AstroArts Topics

水星

水星の動きから太陽を調べる

2018/01/26
太陽は年を取る毎に質量が減り、徐々に重力が弱くなっていくため、太陽系の惑星の軌道は拡がりつつある。その関係を利用して、水星の軌道の変化から、太陽の質量の減少やその他のパラメーターが直接計測された。

2018年1月中旬 水星と土星が大接近

2018/01/05
1月中旬ごろ、明け方の南東の低空で水星と土星が大接近して見える。最接近は13日ごろ。15日には細い月も並ぶ。

2018年1月2日 水星が西方最大離角

2017/12/27
1月2日、明け方の南東の低空に見える水星が、太陽から最も離れて西方最大離角となる。近くにはさそり座のアンタレスも見える。

2017年11月24日 水星が東方最大離角

2017/11/20
11月24日、夕方の南西の低空に見える水星が、太陽から最も離れて東方最大離角となる。近くには土星も見える。

水星に予想以上の氷が存在

2017/09/26
水星の北極付近に3つの大きな氷の堆積物の存在が検出され、その周囲に氷が斑点状に広がっていることも示された。今後のデータ次第で、水星表面の氷の存在量は劇的に増えるかもしれない。

2017年9月19日 水星食(南日本方面)

2017/09/12
9月19日の明け方、東の空で月齢28の細い月が水星を隠す現象が起こり、南日本方面で見られる。

2017年9月19日 細い月と水星、火星が大接近

2017/09/12
9月19日の明け方、東の低空で月齢28の細い月と水星、火星が大接近して見える。

2017年9月中旬 水星と火星が大接近

2017/09/11
9月中旬ごろ、明け方の東の低空で水星と火星が大接近して見える。最接近は17日ごろ。

2017年9月12日 水星が西方最大離角

2017/09/08
9月12日、明け方の東の低空に見える水星が、太陽から最も離れて西方最大離角となる。近くには金星や火星、しし座のレグルスも見える。

2017年7月30日 水星が東方最大離角

2017/07/24
7月30日、夕方の西の低空に見える水星が、太陽から最も離れて東方最大離角となる。

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2017年7月25日 水星食

2017/07/18
7月25日の夕方ごろ、月齢2の細い月が水星を隠す水星食が起こる。

2017年5月18日 水星が西方最大離角

2017/05/15
5月18日、明け方の東の低空に見える水星が、太陽から最も離れて西方最大離角となる。

2017年4月1日 水星が東方最大離角

2017/03/27
4月1日、夕方の西の低空に見える水星が、太陽から最も離れて東方最大離角となる。

2017年1月19日 水星が西方最大離角

2017/01/16
1月19日、明け方の南東の低空に見える水星が、太陽から最も離れて西方最大離角となる。

2016年12月11日 水星が東方最大離角

2016/12/02
12月11日、夕方の南西の低空に見えている水星が、太陽から最も離れて東方最大離角となる。日の入り45分後の高度は約5度と低い。双眼鏡で探してみよう。

2016年10月中旬 水星と木星が大接近

2016/10/05
10月中旬、明け方の東の低空で水星と木星が大接近して見える。最接近は12日ごろ。

2016年9月29日 水星が西方最大離角

2016/09/21
9月下旬、明け方の東の低空に見えている水星が、29日に太陽から最も離れて西方最大離角となる。明け方に見える水星としては今年もっとも条件が良いので、見晴らしの良いところで双眼鏡で探してみよう。

水星が東方最大離角

2016/07/20
8月中旬、夕方の西の低空に木星と並んで見えている水星が、17日に太陽から最も離れて東方最大離角となる。かなり低いので、見晴らしの良いところで双眼鏡で探してみよう。

太陽観測衛星「ひので」「SDO」がとらえた水星の太陽面通過

2016/05/12
5月9日に水星の太陽面通過が起こった。日本では夜間の現象で見られなかったが、アメリカやヨーロッパで観測されたほか、太陽観測衛星「ひので」や「SDO」も軌道上からこの現象をとらえた。

メッセンジャー観測のデータから作成、水星全球の立体モデル

2016/05/11
NASAの水星探査機「メッセンジャー」が取得したデータから、初めて水星全球の立体モデルが作られた。水星全体の地形が驚くほど詳細にわかり、水星の地質学的な歴史を解明していく道が開かれた。