AstroArts Topics

ヘッドライン

小惑星ディディモスによる恒星食の観測成功

2022/10/28
9月27日、NASAの探査機「ダート」を小惑星ディディモスの衛星ディモルフォスに衝突させる実験が行われた。その小惑星ディディモスが恒星を隠す掩蔽(恒星食)の観測に、日本の観測チームが成功した。

天体撮影ソフト「ステラショットLite」1.0bアップデータ公開 TEMMA3、Player Oneカメラ対応など

2022/10/28
天体撮影ソフトウェア「ステラショットLite」をアップデートする「1.0bアップデータ」を公開しました。タカハシ TEMMA3やPlayer Oneカメラの制御に対応。ライブビュー表示の不具合修正なども含まれます。

天体撮影ソフト「ステラショット2」2.0oアップデータ公開 ZWO 電動フィルターホイールに対応

2022/10/28
天体撮影ソフトウェア「ステラショット2」をアップデートする「2.0oアップデータ」を公開しました。新たにZWOの電動フィルターホイール(EFWシリーズ)の制御に対応しました。また、インターバル撮影機能の改善・不具合修正なども行っています。

2022年11月上旬 ケレスとしし座のトリオ銀河が大接近

2022/10/28
10月下旬から11月中旬ごろ、未明から明け方に準惑星ケレスとしし座のトリオ銀河が大接近する。最接近は11月7日ごろ。

115億年前の初期宇宙で形成中の原始銀河団

2022/10/27
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測により、115億光年彼方のクエーサーのすぐ近くに少なくとも3つの銀河が存在することがわかった。形成中の原始銀河団の中心部とみられる。

「STAR SPHERE」プロジェクト、宇宙から写真が撮れる人工衛星を公開中!

2022/10/27
ソニーグループが主催する宇宙イベント「PLAY SPACE.」が東京都で開催中だ。誰でも宇宙からの撮影に挑戦できるプロジェクト「STAR SPHERE」の紹介やメタバース「SPHERE VERSE」の体験などが行われている。

宇宙の極限環境で合成される元素の割合を加速器実験から算出

2022/10/26
中性子星合体や超新星爆発で起こるとされる元素合成の一種「r過程」で作られる重元素の割合を見積もるための加速器実験が成功した。これにより、宇宙初期の天体と太陽系の組成比を比較することができる。

JWSTによる「創造の柱」の新しい描像

2022/10/26
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像が有名な、M16わし星雲の中にある柱状のガス塊「創造の柱」をジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影し、その鮮明な画像が公開された。

リュウグウ粒子からガス成分を検出

2022/10/25
小惑星リュウグウの粒子からヘリウムなどの貴ガスが見つかった。また、「はやぶさ2」カプセル内の空間からもリュウグウ物質に由来する気体が検出された。

2022年11月の星空ガイド

2022/10/25
主な現象/火星(宵~明け方)、木星(夕方~未明)、土星(夕方~深夜)/8日:皆既月食×天王星食/9日:天王星が衝/11~12日:月と火星が大接近/29日:月と土星が接近

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

観測史上最強規模のガンマ線バーストが発生

2022/10/24
10月9日、明るさなどの点で記録破りなガンマ線バースト「GRB 221009A」が発生した。24億光年彼方で起こった超新星爆発が起源だと推測されている。

団地が舞台の近未来SFが映画化「ぼくらのよあけ」

2022/10/24
アニメ映画「ぼくらのよあけ」が全国公開中。宇宙船のAIと子供たちによる夏の大冒険の物語で、人工衛星やペットボトルロケットが物語の鍵となる。

X線偏光観測衛星「IXPE」が超新星残骸の謎に迫る

2022/10/21
X線偏光観測衛星「IXPE」が、超新星残骸「カシオペヤ座A」を観測し、爆発による衝撃波と磁場の広がり方について新たな手がかりを得た。

ISS上で日米のX線観測装置が自動連携、突発天体に対応

2022/10/20
国際宇宙ステーションに設置された日本の「MAXI」とNASAの「NICER」という2つのX線観測装置が地上を経由せずに自動連携することで、突発天体を見つけてすぐに追観測するシステムができた。

トリトンによる恒星食、国内3地点で観測成功!

2022/10/20
10月6日深夜、海王星の衛星トリトンによる恒星食が北海道の3地点で観測され、トリトンの大気の存在を示すセントラルフラッシュがとらえられた。今後の解析で大気の詳細が明らかになると期待される。

こだわり天文書評『暗闇のなかの光』『入門 現代の量子力学』など15冊

連載・読み物
2022/10/20
金井三男さんによる『天文学者とめぐる宮沢賢治の宇宙』『暗闇のなかの光』など3冊のレビューと、星ナビ2022年10月号「ほんナビ」の『入門 現代の量子力学』『早すぎた男 南部陽一郎物語』など12冊のレビューを公開。

中性子星の合体で放出された、ほぼ光速のジェット

2022/10/19
2017年8月に観測された重力波現象「GW170817」の追観測データから、重力波源となった中性子星の合体で光速の99.97%に達するジェットが生じていたことがわかった。

板垣さん、しし座の銀河に超新星発見、今年5個目

2022/10/19
山形県の板垣公一さんが10月17日、しし座の銀河に超新星2022xxfを発見した。板垣さんは13日にも超新星を発見したばかりで、今年5個目、通算168個目となる。

系外惑星の大気に観測史上最も重い元素、バリウムを検出

2022/10/18
超高温のガス惑星WASP-76 bとWASP-121 bの大気上層からバリウムが検出された。これは今までに系外惑星の大気で検出されたことのある元素では最も重い。

10月22日に星ナビ11月号コラボ配信「天文系VTuber大集合!」を開催

2022/10/18
10月22日(土)の夜、天文系VTuberの皆さんと星ナビ11月号のコラボ配信企画を行います。