AstroArts Topics

恒星・銀河

ティコの超新星の原因、残骸の膨張速度にヒント

2021/01/12
X線天文衛星チャンドラの観測で、Ia型超新星である「ティコの超新星」の残骸の膨張速度が急激に減少していることがわかった。爆発メカニズムを解明する手がかりとなりそうだ。

「子宇宙」から生まれた原始ブラックホールがあるかも

2021/01/08
宇宙の誕生直後にたくさんの「子宇宙」が生まれ、これが収縮して原始ブラックホールになったという理論が提唱された。ダークマターの正体はこうしてできた原始ブラックホールかもしれないという。

宇宙空間でイオンが電子より高温になる理由を解明

2020/12/22
太陽風やブラックホール周辺などで見られるプラズマでは、イオンの方が電子より高温になっている。そのメカニズムが初めてシミュレーションで明らかにされた。

134億光年彼方の銀河を同定、観測史上最遠記録を更新

2020/12/18
ケック望遠鏡の分光観測により、おおぐま座の銀河GN-z11の赤方偏移が正確に求められ、この銀河が134億光年の距離にあることが確認された。これまでに観測されたなかで最遠の銀河となる。

ガイアとすばる望遠鏡で実現、効率的な系外惑星捜索

2020/12/17
位置天文衛星「ガイア」のデータで惑星などが存在しそうな恒星を効率的に絞り込み、すばる望遠鏡の新しい撮像装置で観測するという手法で、初めて褐色矮星が見つかった。

太陽系「第9惑星」と類似?中心から遠く弾かれた系外惑星

2020/12/16
一周に1万5000年もかかる軌道を巡る系外惑星がある。この惑星が奇妙な軌道に至った経緯を調べれば、太陽系の果てにあるとされる仮想の「第9惑星」に関する手がかりが得られるかもしれない。

18億個の天体を含む「ガイア」最新データ公開

2020/12/10
あらゆる天体の位置情報などを含む、天文衛星「ガイア」の最新データが公開された。宇宙における天体の位置や動きだけでなく、宇宙の歴史までもが見えてくる。

100億年前の光から鉄とマグネシウムの存在量を推定

2020/12/09
宇宙に存在する鉄などの重元素は、それを生成した星の痕跡でもある。宇宙初期までさかのぼって元素の量を調べることで、宇宙最初の恒星に迫れるかもしれない。

宇宙空間におけるニュートリノの運動の高精度シミュレーションに成功

2020/12/08
宇宙を高速で飛び交うニュートリノの集団的な運動を高精度にシミュレーションする計算手法が開発され、スーパーコンピューターとの組み合わせにより世界で初めて6次元数値シミュレーションが達成された。

位置天文学の高精度化を実現、VERAプロジェクト20年の成果

2020/12/03
国内4か所の電波望遠鏡が連動して高解像度の観測を実現するVERAの成果をまとめた論文集が発表された。天の川銀河のスケールを従来より精度よく決定することなどに成功している。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

ガンマ線連星中のコンパクト天体はマグネターの可能性

2020/12/03
ガンマ線連星「LS 5039」に着目した研究で、連星中のコンパクト天体が強磁場を持つ中性子星「マグネター」である可能性を示す結果が得られた。

宇宙背景放射に暗黒物質・エネルギーの「指紋」の可能性

2020/12/01
暗黒物質や暗黒エネルギーの正体を解明する手がかりとなる「パリティ対称性の破れ」の兆候が、宇宙マイクロ波背景放射の分析から得られた。

宇宙の距離を測定する最長の「ものさし」

2020/11/27
特定の条件を満たすガンマ線バーストは、残光の変化とガンマ線の強さに一定の関係があることがわかった。Ia型超新星よりも遠くの天体の距離を測定するのに使えるかもしれない。

紫外線で生み出される、銀河中心ブラックホールから吹く風

2020/11/25
銀河中心の超大質量ブラックホールから吹き出すガスが、ブラックホールの周りで生み出される紫外線の光の力によって誕生し加速されていることがシミュレーション研究で実証された。

銀河団の衝突で4億度に加熱された超高温ガス

2020/11/19
銀河団同士の衝突によって銀河団ガスが4億度もの超高温に加熱されている様子が、すばる望遠鏡などの観測から明らかにされた。

宇宙の大規模構造中のガス、80億年で温度が3倍上昇

2020/11/18
宇宙の大規模構造中の高温電子ガスの観測から、ガスの平均温度が過去80億年間に約3倍上昇したことが示された。

電波で初めて見つかった褐色矮星

2020/11/16
高感度の電波望遠鏡による観測で、温度の低い褐色矮星が発見された。電波観測で褐色矮星が直接見つかったのは初めてだ。

宇宙初期における銀河たちの急成長

2020/10/30
宇宙誕生からわずか10~15億年という早い時期に、塵を多く含み形の整った成熟した銀河が存在していたことがアルマ望遠鏡の観測で判明した。

天の川銀河中心のブラックホールはゆっくり自転

2020/10/27
天の川銀河の中心にある超大質量ブラックホール「いて座A*」の回転は、周囲に顕著な影響を与えるほど速くはないようだ。

記録的に重元素が少ない球状星団

2020/10/21
水素とヘリウム以外の重元素が異常に少ない球状星団が、アンドロメダ座大銀河の周縁で見つかった。宇宙初期の恒星や銀河の形成に関する理論に疑問を投げかける結果だ。