カールツァイス「SFLシリーズ」3モデル登場、42mmクラスボディに50mm対物搭載

【2025年6月28日 星ナビ編集部】

ケンコー・トキナーは、カールツァイス双眼鏡の「SFLシリーズ」の新モデルで、50mmのレンズを搭載しながらも42mmクラスのコンパクトなボディを実現した「ZEISS SFL 8×50 / 10×50 / 12×50」を販売する。「8×50」と「10×50」は6月20日に発売開始、「12×50」は7月25日発売開始予定。

ZEISS SFL双眼鏡は、軽量で堅牢なマグネシウム合金ボディを採用し、極限の軽量さとコンパクトさを追求したモデル。ウルトラハイディフィニション（UHD）コンセプトにより、レンズの存在を感じさせない色調と、高い解像力をもたらす。また、フォーカスはSmartFocusを採用し、無理に指を伸ばしたりすることなく素早く操作できる上、手袋を着用した状態でもフォーカシングが可能。防水設計で、内部に窒素ガスを充填することによりレンズ内部の曇りを防ぎ、LotuTecコーティングにより外側の水滴やレンズ面の汚れを防いでくれる。

ケンコー・トキナーでは、「ツァイス双眼鏡キャッシュバックキャンペーン」を開催中だ。対象の双眼鏡を6月20日～8月31日の間に購入して9月10日までに応募する（※当日消印有効）と、該当金額（最大45,000円）のVISAギフトカードがもれなくもらえる。詳細はキャンペーンページを参照のこと。

ZEISS SFL 8×50、10×50、12×50。画像クリックで表示拡大（提供：株式会社ケンコー・トキナー、以下同）

■ 発売概要

• ZEISS SFL 8×50 希望小売価格：319,000円（税込）
• ZEISS SFL 10×50 希望小売価格：324,500円（税込）
• ZEISS SFL 12×50 希望小売価格：330,000円（税込）発売日：7月25日

■製品特長

軽量・コンパクト

• 軽量で堅牢なマグネシウム合金ハウジングは、耐久性が高く、耐用年数が長い、次世代のハウジング。

SmartFocus 採用

• エルゴノミクスに配慮した作りで、わずか1.4回の回転で、最短合焦距離から無限遠へフォーカスすることが可能。手袋を着用したままでも正確な操作ができる。

ウルトラハイディフィニションコンセプト

• UHD（超高精細）コンセプトによる、シャープで詳細なイメージングと自然な色を再現できる。

フィールドフラットナーテクノロジー

• ZEISSフィールドフラットナーテクノロジーによる特別な設計により、視野全体にわたって高解像度を実現。

光透過率90%

• 光透過率90%に達する高い光透過特性を持つガラスを使用し、色収差を低減する非球面レンズとED（超低分散）レンズを内蔵。Schmidt-PechanプリズムのHTガラスは、視覚的な反射なしでのクリアで鮮明な画像を提供する。

ZEISS T*マルチコーティング

• ZEISS T*マルチコーティングにより、極めて細部に至るまで自然そのものの色彩を再現。この特徴により、羽の細部でさえ正確に特定でき、動物の種類も明確に見分けることができるようになる。

LotuTecコーティング

• 疎水性を持たせるためのLotuTecコーティングにより、水はすぐに残留することなく滴り落ち、汚れや指紋が表面に付着しない。

三脚アダプター使用可

• ZEISS三脚アダプター（ZEISS Tripod Mount 1/4）を使用して三脚に固定して観測することが可能。※SFL 12×50のみ同梱（希望小売価格：15,000円（税別））

■主な仕様【ZEISS SFL 8×50 / 10×50 / 12×50】

• 倍率：8倍 / 10倍 / 12倍
• 対物レンズ有効口径：50mm
• 光透過率：90%
• 射出瞳径：6.25mm / 5.0mm / 4.2mm
• 薄暮係数：20.0 / 22.4 / 24.5
• 1000ｍ先の視界：131m / 122m / 105mm
• 見掛け視野角：58° / 66° / 68°
• 最短合焦距離：1.8m
• 視度補正範囲：-4.0/+4.0
• 射出瞳距離：20mm / 18mm / 18mm
• 瞳孔間距離：56-74
• プリズム：Schmidt-Pechan
• コーティング：LotuTecR / T
• 窒素充填：〇
• 防水：○/400mbar
• 作動温度：-20°/55°
• 三脚アダプター：使用可
• 長さ：160mmm
• 瞳孔間距離65mmでの幅：133mm
• 重量：855g / 872mm / 872mm
• 付属品：ケース・フロントキャップ・リアキャップ・ストラップ・レンズクロス