AstroArts Topics

ヘッドライン

国内で初めて高速電波バーストの検出に成功

2023/01/19
「はやぶさ2」との通信にも使われるJAXA宇宙科学研究所の臼田64m電波望遠鏡で、日本の望遠鏡で初となる高速電波バーストが検出された。

2023年1月26日 細い月と木星が接近

2023/01/19
2023年1月26日の夕方から宵、南西から西南西の空で細い月と木星が接近する。

隕石の有機物が物語る過去の火星環境

2023/01/18
火星から飛来したと推定され、2011年にモロッコの砂漠に落下した「ティシント隕石」から多様な有機物が検出された。そこからは昔の火星における地質活動の様子が読み取れる。

原始惑星系円盤の内側に隠れていた大量のガス

2023/01/17
若い星を取り巻く、形成から比較的時間が経過している原始惑星系円盤に含まれるガスを新しい手法で測定した結果、惑星の材料となるガスが予想外に豊富に残っていることがわかった。

光合成の蛍光から系外惑星の生命を探す

2023/01/17
系外惑星に住む生命の兆候として、惑星の光から植物や光合成細菌が出す蛍光を検出する手法が検討されている。主星・惑星の条件によっては十分に検出可能だという。

太陽黒点を自動で数える新手法

2023/01/16
太陽活動の基礎データとなる黒点観測の多くは現在でも人手によるスケッチで行われているが、これを自動化する高精度の新たな手法が開発された。

奥野さん、ペルセウス座の銀河に自身初の超新星発見

2023/01/16
三重県の奥野浩さんが1月12日、ペルセウス座の銀河に超新星2023fuを発見した。奥野さんにとって初の超新星発見となる。

2023年1月23日 細い月と金星、土星が接近

2023/01/16
2023年1月23日の夕方から宵、西南西の低空で細い月と金星、土星が接近する。

2023年1月下旬 金星と土星が大接近

2023/01/16
2023年1月中旬から下旬ごろ、夕方から宵の西南西の低空で、金星と土星が大接近する。最接近は1月23日ごろ。

「迷子星」の光から銀河団の歴史をさぐる

2023/01/13
ハッブル宇宙望遠鏡の観測から、銀河団の中に散らばっている孤立した星々が数十億年前からすでに存在していたことが示された。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

JWSTで初期宇宙に棒渦巻銀河を複数発見

2023/01/13
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測で、宇宙年齢が現在の2~4割だった時代に棒渦巻銀河が6個発見された。銀河進化のモデルを見直す必要があるかもしれない。

あなたも宇宙から星空撮影 人工衛星「EYE」打ち上げレポート

2023/01/13
ソニーが進める「STAR SPHERE」プロジェクトの人工衛星「EYE」を載せたロケットが打ち上げられた。撮影クルーとして現地に赴いた北山輝泰さんによるレポート。

2023年の主要なミラ型変光星の光度変化予測

2023/01/13
数か月以上の長い周期で明るさが大きく変わるミラ型変光星のうち主なものについて、2023年の光度変化の予測グラフを紹介しよう。しし座R、はくちょう座χなどが見やすそうだ。

巨大な「宇宙の網」が発するX線

2023/01/12
銀河団を網のように結ぶフィラメント構造に含まれる高温プラズマからの熱放射が、X線サーベイ観測の分析で検出された。宇宙の奥深くに隠された物質を探す手がかりになるかもしれない。

一人で40年、世界屈指の安定性を誇る太陽観測記録

2023/01/11
川口市立科学館の詫間等さんが40年間の観測で残した太陽黒点スケッチが、世界的に見ても安定したデータであり、過去や将来の太陽活動の理解に大きく寄与しうるものであることが示された。

1月16日にプラネタリウムライブ配信 「2022年&2023年の星空を語る!」

2023/01/11
アストロアーツYouTubeチャンネルでは、プラネタリウムライブ配信「2022年&2023年の星空を語る!」を1月16日(月)に開催。2023年に起こる見逃せない天文現象や、2022年の星空の思い出を紹介します。

星の周りで有機物に取り込まれる窒素と重水素

2023/01/10
若い大質量星の周りで、窒素が複雑な有機分子に取り込まれる過程の第一歩であるシアネートイオンが確認された。また、重水素が有機物に取り込まれる形で潜んでいることもわかった。

板垣さん、ろ座の銀河に超新星発見

2023/01/10
山形県の板垣公一さんが1月8日、ろ座の銀河に超新星2023crを発見した。板垣さんの超新星発見は通算171個目。

日食ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素を公開 4月20日金環皆既日食の月縁補正に対応

2023/01/10
日食シミュレーション・撮影制御ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素データを無償公開しました。2023年4月20日に西オーストラリアやインドネシアなどで見られる金環皆既日食を、月縁形状を補正して正確に再現します。

ほ座パルサー星雲のX線偏光は、かに星雲の2倍以上

2023/01/06
ほ座パルサー星雲のX線偏光を観測したところ、かに星雲と比べて偏光度が平均で2倍以上もあるなど、極限的な強さであることが明らかになった。