AstroArts Topics

あけぼの

地球からのプラズマ大気流出、太陽活動との関連を一歩解明

2015/05/28
極風(ポーラーウィンド)と呼ばれる地球の極域からの電離大気流出現象は、太陽活動の変化にはほとんど影響されないことが、人工衛星の観測データから明らかにされた。オーロラや磁気嵐といった現象や惑星の大気流出についての理解を進める研究成果で、系外惑星の研究にも応用が期待される。

打ち上げから26年 磁気圏観測衛星「あけぼの」運用終了

2015/04/10
1989年に打ち上げられた磁気圏観測衛星「あけぼの」が、今年4月の観測をもって運用終了することが発表された。長期にわたる観測により、太陽活動がオーロラ現象やバンアレン帯にどのような影響を与えるかについての解明に大きく貢献した。