大草原で満天の星を見る「モンゴル星空ゲル・キャンプツアー」参加者募集中

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モンゴルの大草原でゲルに泊まって極上の星空を見上げませんか。アストロアーツ/星ナビ協賛のツアーを案内します。

【2025年7月15日 星ナビ編集部

すばらしい星空で知られるモンゴルですが、近年は首都ウランバートルの都市化・人口増加に伴う周辺への光害が顕在化しています。星空観察を謳うツアーはたくさんありますが、ウランバートルから50km以内という、街明かりの影響が残る場所に宿泊するものがほとんどです。

アストロアーツ/星ナビ協賛で、(株)ワイルド・ナビゲーションが企画する「モンゴル星空ゲル・キャンプツアー」は、ウランバートルから西へ250km以上離れたゲルに滞在し、360度ほとんど光害のないすばらしい星空を楽しむことができます。滞在するゲルはツーリスト用に整えられたものですが、夕食時以降の夜間には照明が消されます。ゲルのドアを開ければ、そのまま頭の上に満天の星が広がります。

太陽活動の極大に伴い、2024年8月のツアーでは低緯度オーロラとペルセウス座流星群を同時に見るというスペシャルな体験ができました(星ナビ2024年10月号に関連記事、試し読みできます)。モンゴルは北海道より緯度が高く、低緯度オーロラも見やすいのです。2025年7月現在も太陽活動は活発な状態が続いており、滞在中に低緯度オーロラが見られる可能性もあります。

ペルセウス座流星群と低緯度オーロラ
2024年8月、ゲルキャンプで見た北の空を真っ赤に染める低緯度オーロラとペルセ群流星。画像クリックで表示拡大(M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO(開放)、オリンパスE-M5 MarkII ISO1600 30秒、2024年8月12日。撮影:星ナビ編集部・川口雅也、以下同)

ゲルキャンプで見上げる星空
ゲルキャンプ周辺は人口の明かりがほとんどなく、満天の星を眺められる。画像クリックで表示拡大(M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO(F2.8) 射影転換 オリンパスE-M1 MarkII ISO1600 60秒 2018年8月)

チンギス・ハーンの息子のオゴテイが帝国の都を置いた世界遺産のハラホリン(カラコルム)に立ち寄ったり、乗馬体験で遊牧民の気分を味わったりできるなど、昼間のアクティビティーも充実。ゲル共用のエコ・トイレは清潔で、シャワー設備はないものの朝夕蒸しタオルが配られ、スタッフによる洗髪サービスもあります。食事は大きな食堂ゲルで朝・昼はバイキング、夜はモンゴル風にアレンジされたコース料理を楽しめます。

ハラホリン
(左・右下)古の都ハラホリンでは、古い仏教寺院や仏塔を見学できる。(右上)モンゴル国旗には、火・地球・水・太陽・月・陰陽が、かつて使われていた文字で表されている。画像クリックで表示拡大

ゲル/乗馬体験
(左)ホテルと違って、一歩部屋を出ればすぐに星空が広がっているのがゲルの良いところ。(右上)遊牧民に手綱を引かれての乗馬体験。(下)ゲルの寝泊まりで、昔ながらの遊牧民の生活を味わえる。画像クリックで表示拡大

ツアーは、月明かりのない晩夏に実施される5日間コースと、透明度抜群の秋の星空が体験できる5日間コースがあります。どちらも最少催行人員は3名で、4名以上の参加で星空インストラクターが同行します。

《モンゴル「星空」ゲル・キャンプツアー》

  • 「月明かりのない晩夏の星空 5日間」 8月22日(金)~26日(火) ¥334,000
  • 「透明度抜群、秋の星空 5日間」 9月12日(金)~16日(火) ¥325,000
    • ※両コースともモンゴルの古都ハラホリン(カラコルム)を訪問。昼間は「乗馬やラクダトレッキング(追加料金)」も体験できます
    • ※最小催行人員:3名
    • ※成田発MIAT モンゴル航空、もしくは、アエロモンゴリア直行便(ツアー料金に別途、燃油代・諸経費などが加算されます)
    • ※同行エスコート:参加者4名以上の場合、日本から同行します
    • ※現地手配・コーディネイト:Enkhtuvshin Batsaikhan(ダークスカイ・モンゴルプロジェクト)
    • ※旅行企画・実施:株式会社ワイルド・ナビゲーション(観光庁長官登録旅行業1753号)

《お好きな出発日のご旅行もアレンジできます》

2名様以上であれば、7月~9月中旬までの間のご希望の出発日にて手配をいたします。航空機の空席、ゲルの空室を確認いたしますので、お早めにお知らせください。

詳しい旅行条件や参加の申し込みは、(株)ワイルド・ナビゲーションまで

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