AstroArts Topics

太陽系

火星からとらえたサイディングスプリング彗星の核

2014/10/21
NASAの探査機「マーズ・リコナサンス・オービター」が、20日に火星に最接近したサイディングスプリング彗星を撮影した。太陽系の果てからやってきた長周期彗星の核をはっきりととらえた史上初の画像となる。

探査機ロゼッタ、彗星と自撮り2ショット

2014/10/17
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)を探査中の探査機「ロゼッタ」が、彗星との2ショットを自分撮りした。11月12日の着陸機降下に向けて準備万全だ。

20日未明、サイディングスプリング彗星が火星と超ニアミス

2014/10/16
日本時間20日未明、サイディングスプリング彗星(C/2013 A1)が火星のそばをわずか14万kmで接近通過する。月から地球までの距離の半分以下という超大接近で何が起こるのか、火星探査機による観測のほか地上の天体望遠鏡でも追ってみたいイベントだ。

水星探査機「メッセンジャー」が見た月食

2014/10/14
10月8日の皆既月食を、1億km以上離れた位置にあった水星探査機「メッセンジャー」も見ていた。地球の影に入って消えていく月を動画で見ることができる。

月の砂に含まれる水は、太陽風で作られていた

2014/10/08
月の砂に含まれる水は、太陽風の中の陽子が砂の中にある酸素に衝突することで生成されたものがほとんどであり、彗星や隕石の衝突によってもたらされたものは少ないという研究成果が発表された。

迫力満点、「ロゼッタ」が間近で見た彗星ジェット

2014/10/06
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を観測中の探査機「ロゼッタ」が、その彗星核から噴き出すジェットをわずか20kmあまりの位置からとらえた。

世界初、「ひさき」がとらえた木星磁気圏の電子の流れ

2014/10/02
惑星分光観測衛星「ひさき」が、木星を取り巻く強力な磁気圏の中を高温の電子が木星の方へと効率的に運ばれるようすを世界で初めてとらえた。高エネルギー粒子の集まる放射線帯がどのように維持形成されているかについて、従来の学説を裏付ける重要な成果だ。

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