AstroArts Topics

渦巻銀河

市民天文学とAIで渦巻銀河とリング銀河を大量発見

2024/03/21
国立天文台の市民天文学プロジェクト「GALAXY CRUISE」の成果を活用したAIによって、すばる望遠鏡の撮影画像から新たに40万個を超える渦巻銀河とリング銀河が検出された。

最遠の渦巻銀河の円盤に伝わる震動を検出

2024/01/16
初期宇宙に存在する渦巻銀河内のガスの動きをアルマ望遠鏡で観測したところ、円盤部に銀震が作られていることが明らかになった。外からのガス流入や他の銀河との衝突で生じたとみられ、宇宙初期の銀河成長を理解する手がかりとなる成果だ。

JWSTの画像に写っていた「赤い渦巻銀河」

2022/12/09
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の成果として最初に公開された銀河団の画像から、渦巻銀河でありながら初期宇宙に存在していて色が「赤い」という、珍しい特徴を持つ銀河が見つかった。

観測史上最古の渦巻き構造を持つ銀河

2021/05/31
アルマ望遠鏡の観測データの中から、約124億前の宇宙に渦巻き構造を持つ銀河が見つかった。これまで知られていた最古の渦巻銀河よりもさらに古い。

渦巻銀河を人工知能で分類

2020/08/14
すばる望遠鏡が撮影した56万個もの銀河について、渦巻きの有無およびその渦巻きが右巻きか左巻きかを人工知能で判定する試みが成功した。

銀河衝突で刺激された超大質量ブラックホールから噴き出すジェット

2020/04/28
2つの渦巻銀河の衝突によって一方の銀河中心核が明るくなり、光速近くで物質が噴き出す「ジェット」が生じつつあることを示す画像が、すばる望遠鏡によって撮影された。

超高速で回転する超大型渦巻銀河

2019/10/24
天の川銀河の数十倍の質量を持つ超大型渦巻銀河は、質量や直径だけでなく回転速度も非常に大きいことが明らかになった。

宇宙を漂うクラゲの触手のような「銀河の尾」

2019/10/18
アルマ望遠鏡などよる観測で、渦巻銀河から流れ出す「銀河の尾」がとらえられた。

アルマ望遠鏡が明かす銀河内の「星の工場」

2019/01/18
アルマ望遠鏡による高解像度の観測から、これまで実証されていなかった進化の進んだ大きい銀河内部での星形成の謎が解き明かされようとしている。

近傍銀河の紫外線サーベイから作られた星団と恒星の初カタログ

2018/05/24
ハッブル宇宙望遠鏡を使った近傍銀河の紫外線サーベイ観測により、銀河内に存在する8000個の若い星団と3900万個の恒星データを含むカタログが作成された。星や銀河の進化を研究するうえで非常に有用な情報となるものだ。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

渦巻銀河の腕と中心ブラックホールの質量に強い関連性

2017/07/27
渦巻銀河の腕の開き具合を見るだけで、その銀河の中心に潜む超大質量ブラックホールの質量の推測が可能であることを示す研究成果が発表された。

ハッブル宇宙望遠鏡、打ち上げ27周年

2017/04/25
ハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げから27年目を迎えた。記念日のお祝い画像として、渦巻銀河のペアの画像が公開された。

見た目以上に大きかった、内側ほど若い不思議な銀河

2016/07/12
これまで小さく変わったところのない楕円銀河だと考えられてきた銀河が、実は従来の見積もりの10倍も大きく腕を持っていることがわかった。さらに、外側より内側が若いという珍しい特徴も明らかになった。