AstroArts Topics

赤外線天文学

予想以上に強い原始銀河団からの赤外線放射

2020/02/27
すばる望遠鏡と5機の赤外線天文衛星の観測データから、約120億年光年彼方の原始銀河団に見られる赤外線放射が予想よりも強いことが明らかになった。原始銀河団に激しく星形成を行う銀河や成長中の超大質量ブラックホールが潜んでいる可能性を示唆する結果である。

天文衛星「あかり」が遠赤外線でとらえた全天画像

2015/01/15
2011年に運用終了した天文衛星「あかり」が遠赤外線で行った観測をもとにした全天画像データが作成・公開された。従来のデータよりも解像度が大幅に向上し、より長波長までデータがそろっているため星や惑星の誕生を詳しく調べられるなど、幅広い分野での活用が期待される。