AstroArts Topics
フレア
プロキシマケンタウリの巨大フレアを多波長で観測
2021/05/10
太陽系に一番近い恒星・プロキシマケンタウリで太陽フレアの100倍強い巨大フレアが発生し、多波長で観測された。この爆発現象はすぐ近くの惑星に多大な影響を与えていそうだ。
せいめい望遠鏡で赤色矮星のスーパーフレアを検出
2020/07/17
京都大学「せいめい望遠鏡」による観測で、最大級の太陽フレアの約20倍に達するスーパーフレアが赤色矮星で検出された。フレアが周囲に与える影響の研究への貢献が期待される。
フレアが惑星に及ぼす影響を定量的に評価
2019/07/19
恒星表面で発生するフレアが惑星に及ぼす影響が、モデルに基づいて定量的に評価された。惑星の大気や磁場により影響は大いに異なり、太陽系から最も近いプロキシマケンタウリの惑星は厳しい環境にあるとみられる。
高エネルギー現象と関係か、一部の太陽フレアで見られるHα偏光
2019/03/04
一部の太陽フレアが偏光することが、国立天文台太陽フレア望遠鏡による観測から確かめられた。コロナ質量放出に伴う高エネルギー現象と関係があるとみられている。
赤色矮星を巡る系外惑星の脅威はX線
2018/04/09
赤色矮星のハビタブルゾーンに位置する惑星は、中心星からのフレアで放射される強いX線が地上に到達するため、陸上では生命の生存は難しいという可能性が示された。
太陽で発生する微小な「ナノフレア」
2017/10/13
太陽X線観測ロケット「FOXSI」による超高感度観測などにより、一見太陽フレアが起こっていないように見える領域で微小な「ナノフレア」が発生していることが明らかになった。コロナ加熱問題の理解につながる発見である。
「ひので」撮影、大規模フレアを起こした活動領域の磁場構造とX線動画
2017/09/21
9月6日から11日にかけて太陽で4回発生した大規模フレアを起こした活動領域について、太陽観測衛星「ひので」がフレア発生前から観測を続けていた磁場構造の画像が公開された。爆発の瞬間をX線観測でとらえた動画も公開されている。
11年ぶり、最強クラスの太陽フレアが発生
2017/09/07
日本時間9月6日、大規模な太陽フレアが2度にわたり発生した。とくに21時ごろのフレアは11年ぶりとなる最強クラスのフレアで、この現象に伴う太陽風の乱れが8日の夜ごろ地球に到来すると予測されている。
機械学習とビッグデータで太陽フレアの発生予測精度を向上
2017/02/14
機械学習とビッグデータを用いたモデルの開発により、太陽フレアの発生予測精度を格段に向上させることに成功した。フレアの発生メカニズム解明やリアルタイムの宇宙天気予報につながる成果だ。
太陽フレアの1万倍、赤色矮星で起こった最強のスーパーフレア
2014/10/02
地球から60光年彼方の赤色矮星で、X線強度が太陽フレアの1万倍、かつ2週間ほど断続的に続いた、最強で最長のスーパーフレアが観測された。