AstroArts Topics

クエーサー

「消えたバリオン」問題に決着か、高温の銀河間ガスを検出

2018/06/26
20年近く未発見だった、銀河間を満たす希薄な高温ガスがX線観測でついに見つかった。宇宙に存在する「普通の物質」の内訳をこれですべて説明できるかもしれない。

遠方での暗黒銀河の候補を6個発見

2018/05/29
クエーサーからの放射を利用した観測によって、遠方の宇宙で少なくとも6個の暗黒銀河の有力候補が見つかった。

2日で太陽1個分の質量を飲み込む早食いブラックホール

2018/05/22
これまで知られている中で最も速く成長する超大質量ブラックホールが122億年前の宇宙で発見された。2日で太陽1個分の質量を飲み込むモンスター級のブラックホールだ。

初期宇宙に1000個を超える暗いクエーサー

2018/05/02
すばる望遠鏡の超広視野カメラによる観測から、120億年前の初期宇宙に1000個以上の暗いクエーサーが発見された。これまでの推定よりも少なく、銀河と超大質量ブラックホールの成長や関連性にも示唆を与える観測結果である。

宇宙は原始銀河団であふれている

2018/03/07
すばる望遠鏡が約120億光年彼方の宇宙に、銀河団の祖先である「原始銀河団」を200個近く発見した。従来の10倍もの発見数という大規模なサンプルから、遠方宇宙における原始銀河団の特徴が初めて統計的に明らかにされた。

銀河スケールで影響を及ぼすクエーサーからの風

2017/12/27
銀河中心に存在するクエーサーからの強力な風が銀河全体に吹き抜け、銀河の星形成に影響を及ぼす様子が、ケック望遠鏡とアルマ望遠鏡による観測で調べられた。

クエーサー風と激しい星形成の関連性

2017/12/13
赤外線天文衛星「ハーシェル」の観測データから、クエーサーの強力で冷たいガスの風の起源が示された。クエーサーを持つ銀河の星形成と関連があるようだ。

観測史上最も遠い超大質量ブラックホールを発見

2017/12/11
これまで観測された中で最も遠い距離にある超大質量ブラックホールが見つかった。宇宙誕生から間もない「暗黒時代」でこの種の天体が見つかるのは初めてのことだ。

銀河中心から放り出された超大質量ブラックホール

2017/03/28
遠方銀河の中心から大きく離れたところに、太陽10億個分もの質量を持つ超大質量ブラックホールが検出された。重力波によって銀河の中心から放り出されたものと考えられている。

重力レンズが裏付け、予想より速い宇宙の膨張

2017/01/30
重力レンズ効果を利用して宇宙の膨張率を表すハッブル定数の値が調べられ、近傍宇宙の観測から求めた定数では従来の値との一致がみられたが、衛星「プランク」による初期宇宙観測に基づく値とは一致しないことが確かめられた。

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重力レンズが見せたガンマ線フレアのリプレイ

2016/11/09
70億年前にクエーサーから放射されたガンマ線が、重力レンズ効果を受けて2つの異なる経路を通ったことによって、11日差で2回観測された。このクエーサーは観測史上最も遠い超高エネルギーガンマ線源だという。

アルマ望遠鏡、偏波観測で世界最高感度を達成

2016/07/20
アルマ望遠鏡では通常の科学観測と並行して、観測性能を実証する「科学評価観測」も行われている。その評価観測で得られたデータの解析から、アルマ望遠鏡がミリ波の偏波観測において世界最高感度を有していることが確認された。

クエーサーから噴き出すガスの変動メカニズムに新知見

2016/06/07
信州大学などの研究グループがクエーサーを3年以上にわたってモニター観測し、クエーサーから放出されるアウトフローが時間変動する原因として、クエーサーの明るさの変動が関わっていることを確認した。

初発見、クエーサー・カルテット

2015/05/20
米・ハワイのケック天文台の観測から、遠方宇宙の4つのクエーサーが見つかった。重力レンズ効果で作られる4重像とは違い、別々のクエーサーが4つ近接するようすが見つかったのは初めてだ。それぞれの中心には活発な超大質量ブラックホールが存在している。

太陽の120億倍 初期宇宙に巨大質量ブラックホール

2015/02/27
中国の研究チームによる観測から、誕生から9億年後の宇宙に太陽の120億倍もの重さのブラックホールが見つかった。

銀河中心ブラックホールの自転軸、宇宙の巨大網に沿う傾向

2014/11/21
欧州研究者らの観測から、明るい銀河の中心ブラックホールの自転軸の方向が、宇宙に広がる巨大な網の目構造に沿う傾向が見つかった。宇宙の進化プロセスを探るうえで重要なヒントになりそうだ。

100億光年彼方のクエーサーを複数アングルから観測

2014/10/23
巨大銀河団の重力レンズ効果によって分離された遠方天体の複数の像が、天体を異なる角度から見た立体構造を映し出したものであると確認された。ハワイのすばる望遠鏡から、100億光年彼方にある銀河核(クエーサー)の構造を立体視できているということになる。