AstroArts Topics

超新星爆発

宇宙最初の星の超新星爆発は球形ではなかった?

2019/05/31
宇宙で最初に生まれた「初代星」の超新星爆発は球対称ではなく、非対称なジェットを伴う激しい現象だったらしいことが観測とシミュレーションから明らかになった。

爆発から6年経っても見えている超新星

2018/09/20
2012年に発見された超新星2012auは、爆発から6年後の今も見えている。その明るさを維持しているのは、爆発後に残された中性子星が作るパルサー星雲かもしれない。

明らかになった大質量星の最期の姿

2018/09/10
大質量星が一生の最期に起こす超新星爆発の直前に大量のガスを放出し、星が厚いガスに覆われることが、数百通りのシミュレーションと観測データの比較から明らかになった。

超新星爆発ニュートリノで生まれた元素テクネチウム98

2018/09/06
超新星爆発で起こる原子核反応のモデル計算から、反電子ニュートリノが放射性元素「テクネチウム98」を生成することが導き出された。この元素の痕跡を隕石中に探せば、太陽系形成に先立つ超新星爆発の年代が測定できると期待される。

超新星残骸「カシオペヤ座A」をモデルで再現、ニュートリノ駆動の爆発を支持

2017/06/28
超新星残骸「カシオペヤ座A」の物質の空間分布や量、膨張速度などがコンピューターシミュレーションで再現された。中性子星からのニュートリノが超新星爆発を引き起こすという理論を支持するものだ。

超大質量ブラックホールへのガス降着の鍵は超新星爆発?

2016/08/12
銀河中心の超大質量ブラックホールの周囲に広がる高密度分子ガス円盤が、ブラックホールへの質量の供給源として重要であることが初めて示された。円盤で発生する超新星爆発がブラックホールの成長を駆動するという理論予測を観測的に支持するもので、超大質量ブラックホールの起源の解明につながる観測結果である。

青みがかった超新星、初代星を発見する鍵

2016/07/14
重元素が欠乏している宇宙初代の星が起こす超新星爆発の光度変化をコンピュータ・シミュレーションで調べたところ、光度が安定する期間である「プラトー期」が暗く短いことや青い波長が強く出ることがわかった。こうした天体の直接観測につながる手がかりとなりそうだ。

初めてとらえられたショックブレイクアウト

2016/03/29
NASAの人工衛星「ケプラー」が3年がかりで取得したデータの分析を元にした研究で、超新星爆発の衝撃波が星の表面に到達する様子が可視光線観測で初めてとらえられた。現象の初期に見られるフラッシュのような光は「ショックブレイクアウト」と呼ばれている。

「すざく」観測で判明、1000万光年スケールで均一な元素組成

2015/10/21
X線天文衛星「すざく」によるおとめ座銀河団の広域観測から、銀河団の内側から外縁部にわたって元素組成が一定であり、さらにその組成は太陽系周辺とほぼ同じであることが明らかになった。

超新星爆発での元素合成シナリオを支持、r過程元素の起源解明へ前進

2015/05/14
理化学研究所などの研究チームが、中性子を大量に取り込んだ原子核110個を人工的に生成し、その寿命(半減期)を高精度で測定することに成功した。爆発的天体現象で金やウランなどの重い元素が一気に作られる「r過程」を解明する重要な鍵となる。

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