AstroArts Topics

ヘッドライン

金星の大気は太陽風を阻む

2023/02/01
相次いで金星スイングバイした水星探査機「ベピコロンボ」と太陽探査機「ソーラーオービター」の観測により、金星へ吹き付ける太陽風が予想以上の高度で滞留していることがわかった。

2024年の暦要項発表、12月に土星食

2023/02/01
国立天文台から、来年2024年の「令和6(2024)年暦要項」が発表された。日本で見られる日食・月食はないが、12月8日に広範囲で土星食が見られる。伝統的七夕は8月10日、中秋の名月は9月17日。

星ナビ3月号は「ベテルギウス大減光の謎」と「みんなで合作!天体写真 後編」

2023/02/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2023年3月号は2月3日(金)発売です。2019年に話題になった「ベテルギウス大減光」の理由とは。「合作天体写真」や「北海道プラネ巡り」など楽しい記事が満載です。

イトカワは衝撃を吸収する大きなクッション

2023/01/31
小惑星イトカワは一枚岩ではなくラブルパイル(がれきの寄せ集め)だが、誕生から少なくとも42億年になることがわかった。クッションのように衝撃をやわらげることで衝突に耐えてきたらしい。

磁場が支えていた大質量星への物質供給

2023/01/30
アルマ望遠鏡で大質量星の誕生現場を観測したところ、成長中の星にガスを供給するうえで磁場が重要な役割を果たしていることが示唆された。

2022年度日本天文学会各賞の受賞者発表 板垣さん、山本さんら

2023/01/30
日本天文学会から2022年度の日本天文学会各賞の受賞者が発表された。

銀河中心から外れた位置に見つかった巨大エネルギー源

2023/01/27
JWSTによる衝突合体中の銀河の観測結果から、銀河の赤外線エネルギーの70%を放射する巨大エネルギー源が、銀河中心から外れた場所にあることが判明した。

H-IIAロケット46号機打ち上げ成功、衛星を正常に分離

2023/01/27
日本の情報収集衛星「レーダ7号機」を搭載したH-IIAロケット46号機が、1月26日10時50分に種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは計画通りに飛行し、衛星は正常に分離された。

55億光年先の巨大構造「キングギドラ超銀河団」

2023/01/25
すばる望遠鏡による大規模探査から、大量のダークマターが密集し少なくとも19個の銀河団を含む巨大構造「キングギドラ超銀河団」が約55億光年の距離で見つかった。

リュウグウの炭酸塩は太陽系誕生の180万年後にできた

2023/01/25
小惑星リュウグウの試料の分析から、リュウグウの母天体は太陽系誕生のわずか約180万年後までには形成されていたという結果が発表された。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

2023年2月 ズィーティーエフ彗星が5等前後

2023/01/25
2023年2月ごろ、ズィーティーエフ彗星(C/2022 E3)が5等前後で見えると予想されている。

2023年2月の星空ガイド

2023/01/25
主な現象/金星(夕方~宵)、火星(夕方~未明)、木星(夕方~宵)/上旬~中旬:ズィーティーエフ彗星が5~6等/22日:細い月と金星が接近/28~1日:月と火星が接近

2023年1月31日 月と火星が接近

2023/01/25
2023年1月31日の夕方から2月1日の未明、月と火星が接近する。

宇宙ダストの形成はナノ現象が鍵

2023/01/23
観測ロケットを使い、宇宙ダストの形成過程を再現する微小重力実験が行われた。ダストの形成にはナノスケール特有の現象が大きく関わっているようだ。

2023年1月30日 水星が西方最大離角

2023/01/23
2023年1月30日、明け方の東南東の低空に見えている水星が太陽から最も離れて西方最大離角となる。

宇宙初期の銀河の大きさと明るさの関係

2023/01/20
宇宙誕生から10億年未満という遠方宇宙の銀河について、放出時に可視光線だった光をJWSTで観測したデータから、銀河の大きさと明るさの関係が初めて明らかになった。

磁場による電子の超加速を地上実験で再現

2023/01/20
磁力線がつなぎ替わる現象「磁気リコネクション」によって、電子が大きく加速されることが地上の実験で確認された。かに星雲などで観測されている超高速電子もこの現象で説明できるかもしれない。

【特集】ズィーティーエフ彗星(C/2022 E3)

2023/01/20
ズィーティーエフ彗星(C/2022 E3)が5等前後まで明るくなると予想されていて、2023年の2月後半ごろまで見ごろです。どれくらい明るくなるのか、どのような尾を伸ばしてくれるのか、その振る舞いに興味が尽きません。双眼鏡で見たり写真に撮ったりしてみましょう。

公式ブログ:【Scratchで天文計算】第5回 次のハレー彗星も見たい

連載・読み物
2023/01/20
【Scratchで天文計算】シリーズ。ハレー彗星のシミュレーションも今日が最終回。今回は、ハレー彗星の動きとともに、ハレー彗星がいつ、どのあたりにあるのかや、次はいつ頃に太陽の近くに戻ってくるのか、その日付を計算してみます。

こだわり天文書評『理科年表』『オウムアムアは地球人を見たか?』など9冊

連載・読み物
2023/01/20
金井三男さんによる『天文年鑑』『理科年表』『天文手帳』の3冊のレビューと、星ナビ2023年1月号「ほんナビ」の『宇宙流体力学の基礎』『オウムアムアは地球人を見たか?』など6冊のレビューを公開。