編集後記


本誌各号の編集後記を掲載。

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■2001年8月

 4月中旬に、自宅のインターネット接続環境を56Kbpsモデムによるダイアルアップから、ADSLによる1・5Mbpsの常時接続へとアップグレードした。事前にいろいろ調べてみたところ、「ADSLは、さまざまな要因によって、実効速度が低かったり、不安定だったり、場合によっては接続できないこともある」といった噂を聞いていたので無事に接続できてひと安心。速度についても1・5Mbpsは出ないが、常時1・1Mbps以上、速いときには1・4Mbpsにも達しているので大満足だ。これまでの環境と比較すると、20倍以上の速度アップであり、まさに「天と地」ほどの差がある。

 しかも、常時つながりっぱなしなので、パソコンを立ち上げて、ブラウザを起動するだけでネットサーフを楽しめる。これまで「一人じゃできないし、し、夜11時(ご存じテレホーダイタイムだ)過ぎないと使っちゃダメなんて…」とブーブー言っていた子供達もお気楽にネット遊びを始めた。

 そんなわけで、高速回線が使えるようになると、これまで我慢していた大容量ファイルのダウンロードがしたくなるのは人情で、このところ天体関係のビデオ映像やプログラムを探して、世界中のサイトを駆け回っていたりする。

 さて、6月21日にアフリカで今世紀初の皆既日食が見られた。当社のライブ中継は28・8Kbpsのモデムユーザーのことを考えて、20Kbpsのリアルビデオとしたが、他のライブ中継サイトは最低34Kbps以上と、ブロードバンドの波が着実に浸透しはじめていることを実感した次第。

 あの「ヤフー」が8Mbpsのサービスを月額2830円で、8月1日からスタートする。これなら、VHSビデオ並の動画が見られるようになるはずで、楽しみは尽きないが、寝不足が……。

編集長 大熊正美

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