20年先まで楽しめる!「星ナビ」付録で「人生ナビ」

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今月5日に発売された「星ナビ」11月号の特別付録「星空未来カレンダー2021~2040」は、20年分の注目天文現象を紹介しています。

【2020年10月9日 星ナビ編集部

月刊「星ナビ」は、2000年12月号(11月発売)で創刊、2020年12月号で20周年を迎えます。多くの読者の皆様、および天文関連企業や団体の方々に支えられ、暖かい応援をいただいてここまで来ることができました。厚くお礼を申し上げます。

さて、最新号の2020年11月号では、20周年企画第一弾として、「星空未来カレンダー」を特別付録としました。

特別付録表紙
特別付録表紙。画像クリックで表示拡大

20周年というとこれまでの20年を振り返る企画が定番ですが、視点を変えて「未来の20年」にも目を向けることにしました。多くの天文現象はシミュレーションによってほぼ正確に予想することができます。日食・月食ほか、惑星食や1等星食、明るい天体同士の接近、流星群や周期彗星の動向などを、前半は現象別に、後半は1年ごとのカレンダー形式で紹介しています。

特別付録前半
前半は「日食」「月食」「流星群」「惑星現象」「星食」「接近」「ガリレオ衛星の相互現象」の7項目で現象をピックアップ

特別付録後半
後半は、2021年から2040年までの20年間を、1年1ページずつ主な天文現象を紹介

20年という長期的な視点でとらえることで、2年2か月ごとの火星大接近や、15年周期で起こる土星環の消失、1等星食のシーズンなど、太陽系惑星の運行や白道の周期的な動きを俯瞰することができます。カレンダーには載っていませんが、もちろん、大彗星や大火球、隕石落下、明るい超新星の出現といった予想外のスペシャルイベントがやってくる可能性にも期待しましょう。

付録をめくって、「2032年11月3日の部分日食はどこに遠征しようか。あっ、ちょうど文化の日で祝日だ。4日(木)と5日(金)も休みにすれば5連休で新月期の星空を…」「2027年の皆既日食はエジプトに遠征かな…」などと妄想することができます。この一冊を手に、星空とともにこの先の20年を歩いていくことにしましょう。

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