AstroArts Topics

太陽系

月は現在も冷えて縮み続けている

2019/05/20
アポロ計画で得られた月の地震のデータや「ルナー・リコナサンス・オービター」の画像から、月が現在も収縮を続け、表面で断層活動を引き起こしているという証拠が相次いで見つかった。

リュウグウの西半球の形状は高速回転で作られた

2019/05/16
リュウグウの形状が東西で完全な軸対称ではない理由について、過去にリュウグウが高速回転していたために地滑りや内部構造の変化が起こって西側が形成された可能性が、計算から示された。

月は地球のマグマオーシャンからできた

2019/05/14
月の形成理論の一つ「ジャイアントインパクト説」の数値シミュレーションにより、月が原始地球のマグマオーシャンから作られた可能性が示された。

「はやぶさ2」第2回着陸候補地の調査を開始

2019/05/13
「はやぶさ2」が4月に生成した人工クレーターの周辺で、第2回タッチダウンの候補地点が11か所選定された。6月初旬までに詳しい調査が行われる。

イトカワのサンプル粒子から水を検出

2019/05/13
探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワから地球へと持ち帰ったサンプル粒子から、水が検出された。地球の水の半分ほどは同様の小惑星によってもたらされた可能性を示唆する成果だ。

インサイトが「火震」らしい信号を初検出

2019/05/07
NASAの火星探査機「インサイト」が火星の地震と思われる震動を初めて観測した。

「はやぶさ2」人工クレーターを上空から確認

2019/04/26
「はやぶさ2」が今月5日に実施した衝突装置運用により生成されたクレーターが、上空からの撮影画像で確認された。直径約10m以上の範囲で地形の変化が見られるという。

水星の一番内部に存在する大きな固体核

2019/04/24
水星の最も内側に固体の核が存在することが、探査機「メッセンジャー」のデータとモデル計算から示された。直径は2000kmで水星全体の40%にも及ぶとみられている。

小さく深い、タイタンの湖

2019/04/22
探査機カッシーニによる探査データから、土星の衛星タイタンの北半球にある小さな湖の深さが100m以上であることが示された。湖は丘の頂上など高いところに存在している。

流星体の衝突で月面から水蒸気が噴出

2019/04/17
流星体の月面衝突によって水蒸気が発生する様子が、探査機LADEEの観測データから明らかにされた。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

太陽風によって温められる木星大気

2019/04/16
太陽風により木星の極域で生じるオーロラが、従来考えられていたよりも深い部分まで木星大気を加熱していることが明らかになった。この変化は太陽風の到達から1日以内という素早い反応を見せることもわかった。

キュリオシティが見た火星の衛星の太陽面通過

2019/04/10
火星の衛星フォボスとダイモスが太陽面を横切る現象が、火星の地表で活動を続ける探査車「キュリオシティ」によってとらえられた。

「はやぶさ2」クレーター実験成功、飛散物質の「カーテン」をとらえた

2019/04/08
「はやぶさ2」が小惑星リュウグウに人工クレーターを作る運用に成功した。衝突装置によって小惑星表面から物質が飛び散る様子がとらえられている。

「はやぶさ2」いよいよ明日正午前に人工クレーター実験

2019/04/04
「はやぶさ2」が小惑星リュウグウの表面に人工クレーターを作る運用の詳細が発表された。クレーター生成は明日4月5日の11時53分ごろの予定だ。

自己崩壊が進行中、尾を引く小惑星ゴールト

2019/04/03
ハッブル宇宙望遠鏡などによる観測から、小惑星ゴールトの表面の物質が宇宙空間へ放出されていて、この小惑星で自己崩壊が進んでいることが明らかになった。非常に速い自転が原因とみられている。

「オシリス・レックス」、ベンヌからの物質放出を発見

2019/03/29
NASAの探査機「オシリス・レックス」が小惑星ベンヌの表面から粒子が噴出する様子をとらえた。この発見を含め、これまでの観測で得られた数多くの成果が論文として発表された。

「トモエゴゼン」が地球接近小惑星を発見

2019/03/28
東京大学木曽観測所の観測装置「トモエゴゼン」により、直径約8mの地球接近小惑星が発見された。

探査機「あかつき」が紫外線で見た金星

2019/03/28
探査機「あかつき」が撮影した画像から作成された、金星の擬似カラーのアニメーションが公開された。

リュウグウにはやはり水があった

2019/03/26
「はやぶさ2」の科学観測で得られた成果が3編の論文として公表され、リュウグウ表面で含水鉱物が検出されたことが発表された。リュウグウの母天体候補の小惑星も特定されている。

「はやぶさ2」、いよいよ4月5日に人工クレーター実験

2019/03/19
JAXAの探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウに衝突装置を投下して人工クレーターを作る実験が4月5日に行われることが決まった。