AstroArts Topics

その他

【訃報】X線天文学を開拓、リカルド・ジャコーニさん

2018/12/17
12月9日、X線天文学の創始者の一人で、2002年に小柴昌俊さんらとともにノーベル物理学賞を受賞した天体物理学者のリカルド・ジャコーニさんが死去した。享年87。

IAU、宇宙膨張の法則名として「ハッブル・ルメートルの法則」を推奨

2018/11/01
従来「ハッブルの法則」と呼ばれてきた宇宙膨張に関する法則の名称について、国際天文学連合では今後「ハッブル・ルメートルの法則」と呼ぶことを推奨すると発表した。ハッブル以前に同様の成果を発表していたルメートルの貢献を称えるものだ。

豪雨の爪跡に降ったペルセウス座流星群

2018/10/12
7月に西日本の広域を襲った豪雨は各地に痛々しい傷跡を残した。日本公開天文台協会への報告によると、公共の望遠鏡そのものが被災した例はなかったが、アクセス道路の崩壊や地元地域の被災に配慮した大規模イベント等の中止が相次いだ。

NASA設立から60年

2018/10/11
「平成」終了まで約半年。日本でも一時代の区切りを迎えようとしている今年、天文学・宇宙開発をリードする組織の一つ「NASA」が10月1日に設立60周年を迎えた。

誕生!京都大学岡山天文台「せいめい」望遠鏡

2018/09/14
この夏、岡山県に東アジア“最大”となる京都大学の光学赤外線望遠鏡「せいめい」が誕生した。世界初の独自技術によって開発された注目の望遠鏡だ。

岡部隕石、クラウドファンディング支援者募集中!

2018/09/05
今から60年前の1958年11月26日、畑作業中だった親子のすぐそばに落下した岡部隕石。現在、埼玉県深谷市の落下地点に記念碑を建立するため、クラウドファンディングで資金を募っています。

【追悼】ペルー天文学の父 石塚睦先生

2018/08/16
いまから60年前にペルーへ渡り、生涯をかけてペルーの天文学の発展に尽力された日本人天文学者・石塚睦先生が6月に永眠されました。

新天文学専用スーパーコンピューター「アテルイII」運用開始

2018/06/06
国立天文台天文シミュレーションプロジェクトが新型の天文学専用スーパーコンピューター「アテルイII」の本格運用を6月1日から開始した。

愛称は「せいめい」、京大3.8m望遠鏡

2018/04/24
岡山県で設置が進められている京都大学の口径3.8m望遠鏡の愛称に、平安時代の陰陽師・天文博士の安倍晴明にちなんだ「せいめい」が公募で選ばれた。

仙台市天文台の番組「星空とともに」第二章をクラウドファンディングで支援

2018/04/18
東日本大震災の記憶を伝えるプラネタリウム番組「星空とともに」。仙台市天文台では、プロジェクトの第二章を始めるためのクラウドファンディングをスタートさせました。受付は5月18日まで。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

西表石垣国立公園、日本初の「星空保護区」に認定

2018/04/05
沖縄県の西表石垣国立公園が、国際ダークスカイ協会の「星空保護区認定制度」に基づき、日本初の星空保護区として認定された。

【訃報】宇宙物理学者 スティーブン・ホーキングさん

2018/03/14
宇宙物理学者のスティーブン・ホーキングさんが3月14日に死去した。享年76。

【訃報】三鷹光器株式会社 代表取締役会長 中村義一さん

2018/02/20
三鷹光器株式会社代表取締役会長の中村義一(なかむらよしかず)さんが2月12日に死去されました。享年86。

【訃報】初代国立天文台長 古在由秀さん

2018/02/13
初代国立天文台長で天文学者の古在由秀(こざいよしひで)さんが2月5日に死去されました。享年89。

2019年の暦要項発表、1月と12月に日本でも日食

2018/02/01
国立天文台から、来年2019年の「平成31(2019)年暦要項」が発表された。1月と12月に全国で日食の部分食が見られる。伝統的七夕は8月7日、中秋の名月は9月13日。

2017年 天文宇宙ゆく年くる年

2017/12/28
インスタ映えする天文イベント。空前絶後の恒星間天体。35億、どころではないはるか彼方の宇宙に思いをはせた一年ももうすぐ終わり。2018年もお天気が忖度してくれることを祈りながら2017年を締めくくろう。

ホログラム箔で輝く「天体シリーズ」切手を発行

2017/12/21
日本郵便株式会社では、2018年2月7日から特殊切手「天体シリーズ 第1集」を販売する。馬頭星雲やヘール・ボップ彗星など美しい画像の切手10枚がセットになっており、ホログラム箔が使用されているシートは、角度を変えると光を反射して光るデザインだ。

小松英一郎さん「2018年基礎物理ブレークスルー賞」受賞

2017/12/14
月刊「星ナビ」で「宇宙の地平線の向こうに ~HORIZONを越えて~」を連載中の天文学者・小松英一郎さんが、WMAP科学チームのメンバーとして基礎物理ブレークスルー賞を受賞しました。

あなたの観測が天文学研究に寄与、新望遠鏡「eVscope」

2017/11/10
米・SETI研究所と仏・Unistellar社により、天文ファンによる観測が最先端の天文学に寄与する新しい望遠鏡「eVscope」の商品化が進行中だ。

チベット山頂に望遠鏡を設置「HinOTORIプロジェクト」

2017/10/23
広島大学が中国と共同で進めてきた「HinOTORI」プロジェクトが10月6日、望遠鏡の設置を完了した。チベット自治区内の標高5100m地点から、重力波天体やニュートリノ天体などを観測する予定だ。