AstroArts Topics

ヘッドライン

中性子星合体から1秒間の変化を高精度シミュレーション

2023/07/14
中性子星同士の合体を、合体後1秒間という過去最長にわたって計算するシミュレーションが行われた。重力波と電磁波の同時観測に加え、理論モデルを確立することで、合体の過程についての理解が深まりそうだ。

星座八十八夜 #5 宝石のように輝く美しい星座「かんむり座」

連載・読み物
2023/07/14
〈かんむり座〉は7つの星がきれいな半円形に並んだ星座。神話では宝石をちりばめた冠だと伝えられています。

公式ブログ:ペガスス座51番星系で新星座を考える

連載・読み物
2023/07/14
時は3121年、星座制定委員会の委員である「アケオ・ヤマガタ」は、恒星間連絡船「アケボノ」のグランドビュー席に佇みながら、眼前に迫るペガスス座51番星(51Peg)の輝きを眺めていた。

塵の塊が衝突するだけでは惑星の種にならない

2023/07/13
数値シミュレーションにより、固体微粒子が一定以上集まった塊同士は衝突しても跳ね返ってしまい、合体しにくいことがわかった。惑星の種となる微惑星の形成シナリオに重要な示唆を与える発見だ。

【特集】ペルセウス座流星群(2023年)

2023/07/13
一番の見ごろは13日の宵から14日の明け方にかけて。月明かりの影響が小さいという好条件で、多くの流れ星が飛ぶと期待されます。安全やマナーに気をつけて、ぜひ星空を見上げ、流れ星を待ってみましょう。

昔ながらの環境が残る星団の「人口調査」

2023/07/12
天の川銀河の外縁部にあり、元素の組成が100億年前の宇宙に近い大星団で「星の人口調査」が行われた。太陽系近傍の星形成領域と比べると重い星の割合がやや高い一方、太陽より軽い星も多かった。

2023年7月20日 細い月と金星が並ぶ

2023/07/12
2023年7月20日の夕方、西の低空で細い月と金星が並ぶ。

電波観測装置と量子コンピューターに共通する部品の超小型化を実証

2023/07/11
国立天文台の研究チームが、信号の逆流を防ぐ部品である「アイソレータ」の超小型化を実現する技術の実証に成功した。この技術は電波観測装置に加え、量子コンピューターへの応用も期待される。

星座八十八夜 #4 「うしかい座」の五月雨星は、全天4位の輝き

連載・読み物
2023/07/11
オレンジ色に輝く〈うしかい座〉の1等星アルクトゥールスは、日本では梅雨の季節に目立つので「五月雨星」という呼び名もあります。

2023年7月19日 細い月と水星が接近

2023/07/11
2023年7月19日の夕方、西北西の低空で細い月と水星が接近する。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

生まれたての星をくるむ、3枚重ねのパンケーキ状構造

2023/07/10
生まれて間もない原始星系の円盤をアルマ望遠鏡で観測した結果、3層からなるパンケーキのような構造や、円盤から中心星へ物質を供給する役割を果たす渦巻構造の腕らしきものが見つかった。

棒渦巻銀河の棒は、星形成を抑制する

2023/07/07
棒渦巻銀河の中心を貫く棒の部分では、星の材料が存在するにもかかわらず、渦巻き部分に比べて星が生まれにくい。棒構造に由来するガスの激しい運動が、星形成活動を抑制しているらしい。

本物を体験する「星つむぐ家」クラウドファンディング

2023/07/07
「一緒に星を見ること」は、人々の心の支えや人生における大きな経験になります。八ヶ岳山麓に、すべての人が安心して満天の星に出会える宿泊コテージ「星つむぐ家」を建設中です。

星ナビ8月号 連載「銀ノ星」の掲載写真訂正

連載・読み物
2023/07/07
7月5日発売の「星ナビ」2023年8月号の連載「銀ノ星」にて掲載した写真が誤っていました。お詫びして訂正いたします。

2023年7月中旬 金星とレグルスが接近

2023/07/07
2023年7月上旬から下旬ごろ、夕方から宵の西の低空で、金星とレグルスが接近する。最接近は7月16日ごろ。

星座八十八夜 #3 織り姫と彦星を橋渡し「はくちょう座」

連載・読み物
2023/07/06
織り姫ベガ、彦星アルタイルをへだてる天の川の上に横たわるのは〈はくちょう座〉。その姿は「北十字」とも呼ばれています。

星座八十八夜 #2 七夕の「彦星」がいる「わし座」

連載・読み物
2023/07/06
七夕物語の彦星(牽牛)は、〈わし座〉のアルタイルです。ギリシア神話にも、わし座にまつわるお話があります。

「宇宙の灯台」を乱す低周波重力波の証拠

2023/07/05
複数のミリ秒パルサーの長期精密観測から、数年に1度の周期でしか振動しない低周波数の重力波が宇宙のあらゆる方向から飛来している有力な証拠が得られた。

本屋大賞作家・辻村深月さんの天文小説『この夏の星を見る』

連載・読み物
2023/07/05
コロナ禍で青春を過ごす若者たちが、星を見ることでつながる物語。星ナビ8月号では作者インタビューを掲載しています。

爆発が近づいてきた再帰新星かんむり座T

2023/07/05
再帰新星のかんむり座Tの新星爆発がいよいよ近づいてきたとみられています。来年には爆発し、2等級で輝く様子が目撃できるかもしれません。