AstroArts Topics

ブラックホール

超新星爆発を起こさずブラックホ―ルになった大質量星

2017/05/31
太陽の25倍の大質量星が超新星爆発を起こすことなく、徐々に弱々しくなりブラックホールになったらしい観測結果が示された。こうした進化の過程は、大質量星が起源の超新星の観測数が予想より少ないことの理由かもしれない。

天の川を撃ち抜く超音速の弾丸、正体は浮遊ブラックホールの可能性

2017/01/18
天の川銀河の円盤部で発見された超高速度分子ガス成分を電波観測したところ、5000年から8000年前に起こった局所的な現象によって駆動されたものだと判明した。駆動源は一時的に活性化したブラックホールである可能性が高いようだ。

最も明るい超新星の正体は、ブラックホールに飲み込まれた星かもしれない

2016/12/19
2015年に観測された、史上最も明るい超新星爆発だと思われていた現象は、高速で自転しているブラックホールに恒星が接近し飲み込まれることによって発生したものかもしれない。

「きぼう」搭載のCALETが裏付け、LIGO検出の重力波はブラックホールの合体由来

2016/10/12
昨年重力波が検出されたのと同じ時期に、国際宇宙ステーションの高エネルギー電子・ガンマ線観測装置「CALET」がX線・ガンマ線を観測しなかったことにより、LIGO検出の重力波がブラックホール合体由来であると裏付けられた。

スパコンで探る、謎の超高輝度X線パルサーの正体

2016/09/14
X線で極めて明るく輝く天体のうち周期的な明滅が見られるものについて、その中心天体がブラックホールではなく中性子星でも明るく光り得ることが、スーパーコンピュータ「アテルイ」による計算で示された。

2例目となる重力波の直接検出、ブラックホール同士の合体で発生

2016/06/16
2015年12月26日、レーザー干渉計型重力波検出器「LIGO」が2例目となる重力波の直接検出に成功した。

重力波を発生させたブラックホール連星のなぞ

2016/02/18
偉大な科学の発見の後には、多くの新たな疑問がつきものだ。ブラックホール同士の合体によって生じた重力波が検出されたという発表以降、研究者は今回の重力波の検出が何を意味するのかなど、あれこれ考え始めている。とくに、太陽質量の30倍前後のブラックホールの作られ方が問題だ。

アインシュタインの予測から100年、重力波を直接検出

2016/02/12
米国のレーザー干渉計型重力波検出器「LIGO」が世界で初めて、ブラックホール同士の合体から発生した重力波を検出した。アインシュタインが一般相対性理論を発表し重力波の存在を予測してから100年、ついにその時が訪れ、重力波天文学の新しい窓が開いた。

ブラックホール観測に向け前進、日本初230GHz電波干渉計実験観測に成功

2015/06/08
大阪府立大学などの研究グループが野辺山宇宙電波観測所の2台の電波望遠鏡を用いて観測を行い、日本初となる230GHz帯のVLBI観測実験を成功させた。ブラックホールの直接検出に大きく貢献することが期待される。

大量のガスを一気に呑みこむ小さなブラックホール

2015/06/05
ひじょうに強いX線で光る4つの天体をすばる望遠鏡が観測し、ブラックホールがガスを一気に呑みこむ「超臨界流」の反動により大量のガスを放出しているという証拠が得られた。

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太陽の120億倍 初期宇宙に巨大質量ブラックホール

2015/02/27
中国の研究チームによる観測から、誕生から9億年後の宇宙に太陽の120億倍もの重さのブラックホールが見つかった。

天の川銀河中心「いて座A*」で起こった巨大X線フレア

2015/01/07
2013年9月、天の川銀河中心の電波源「いて座A*」で通常の400倍もの明るさのX線フレアが観測された。その要因ははっきりとわかっておらず、巨大ブラックホールのふるまいとその周辺環境に関して疑問を投げかけている。

ブラックホール通過のガス雲は長大なガス流の一部?

2014/11/25
2013年夏に天の川銀河中心の巨大質量ブラックホールに近づいたガス雲とみられる天体「G2」は、さらに長大なガス流の一部かもしれない。以前観測されたもう1つのガス雲とひとつながりである可能性が高いことがわかった。

いて座A*ブラックホールからやってくる高エネルギーニュートリノ

2014/11/18
由来のわからなかった高エネルギーのニュートリノが、天の川銀河中心の巨大質量ブラックホールからやってくるという兆候が初めてとらえられた。

天の川銀河中心のブラックホールに近づいた天体、実は巨大星

2014/11/05
昨夏に天の川銀河中心の巨大ブラックホールを接近通過した天体が、引き裂かれることなく生き残ったことがわかった。観測から、この天体は当初予測されたガス雲ではなく、連星が合体してできた巨大星とみられている。