AstroArts Topics

隕石

衝突の記憶を刻む小惑星由来の隕石

2022/04/21
2008年に軌道上で発見され、直後にスーダンに落下した隕石の分析から、この隕石の母天体だった小惑星がかつて衝突を経験していたと思われる痕跡が見つかった。

ドローンとAIで隕石を発見

2022/03/18
火球の観測から予測された落下地点をドローンで撮影し、機械学習で画像を判別するという手法で、初めて隕石が発見された。

ケレスに衝突した隕石の大きさと数の謎

2022/03/17
準惑星ケレスに衝突した隕石のサイズ分布は月とほぼ同じであることがクレーターの研究からわかった。一方、隕石の故郷であるとされる小惑星帯の観測結果との不一致も明らかになった。

地球の大気・海水の量は小惑星の大量衝突で決まった

2021/11/15
地球に存在する炭素や水などの割合がC型小惑星と食い違っているという謎を解くモデルが提唱された。小惑星の大量衝突で大気が失われる効果が鍵になっているようだ。

隕石の「磁気の記憶」から読み解く、太陽系初期の歴史

2021/08/17
隕石に含まれる微粒子の磁気から母天体の歴史を推定する新たな手法により、太陽系誕生の初期に彗星や木星が作られ、木星が彗星の軌道を大きく変化させた証拠が明らかになった。

天体衝突が残す鉱石、わずか1億分の1秒で生成

2021/07/21
一部の隕石で見つかっている鉱物のリングウッダイトは衝突の痕跡である可能性が指摘されていたが、天体衝突と同じ衝撃圧縮を再現してその生成過程を計測する実験が行われた。

小惑星での有機物生成を再現する実験

2021/05/11
小惑星起源の隕石は地球に生命の材料となる有機物をもたらした可能性があるが、小惑星でそのような有機物を生成したかもしれない反応を地上で再現する実験が行われた。

二酸化炭素が豊富な水を隕石中に初めて発見

2021/04/30
炭素質コンドライトであるサッターズミル隕石の鉱物から、二酸化炭素が豊富な液体の水が初めて発見された。

隕石から新鉱物「ポワリエライト」を発見

2021/02/01
複数の隕石に、かんらん石の化学組成を持つ高圧相の新鉱物が発見され、「ポワリエライト」として認定された。

太陽系で最古の水の証拠、隕石から検出

2021/01/26
2019年にドイツ北部に落下したフレンスブルク隕石に、現在知られている中で最古の炭酸塩が含まれていることがわかった。太陽系の歴史の初期に液体の水があった証拠だ。

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太陽系形成より古い有機分子を炭素質隕石から検出

2020/12/14
46億年前に太陽系が形成される以前に星間分子雲で作られたと思われる分子「ヘキサメチレンテトラミン」が初めて隕石から検出された。

国際隕石学会が「習志野隕石」を登録

2020/11/20
国際隕石学会は、7月2日未明に関東上空で出現した火球に伴って落下した隕石を「習志野隕石」として正式に登録した。

太陽系が誕生したころの記憶を残す隕石

2020/11/17
南極で発見された3つの隕石が、太陽系形成時の情報を残したまま熱や水による変成をほとんど経験しておらず、極めて始原的であることがわかった。

44億年前の火星を温暖にした、水と巨大隕石衝突

2020/11/10
約44億年前の火星隕石の分析から、この時代の火星にすでに液体の水が大量に存在し、さらに巨大隕石の衝突によって温室効果が引き起こされていた証拠が見つかった。

隕石衝突で鉱物が縮む瞬間をX線でとらえた

2020/09/14
隕石衝突を模した実験で、鉱物の結晶が瞬時に変化する様子が、加速器の放射光を使った超高速度撮影でとらえられた。

小惑星由来の隕石、太陽系初期の歴史に一石を投じる

2020/09/02
小惑星ベスタ由来の隕石が40億年以上前の衝突年代を示した。太陽系で大量の天体衝突があったとされる「後期重爆撃期」の年代より古い。

7月2日の火球に伴う隕石を千葉県で発見

2020/07/16
国内で53番目となる隕石が千葉県習志野市内で発見された。7月2日未明に出現した火球に伴う隕石とみられている。

模擬実験で示唆、生命の材料は隕石の衝突で作られる

2020/06/12
生命の材料となるアミノ酸が、太古の地球や火星の海に隕石が衝突した際に大気成分から合成された可能性が実験によって示された。

隕石が物語る40億年前の火星環境は地球と似ていた

2020/05/12
40億年前の火星に起源を持つ隕石から、有機窒素化合物が検出された。現在の火星は乾いた苛酷な環境で、こうした化合物はすぐに破壊されてしまう。太古の火星は、水や多様な有機物に富む、初期の地球のような惑星だったのかもしれない。

隕石内部に発見された小惑星の氷の痕跡

2019/11/28
水や有機物を多く含む隕石である「炭素質コンドライト」の内部に、氷が抜けて形成されたと考えられる小さな空洞が発見された。隕石の母天体と考えられる小惑星の、内部の氷分布や形成モデルの推定につながる成果である。