AstroArts Topics
ケレス
ケレスに衝突した隕石の大きさと数の謎
2022/03/17
準惑星ケレスに衝突した隕石のサイズ分布は月とほぼ同じであることがクレーターの研究からわかった。一方、隕石の故郷であるとされる小惑星帯の観測結果との不一致も明らかになった。
2021年11月上旬 ケレスとアルデバランが大接近
2021/10/26
10月中旬から11月中旬にかけて、準惑星ケレスとアルデバランが大接近する。最接近は11月3日ごろ。ヒヤデス星団との最接近は14日ごろ。
ケレスの白い堆積物のもとは地下からの塩水
2020/08/18
探査機ドーンの観測データから、準惑星ケレスの表面にある明るい堆積物は地下から湧き出した塩水に由来し、湧き水は現在も続いているらしいことがわかった。
2019年5月29日 ケレスがさそり座で衝
2019/05/22
宵のころ南東の低空に見えているさそり座に位置する準惑星ケレスが、5月29日に衝となる。明るさは約7等級で、双眼鏡や小型の天体望遠鏡で見つけられる。
小惑星・準惑星探査機ドーン、11年間のミッションを終了
2018/11/08
2007年に打ち上げられ、小惑星ベスタと準惑星ケレスを調べてきたNASAの探査機「ドーン」が、燃料切れのため、11年間にわたるミッションを終了した。
35km上空からクローズアップ撮影されたケレス
2018/07/09
NASAの探査機「ドーン」が、準惑星ケレスの上空約35kmを飛行する低空軌道から、明るい物質で有名な「オッカトル・クレーター」をクローズアップでとらえた。
今も短期間で変化するケレスの表面
2018/03/20
NASAの探査機「ドーン」の観測データから、準惑星「ケレス」の表面に露出している氷の量が短期間で増加していることや、炭酸塩水和物と呼ばれる鉱物が存在することが明らかとなった。ケレスの表面で今も変化が起こっていることを示す結果だ。
隕石中の結晶に液体の水と有機化合物
2018/01/16
1998年に地球に落ちた2つの隕石から採取された塩の結晶中に、液体の水と有機化合物が両方見つかった。有機物の起源が準惑星「ケレス」である可能性を示す分析結果も得られている。
4種類の光点が示すケレスの地質活動
2017/12/19
ケレスの表面には数百か所の明るい領域が見られる。大きく4種類に分けられる領域の形成過程や時間変化の研究から、ケレスが地質学的に活発な天体であることが示された。
ケレスに過去の海の痕跡
2017/11/02
準惑星ケレスでは水和鉱物が広範囲に広がっており、過去に全球規模の海が存在していた可能性が示された。また、地殻の下に柔らかく変形しやすい層の存在が示唆され、残った液体の痕跡ではないかと考えられている。
ケレスの有機物の起源
2017/10/23
探査機「ドーン」による観測データとシミュレーションにより、準惑星ケレスの有機物は外から運ばれてきたものではなく、ケレス固有のものである可能性が高いことが示された。
準惑星ケレスに水の氷が存在
2016/12/20
探査機「ドーン」による探査結果から、準惑星ケレスの表面近くに水の氷が存在している証拠が得られた。また、太陽光が決して当たらないクレーター内にも氷があることがわかった。
2016年10月25日 ケレスがくじら座で衝
2016/10/20
宵のころ南東の空に見えているくじら座に位置する準惑星ケレスが、10月25日に衝となる。明るさは約7等級で、双眼鏡や小型の望遠鏡で見つけられる。
重力データから明らかにされたケレスの内部構造
2016/08/10
探査機「ドーン」の動きの計測から、準惑星ケレスの内部構造が明らかにされた。ケレスの密度が地球や月などに比べてはるかに低いことが確かめられ、ケレス内部がいくつかの層に分かれていることが示された。