2018年2月4日 ケレスがかに座で衝

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宵のころ東の空に見えているかに座に位置する準惑星ケレスが、2月4日に衝となる。明るさは約7等級で、双眼鏡で見つけられる。

星図

宵のころ東の空に見えているかに座で、2月4日に準惑星ケレスが衝となる。太陽‐地球‐ケレスがまっすぐに並び、一晩中見える時期だ。

明るさは約7等級で、空が暗ければ双眼鏡や小型の天体望遠鏡でも見つけられる。前後しばらくの期間は見やすいので、月明かりや街明かりの影響が小さい暗い空の下で、星図を頼りに探してみよう。

ケレスは火星軌道と木星軌道の間の「小惑星帯」の中にあり、パラス、ジュノー、ベスタとともに「四大小惑星」とよばれる。1801年に発見された小惑星番号1番の天体で、小惑星帯の中では最大の直径約970km(平均)という大きさだ。2006年に冥王星などとともに準惑星に分類された。

ケレスの位置 ケレスの位置
ケレスの位置。括弧内は等級。星図の星は8等級まで

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