AstroArts Topics

ヘッドライン

成長中の巨大ブラックホール周辺を電波で観測

2023/07/24
活動銀河の一種「セイファート銀河」の電波観測から、成長途中の巨大ブラックホールの周りにあるガスが電波に影響を与える様子が初めて観測された。

2023年7月31日 みずがめ座δ南流星群が極大

2023/07/24
2023年7月31日、みずがめ座δ南流星群の活動が極大となる。30日深夜から31日明け方が見ごろ。

ジャコビニ・チンナー彗星の塵が壊れにくいわけ

2023/07/21
ジャコビニ・チンナー彗星の観測から、この彗星のダストは放出後もほとんど壊れていないことがわかった。豊富な有機分子がダストの形を保つ「のり」の役割を果たすようだ。

星座八十八夜 #7 夏の夜空の大きな釣り針「さそり座」

連載・読み物
2023/07/21
〈さそり座〉は赤い1等星・アンタレスが目印!アルファベットの「S」の形をした、夏を代表する星座です。

オンライン講習会「ペルセウス座流星群の撮影」を開催

2023/07/21
アストロアーツは7月29日(土)に、星景写真家の北山輝泰さんによるオンライン講習会「ペルセウス座流星群の撮影」を開催します。

2023年7月下旬 水星とレグルスが大接近

2023/07/21
2023年7月下旬ごろ、夕方の西の低空で、水星とレグルスが大接近する。最接近は7月29日ごろ。

132億年前の銀河の暗黒星雲と巨大空洞

2023/07/20
ビッグバンからわずか6億年後の宇宙に存在した銀河で、暗黒星雲と散光星雲の分布がとらえられた。巨大な星団が誕生し、相次ぐ超新星爆発で巨大な空洞が形成されている可能性がある。

こだわり天文書評『ワンルームから宇宙をのぞく』『セントエルモの光』など9冊

連載・読み物
2023/07/20
金井三男さんによる『ワンルームから宇宙をのぞく』『アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル』など3冊のレビューと、星ナビ2023年7月号「ほんナビ」の『天文学者は星を観ない』『セントエルモの光』など7冊のレビューを公開。

リュウグウの炭酸塩に、母天体が独特な環境で進化した形跡

2023/07/19
小惑星リュウグウの試料に含まれる炭酸塩鉱物の分析結果から、リュウグウの母天体では温度や酸素濃度などの変化を伴いながら水と岩石が反応していたことが明らかにされた。

インドの月探査機「チャンドラヤーン3号」、打ち上げ成功

2023/07/18
インド宇宙研究機関の月探査機「チャンドラヤーン3号」が7月14日に打ち上げられ、予定の軌道へ投入された。8月下旬には露、米、中に次ぐ4か国目の無人月面着陸を目指す。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

星座八十八夜 #6 全天で一番の勇者「ヘルクレス座」

連載・読み物
2023/07/18
ギリシア神話で最も多くの冒険をした勇者、〈ヘルクレス座〉。数多くの星座の物語と関係がある面白い星座です。

いて座に今年3個目の新星、中村さんが独立発見

2023/07/18
いて座に今年3個目となる、約10等級の新星が出現した。三重県の中村祐二さんが独立に発見している。

中性子星合体から1秒間の変化を高精度シミュレーション

2023/07/14
中性子星同士の合体を、合体後1秒間という過去最長にわたって計算するシミュレーションが行われた。重力波と電磁波の同時観測に加え、理論モデルを確立することで、合体の過程についての理解が深まりそうだ。

星座八十八夜 #5 宝石のように輝く美しい星座「かんむり座」

連載・読み物
2023/07/14
〈かんむり座〉は7つの星がきれいな半円形に並んだ星座。神話では宝石をちりばめた冠だと伝えられています。

公式ブログ:ペガスス座51番星系で新星座を考える

連載・読み物
2023/07/14
時は3121年、星座制定委員会の委員である「アケオ・ヤマガタ」は、恒星間連絡船「アケボノ」のグランドビュー席に佇みながら、眼前に迫るペガスス座51番星(51Peg)の輝きを眺めていた。

塵の塊が衝突するだけでは惑星の種にならない

2023/07/13
数値シミュレーションにより、固体微粒子が一定以上集まった塊同士は衝突しても跳ね返ってしまい、合体しにくいことがわかった。惑星の種となる微惑星の形成シナリオに重要な示唆を与える発見だ。

【特集】ペルセウス座流星群(2023年)

2023/07/13
一番の見ごろは13日の宵から14日の明け方にかけて。月明かりの影響が小さいという好条件で、多くの流れ星が飛ぶと期待されます。安全やマナーに気をつけて、ぜひ星空を見上げ、流れ星を待ってみましょう。

昔ながらの環境が残る星団の「人口調査」

2023/07/12
天の川銀河の外縁部にあり、元素の組成が100億年前の宇宙に近い大星団で「星の人口調査」が行われた。太陽系近傍の星形成領域と比べると重い星の割合がやや高い一方、太陽より軽い星も多かった。

2023年7月20日 細い月と金星が並ぶ

2023/07/12
2023年7月20日の夕方、西の低空で細い月と金星が並ぶ。

電波観測装置と量子コンピューターに共通する部品の超小型化を実証

2023/07/11
国立天文台の研究チームが、信号の逆流を防ぐ部品である「アイソレータ」の超小型化を実現する技術の実証に成功した。この技術は電波観測装置に加え、量子コンピューターへの応用も期待される。