AstroArts Topics

X線天文衛星

X線分光撮像衛星「XRISM」と小型月着陸実証機「SLIM」、打ち上げ成功

2023/09/07
9月7日、X線分光撮像衛星「XRISM」と小型月着陸実証機「SLIM」を搭載したH-IIAロケットが種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは順調に飛行し、XRISMとSLIMはそれぞれ予定の軌道へ投入され、打ち上げは成功した。

2020年を目標に「ひとみ」の後継機打ち上げ

2016/07/19
JAXAは7月14日、打ち上げ2か月後に運用終了となったX線天文衛星「ひとみ」の後継機について、2020年打ち上げを目標に設計・製造する計画を発表した。

JAXA、「ひとみ」の異常事象報告書などを文部科学省へ提出

2016/05/26
JAXAは5月24日に開催された「宇宙開発利用部会X線天文衛星「ひとみ」の異常事象に関する小委員会」において、「ひとみ」の異常事象報告書などを提出し、一連の報告を行った。

X線天文衛星「ひとみ」の復旧断念

2016/04/28
3月26日以降通信ができない状態にあったX線天文衛星「ひとみ」について、太陽電池パドルが両翼とも根元から分離した可能性が高いこと、物体分離後に受信された電波が「ひとみ」からのものではなかったと判断されたことから、衛星の機能回復は期待できないとして復旧断念が発表された。

「ひとみ」姿勢異常の推定メカニズムを公表

2016/04/18
依然として状態が確認できない状況が続いているX線天文衛星「ひとみ」について、JAXAは15日に記者発表を行い、衛星の姿勢異常の発生から物体の分離に至るまでの有力な推定メカニズムを公表した。

「ひとみ」をすばる等で観測、通信は依然復旧せず

2016/04/11
通信異常状態に陥っているX線天文衛星「ひとみ」の状況について、JAXAは8日に記者発表を行った。現在「ひとみ」は約5秒に1回と高速回転しているとみられており、減速しないと通信復旧が難しい。しかし、異常発生後に短時間ながら電波を3回受信できたことから、衛星本体の一部機能が残存している可能性がある。国内外の多数の機関と協力し、衛星の状態の把握や通信復旧の試みが続けられている。

X線天文衛星「ひとみ」が通信異常

2016/03/28
2月17日に打ち上げられた日本のX線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)が通信異常状態に陥っていることが明らかになった。3月26日の運用開始時に衛星からの電波が正常に受信されず、その後も衛星の状態が確認できていないという。JAXAでは対策本部を設置し、通信の復旧と原因調査を進めている。

X線天文衛星「ひとみ」打ち上げ成功

2016/02/17
X線天文衛星「ASTRO-H」を載せたH-IIAロケット30号機が、17日午後5時45分に種子島宇宙センターから打ち上げられた。打ち上げは無事に成功し、ASTRO-Hの名称は「ひとみ」と発表された。

X線天文衛星「すざく」が観測終了

2015/08/27
JAXAは26日、X線天文衛星「すざく」の科学観測を終了すると発表した。2005年7月に打ち上げられた「すざく」は、2年の目標寿命を大きく超えて観測を行ってきた。

X線天文衛星「すざく」が通信不安定に

2015/06/15
2005年の打ち上げ以来9年間にわたり活躍してきたX線天文衛星「すざく」が、6月1日から間欠的にしか通信できない状態になっている。バッテリーが機能せず電力不足に陥っているようだ。

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