AstroArts Topics

太陽系

太陽系が生まれた場所は今より1万光年も銀河の内側

2023/11/21
天の川銀河内の元素組成を再現するようなモデル計算により、46億年前に太陽系が誕生した場所は現在よりも天の川銀河の中心に近く、1万光年ほど内側だった可能性が示された。

生まれたての太陽系を超新星爆発から守った盾

2023/06/26
太陽系の形成中に、付近で超新星爆発が起こったことがわかっている。濃い星間ガスがひも状に集まった「分子雲フィラメント」が、爆発の衝撃波から太陽系を守る盾になったかもしれない。

木星と土星の共鳴が鍵、地球型惑星と小惑星帯形成の統一シナリオ

2023/04/03
かつて木星と土星の公転周期が2:1の平均運動共鳴に近い配置だったと仮定することで、地球型惑星と小惑星帯の形成を初めて同時に説明できる新しいシナリオが、数値シミュレーションで見つかった。

太陽系の惑星を急成長させた前線

2022/04/12
太陽系の惑星は、太陽に近くて水が蒸発する内側と遠すぎて水が凍る外側の境界、「スノーライン」で急激に成長して形成された可能性がシミュレーションで示唆された。

初期太陽系における地球型惑星の材料物質の進化を解明

2021/05/31
隕石の分析研究から、地球型惑星などの化学組成の違いは、必ずしも始原的隕石の組成を反映したものではなく、原始太陽系円盤において材料物質が集積した場の塵とガスの組成で決定づけられていることが示された。

「幻の物質」が明かす太陽系の起源

2021/03/09
短寿命のため現在の太陽系に残っていない放射性核種ニオブ92が太陽系形成時にどれだけ存在していたかが高精度で求められた。これにより太陽系の材料に2種類の超新星が関わっていることも判明した。

太陽系の内惑星と外惑星は世代が違った

2021/01/27
太陽系形成に関する数値実験から、太陽系内の惑星が2つの異なるタイミングで形成されたとする新しい理論が提唱された。

18億個の天体を含む「ガイア」最新データ公開

2020/12/10
あらゆる天体の位置情報などを含む、天文衛星「ガイア」の最新データが公開された。宇宙における天体の位置や動きだけでなく、宇宙の歴史までもが見えてくる。

CosmoRadio -質問回答①太陽と月-

連載・読み物
2020/07/15
「太陽と月がひとつずつある、そんな地球は珍しい存在なのでしょうか?」今回の動画から、視聴者のみなさまからいただいたご質問にお答えしていきます。たくさんのご質問をありがとうございました。宇宙の不思議を、どうぞお楽しみください。

トランジット法で「地球」を検出できる系外惑星

2017/09/14
数多く発見されている系外惑星のうち、反対に「そこから地球を見つけられる」惑星はどのくらいあるのだろうか。最新の研究によれば、9個の系外惑星から見ると地球が太陽の前を通過するのでトランジット法で発見できるという。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

「衝撃的」な太陽系の起源

2017/08/14
太陽系の形成が超新星爆発の衝撃波によって引き起こされたとする、長年の理論を支持する研究成果が発表された。

40周年を迎える探査機「ボイジャー」

2017/08/07
NASAの探査機「ボイジャー1号」と「ボイジャー2号」は、この8月と9月に打ち上げから40年を迎える。探査は今も続いており、地球から200億kmほど離れたところからデータを送ってきている。

太陽系第9惑星は他の星から盗まれた惑星かもしれない

2016/06/01
太陽系の「第9惑星」に関するコンピュータシミュレーションによる研究から、この天体が元々は他の恒星の周りを回っていた系外惑星だったかもしれないという説が発表された。

3次元地図から探る太陽系近傍の新たな姿

2015/11/18
ヨーロッパの位置観測衛星「ヒッパルコス」のデータから、太陽系近傍に存在する高温大質量星であるOB型星の3次元立体分布図が作られた。太陽系のお隣にあたる領域に新しい星のグループの存在が明らかにされ、オリオン座の星の起源に光が当てられたほか、従来知られてきた「グールド帯」は存在そのものに疑問が投げかけられることになった。

美しいビジュアルで太陽系を知るムック「ビジュアル宇宙図鑑 太陽と惑星」発売

2015/10/30
「ビジュアル宇宙図鑑 全4巻」の第1巻目として、『太陽と惑星 私たちの住む地球と月 母なる太陽と8個の惑星 小天体からなる太陽系の最新像』が10月30日に発売になりました。