まる成層圏を持つ系外惑星

2017/12/06
ホットジュピターの一つ「WASP-18 b」は、一酸化炭素が充満し水がほとんど存在しない成層圏に包まれているようだ。

史上最深の分光観測で72個の銀河を新発見

2017/12/05
超大型望遠鏡VLTに搭載の分光器MUSEがハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールドを観測し、史上最も深い分光サーベイによって、新発見の72個を含む1600個の銀河の距離などを調べた。

超大質量ブラックホールの傍らで生まれた幼い星々

2017/12/04
天の川銀河の中心の超大質量ブラックホールから3光年以内という極めて近い場所に、生まれたばかりの原始星が11個発見された。このような激しい環境でも質量の小さな星が誕生しうることを示唆する興味深い結果だ。

矮小楕円銀河の星の動きから暗黒物質に迫る

2017/12/01
ハッブル宇宙望遠鏡と位置天文衛星「ガイア」の観測データから、天の川銀河の伴銀河の一つ「ちょうこくしつ座矮小銀河」内の星の動きが高精度で計測され、暗黒物質の分布や銀河の運動などが明らかになった。

磁場で抑制される銀河中心での大質量星形成

2017/12/01
銀河中心のリング構造中に見られる星形成領域と磁場の強さの関係を調べたところ、磁場が強いところほど大質量星の形成が抑えられるという傾向が観測された。理論モデルの問題点を解決する一つの説明となるかもしれない。

星の進化と共に大きく膨らんだホットジュピター

2017/11/30
赤色巨星の周りを回る、木星よりやや大きいが質量は木星の半分しかない惑星が2つ見つかった。高温の巨大ガス惑星「ホットジュピター」がなぜ大きいのかについて解明する手掛かりの1つとなるかもしれない。

衛星「ガイア」のデータから発見、シリウスの隣の新星団

2017/11/22
位置天文衛星「ガイア」の観測データから、これまで検出されていなかった大質量星団が発見された。そのうち1つはシリウスのすぐそばにある。

地球に似た組成の大気を持つスーパーアース

2017/11/21
地球から約40光年離れた系外惑星「かに座55 e」が厚い大気に覆われており、その組成が地球のものに似ている可能性を示す観測結果が発表された。

11光年彼方に温暖な地球サイズの系外惑星

2017/11/20
約11光年彼方に、地球サイズの系外惑星「Ross 128 b」が発見された。温暖な環境にあると考えられる惑星としてはこれまでに見つかったもののなかで2番目に地球に近く、今後バイオマーカー探しのターゲットとして期待される。

10億歳の宇宙に、大質量スターバースト銀河のペアが存在

2017/11/20
宇宙がほんの10億歳だったころの初期宇宙に、珍しい大質量のスターバースト銀河が発見された。追加観測の結果、単独と思われた天体の正体は、合体する運命にある2つの巨大な銀河であることが明らかになった。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

JWSTの初期科学観測ターゲットが明らかに

2017/11/17
2019年春に打ち上げが予定されているジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の、初期科学観測のターゲットが明らかにされた。

銀河団と太陽で同じ化学組成、高温ガスが語る超新星爆発の歴史

2017/11/15
X線天文衛星「ひとみ」の観測から、ペルセウス座銀河団中心部の鉄属元素の組成比が太陽と同じであることが明らかになった。銀河団の高温ガスの元素組成比は太陽の値と異なるとする従来の説を覆す研究成果だ。

超新星からの光のエコー

2017/11/14
2014年1月に発生した超新星SN 2014Jをハッブル宇宙望遠鏡が2年以上にわたって追跡観測し、超新星の周りに「光のエコー」が広がっていく様子をとらえた。

無数の銀河の深宇宙画像に小惑星の「フォトボム」

2017/11/10
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した無数の銀河の画像中に、複数の小惑星もとらえられていた。スナップ写真などに無関係な人が写り込んでしまう「フォトボム」の、いわば宇宙版だ。

天の川銀河に漂う星間ダストによる光散乱の異方性を解明

2017/11/09
天の川銀河内の星間ダストによる散乱光と熱放射の明るさの比は、天の川に近づくほど大きくなる。星間ダストによる光散乱の異方性や星間ダストの温度を考慮した新しいモデルで、この変化の原因が解明された。

小さな中心星の周りに巨大ガス惑星NGTS-1 b

2017/11/08
チリ・パラナル天文台に設置されている観測設備「次世代トランジットサーベイ(NGTS)」が初めて系外惑星を発見した。質量の小さなM型矮星の周りを回る巨大惑星は、従来の理論からすると意外な存在だ。

宇宙からの直接観測で3テラ電子ボルトまでの高精度電子識別に初成功

2017/11/07
国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームに搭載された高エネルギー電子・ガンマ線観測装置「CALET」で、これまで測定が困難だったテラ電子ボルト領域において、3テラ電子ボルトまでの高精度エネルギースペクトルの測定に成功した。

スターバースト銀河の心臓部に個性豊かな星間物質の塊

2017/11/06
活発な星形成が進むスターバースト銀河の心臓部をアルマ望遠鏡で観測したところ、活発に星を生み出している星間物質の塊が8個並んでいる姿が鮮明にとらえられた。多種の分子ガスからの放射が見られる塊もあれば、分子の種類がかなり少ないものもあり、個性豊かな様子が明らかになった。

酸化アルミニウムが豊富な、死にゆく星の塵形成と恒星風加速

2017/11/02
漸近巨星分岐星と呼ばれる年老いた軽い星の多くでは、周りに酸化アルミニウムダストが豊富に見られる。本来少ないはずの物質が豊富な理由について、アルマ望遠鏡による観測から原因が探られた。

酸化チタンの雪が降る系外惑星

2017/11/01
ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、系外惑星「Kepler-13 A b」の夜側で酸化チタンが雪のように降っていると考えられることがわかった。