AstroArts Topics

ヘッドライン

惑星が誕生するタイミングをとらえる

2023/06/30
アルマ望遠鏡の観測で、誕生から1~10万年しか経ってない原始星の周囲では惑星形成の兆候が乏しいことが明らかになった。惑星系の形成は中心星の誕生後約10~100万年で急激に進むことを示している。

星ナビ8月号は「星空ダイアリー2023夏」と「星景写真用レンズの最新トレンド」

2023/06/30
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2023年8月号は7月5日(水)発売です。綴じ込み特別付録「星空ダイアリー2023」でこの夏の天文現象を楽しみつくそう!「星景写真用レンズの最新トレンド」は14ページ大特集で、レンズごとの使いこなしや作画のヒントを紹介。

板橋区立教育科学館にデジタルプラネタリウム「ステラドームプロ」導入

2023/06/30
東京都板橋区の「板橋区立教育科学館」のプラネタリウムに、この春から新たにアストロアーツの「ステラドームプロ」が導入されました。

X線天文画像を鮮明にする新手法

2023/06/29
X線望遠鏡が撮影した画像を解析し、再合成する新しい手法が開発された。この手法を天文衛星「チャンドラ」が撮影した超新星残骸カシオペヤ座Aの画像に適用し、鮮明化に成功した。

太陽の熱対流が磁場をねじり、フレアを起こす

2023/06/29
太陽の表面に黒点が作られるとき、その下に伸びる磁力線は太陽内部の熱対流によってよじられることがコンピューターシミュレーションで示された。こうして発生した磁場のねじれはフレアの原因となる。

生まれたての太陽系を超新星爆発から守った盾

2023/06/26
太陽系の形成中に、付近で超新星爆発が起こったことがわかっている。濃い星間ガスがひも状に集まった「分子雲フィラメント」が、爆発の衝撃波から太陽系を守る盾になったかもしれない。

探査機「ベピコロンボ」が3回目の水星フライバイ

2023/06/23
日欧の探査機「ベピコロンボ」が6月20日に3回目の水星フライバイを行い、水星の上空236kmの距離を通過した。

2023年7月上旬 金星と火星が接近

2023/06/23
2023年6月下旬から7月上旬ごろ、夕方から宵の西の低空で、金星と火星が接近する。最接近は7月1日ごろ。

2023年7月の星空ガイド

2023/06/23
主な現象/金星(夕方~宵)、火星(夕方~宵)、木星(未明~明け方)、土星(深夜~明け方)/1日ごろ:金星と火星が接近/10日ごろ:火星とレグルスが大接近/12日:月と木星が大接近/16日ごろ:金星とレグルスが接近/20日:細い月と金星が並ぶ

重い星は軽い種からできる

2023/06/22
大質量星の誕生が予測される領域で見つかった「星の種」の99%以上は、星形成に必要な質量が不足していた。種は星より重いという従来のモデルに反し、大質量星の種はさらにガスを集めて成長するようだ。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

銀河団の衝突で解放される莫大なエネルギー

2023/06/21
衝突を始めたばかりの銀河団をX線と電波で観測した結果、巨大な衝撃波で莫大なエネルギーが解放され、そのエネルギーが粒子の加速や磁場の増幅に使われている様子がとらえられた。

オンライン講習会「天体画像処理 完全マスター」を開催

2023/06/21
アストロアーツは7月1日(土)・2日(日)に、オンライン講習会「天体画像処理 完全マスター」を開催します。

こだわり天文書評『日本人宇宙飛行士』『地球外生命を探る』など7冊

連載・読み物
2023/06/20
金井三男さんによる『日本人宇宙飛行士』『時間の終わりまで』の2冊のレビューと、星ナビ2023年6月号「ほんナビ」の『地球外生命を探る』『宇宙電磁流体力学の基礎』など5冊のレビューを公開。

夜明け前のミラを観測しよう

2023/06/20
くじら座の長周期変光星ミラが明け方の空に見えるようになってきた。今シーズンは極大を過ぎたとみられるが、どのくらいの明るさになっているか確かめてみたい。

油井さん2度目の宇宙へ

2023/06/19
宇宙飛行士の油井亀美也さんが2024年ごろに国際宇宙ステーションに長期滞在することが発表された。油井さんの宇宙飛行は2015年に続いて2度目となる。

エンケラドスの地下海に大量のリンが存在

2023/06/16
探査機「カッシーニ」のデータと実験から、土星の衛星エンケラドスの地下海に生命の必須元素であるリンが大量に存在する証拠が見つかった。

天体望遠鏡も作れる!ナノブロックの新シリーズ

2023/06/16
日本で生まれた超ミニサイズブロック「nanoblock(ナノブロック)」から、宇宙飛行士の山崎直子さんやビクセンが監修した「宇宙」シリーズが発売となる。

宇宙再電離の現場を初めて直接観測

2023/06/15
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、約129億年前の宇宙で若い星形成銀河が周囲の銀河間ガスを電離している様子を観測した。銀河が宇宙再電離を引き起こしている現場が初めてとらえられた。

公式ブログ:「CANP2023」お疲れ様でした

連載・読み物
2023/06/15
CCD Astronomy Networkが開催する、年に一度開催される情報交換イベント「CANP2023」に参加しました。CANPの感想と合わせて、CANPで発表した次期ステライメージのPython対応について紹介します。

2023年6月22日 細い月と金星、火星が接近

2023/06/15
2023年6月22日の夕方から宵、西の低空で細い月と金星、火星が接近する。