AstroArts Topics
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「宇宙の星形成史を辿る」研究をクラウドファンディングで支援しよう
2016/04/20
徳島大学の古屋玲さんたちを中心とした研究チームがクラウドファンディングで寄付を募っている。星や惑星系形成における磁場の役割を解明するためにハワイの天文台でサブミリ波による観測を計画しており、そのための渡航費用を支援するというものだ。
「ひとみ」姿勢異常の推定メカニズムを公表
2016/04/18
依然として状態が確認できない状況が続いているX線天文衛星「ひとみ」について、JAXAは15日に記者発表を行い、衛星の姿勢異常の発生から物体の分離に至るまでの有力な推定メカニズムを公表した。
「ひとみ」をすばる等で観測、通信は依然復旧せず
2016/04/11
通信異常状態に陥っているX線天文衛星「ひとみ」の状況について、JAXAは8日に記者発表を行った。現在「ひとみ」は約5秒に1回と高速回転しているとみられており、減速しないと通信復旧が難しい。しかし、異常発生後に短時間ながら電波を3回受信できたことから、衛星本体の一部機能が残存している可能性がある。国内外の多数の機関と協力し、衛星の状態の把握や通信復旧の試みが続けられている。
X線天文衛星「ひとみ」が通信異常
2016/03/28
2月17日に打ち上げられた日本のX線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)が通信異常状態に陥っていることが明らかになった。3月26日の運用開始時に衛星からの電波が正常に受信されず、その後も衛星の状態が確認できていないという。JAXAでは対策本部を設置し、通信の復旧と原因調査を進めている。
X線天文衛星「ひとみ」打ち上げ成功
2016/02/17
X線天文衛星「ASTRO-H」を載せたH-IIAロケット30号機が、17日午後5時45分に種子島宇宙センターから打ち上げられた。打ち上げは無事に成功し、ASTRO-Hの名称は「ひとみ」と発表された。
国立天文台が2017年暦要項発表 8月8日未明に部分月食
2016/02/01
国立天文台から、来年2017年の「平成29(2017)年暦要項」が発表された。8月8日の未明に全国で部分月食が見られる。また8月22日には皆既帯が北アメリカ大陸を横断する皆既日食が起こる。
「グローブアットナイト」夜空の明るさ測定ネットワーク参加者を公募
2016/01/07
「夜空の明るさ測定ネットワークプロジェクト」の参加者を募集中だ。参加者には夜空の明るさを測る機器が無償貸与される。世界中で継続的に実施されているプロジェクトで、星や光について考えてみませんか。
2015年 天文宇宙ゆく年くる年
2015/12/28
春の皆既月食、夜明けの惑星集合、好条件の流星群と気軽に楽しめる見どころの多かった2015年。皆さんの心に残ったのはどの星空だろうか。今年の天文宇宙の話題を簡単に振り返るとともに、2016年注目の天文イベントも紹介。
「Tomo-e Gozen」試験機ファーストライト 世界初の超広視野高速CMOSカメラ目指す
2015/12/01
東京大学 木曽観測所で2014年から開発が進められてきた次期超広視野CMOSカメラ「Tomo-e Gozen」の試験機が完成し、105cmシュミット望遠鏡へ搭載して試験観測が始まった。
ニュートリノが質量を持つことを明らかにした梶田さん、ノーベル物理学賞を受賞
2015/10/07
東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章(かじた たかあき)教授が、2015年のノーベル物理学賞を受賞した。ニュートリノが質量を持つ決定的な証拠を示したことが評価されたものだ。
X線天文衛星「すざく」が観測終了
2015/08/27
JAXAは26日、X線天文衛星「すざく」の科学観測を終了すると発表した。2005年7月に打ち上げられた「すざく」は、2年の目標寿命を大きく超えて観測を行ってきた。