AstroArts Topics

原始星

プレッツェルのような双子星の「へその緒」

2019/10/25
双子の原始星の周りに広がる円盤と、それら全体を大きく取り囲む塵やガスの構造が、アルマ望遠鏡によってとらえられた。プレッツェルのように見えるリング状構造は、若い星に物質を送り込む「へその緒」のようなものと考えられる。

双子原始星からの不揃いな分子流を検出、連星系形成の謎に迫る

2019/09/11
ペアの原始星それぞれから噴き出す不揃いな分子流が、アルマ望遠鏡による観測で検出された。原始星円盤の回転軸も大きく傾いていることが示唆され、連星系形成のメカニズムを解明する手掛かりの一つとなる。

大質量原始星を取り巻くガス円盤の姿

2019/07/16
太陽の10倍重い原始星を取り巻くガスの様子が、アルマ望遠鏡の観測により真上から高解像度でとらえられた。ガス円盤の非対称な構造や、外側から円盤に向かってガスが落下していることなどが明らかにされている。

巨大原始星の周りに一酸化アルミニウムを発見

2019/05/08
オリオン座大星雲の中にある巨大原始星から吹き出すガスの中に一酸化アルミニウム分子が見つかり、その空間分布が明らかにされた。惑星の材料がどのように作られるのかを理解する手がかりとなると期待される。

原始星から噴き出す2種類のガス流の起源

2019/03/01
アルマ望遠鏡による原始星の観測から、星から両極方向に噴き出す2種類のガス流の構造が詳細にとらえられ、低速で広がりを持つアウトフローのほうが、細く絞られた高速のジェットよりも先に放出され始めたという説を支持する結果が得られた。

大質量星形成領域の距離を精密に測定、原始星の存在も確認

2019/01/17
わし座の大質量星形成領域の年周視差の計測から、この領域までの距離が精密に求められた。さらに、アウトフローが検出され、この場所に原始星が存在していることが確認された。

生まれたての原始惑星系円盤でも回転軸は不揃い?

2019/01/10
アルマ望遠鏡による観測で、生まれたばかりの原始惑星系円盤で回転軸の傾きが円盤の内と外でずれているものが初めて見つかった。

猫の手星雲で見つかった糖類分子と宇宙噴水

2018/11/28
アルマ望遠鏡による、巨大星の誕生現場「猫の手星雲」の一角の観測から、糖類分子など多数の分子が放つ電波が検出された。生まれたての星からガスが激しく噴き出す様子も明らかになっている。

誕生したばかりの原始星に、惑星系のもとになる円盤構造を発見

2018/09/07
アルマ望遠鏡による電波観測で、誕生したばかりの原始星の周りに惑星系のもとになる回転円盤構造が作られていることが明らかになった。原始星の誕生とともに惑星系の形成が始まっていることを示す結果である。

成層圏からの天文学、航空機望遠鏡「SOFIA」の成果

2018/01/16
成層圏を飛行するNASAの航空機望遠鏡「SOFIA」による観測データから、大質量星の形成などの理解に関わる複数の最新成果が発表された。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

超大質量ブラックホールの傍らで生まれた幼い星々

2017/12/04
天の川銀河の中心の超大質量ブラックホールから3光年以内という極めて近い場所に、生まれたばかりの原始星が11個発見された。このような激しい環境でも質量の小さな星が誕生しうることを示唆する興味深い結果だ。

アルマがとらえた「ハンバーガー原始星」

2017/07/07
アルマ望遠鏡の観測で、「ハンバーガー原始星」を取り囲む複雑な有機分子の分布と噴き出しているガスのジェット回転がとらえられた。

星の誕生が別の星の誕生を引き起こす

2017/06/27
若い星から噴き出す高速のジェットが別の星の形成の引き金となったことを示唆する証拠が、電波観測で見つかった。

塵のハンバーガーで育つ赤ちゃん星

2017/04/24
生まれたての星を取り囲む、ハンバーガーのように見える大量の塵の円盤が真横から撮影された。非常に若い段階の星に塵の円盤ができていることが確認され、円盤の厚み方向の構造が初めて明らかになった。

アルマ望遠鏡、原始星円盤へのガス流入の詳細を明らかに

2016/03/03
アルマ望遠鏡の観測で、原始星を取り巻くガス円盤と、そこに向かってゆっくりと落下するガスを初めて直接見分けることに成功した。原始星周囲の円盤の成長と進化の謎に迫る重要な一歩だ。

ペルセウス座分子雲中の若い星、2種類の連星系や大きい塵円盤

2016/01/06
ペルセウス座分子雲中の若い星とその周囲の電波観測から明らかになった、連星系の形成過程や、惑星形成の元となる塵の円盤に関する研究成果が発表された。

2兆4600億kmの間欠ジェットを吹き出す原始星

2015/11/09
アルマ望遠鏡による電波観測で、原始星からガスのジェットが矢継ぎ早に噴出しているようすがとらえられた。ジェットは驚くほど規則正しく噴出と休止を繰り返しており、放出されたガスは、2兆4600億kmもの距離にまで伸びている。

初めてとらえた、星の“0歳児”の急加熱

2015/03/24
最初期段階の恒星が急激に高温になるようすが、赤外線のアウトバーストとしてとらえらえた。恒星が取り込む物質が急増したことによるものとみられる。