22日夜、赤外線衛星「あかり」の活躍をネット番組で紹介

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【2011年12月21日 ニコニコ生放送

11月24日に運用を終了した日本初の赤外線天文衛星「あかり」。プロジェクトマネージャーの村上浩氏が22日夜のインターネット生番組に出演、その画期的な成果やプロジェクトのエピソードを語る。


《JAXA宇宙航空最前線第6回「『あかり』が見た宇宙 〜赤外線天文〜」》

「ニコニコ生放送」のレギュラー番組「JAXA宇宙航空最前線」の第6回目は、「『あかり』が見た宇宙 〜赤外線天文〜」と題して赤外線天文についてお話をうかがいます。

日本初の赤外線天文衛星「あかり」は、2006年2月22日に打ち上げられてから2011年5月に観測が終了するまで、「銀河がいつどのようにして生まれ、現在の姿に進化してきたか」「星の誕生とその周りで惑星がどのように形成されたのか」というプロセスの解明を目的として運用され、空全体にわたって星や銀河などすべての赤外線源を調べあげる「サーベイ観測」を行ってきました。

約134億年前の宇宙でできた第一世代の星の光を検出することに成功し、約130万天体に及ぶ「赤外線天体カタログ」が作成されるなど、赤外線天文学に関する多くの成果をあげた衛星です。

番組では、ナビゲーターに石田紗英子氏、ゲストにプロジェクトマネージャーであるJAXA宇宙科学研究所 赤外・サブミリ波天文学研究系 教授の村上浩氏を招き、「あかり」がもたらした成果や開発秘話などをお話しいただきます。

その他、コメントやメールで寄せられた視聴者からの疑問への回答はもちろんのこと、他では聞けない最近の開発情報などもお届けできればと考えておりますので是非、番組をご覧ください。

■ 番組名:
JAXA宇宙航空最前線 第6回
「あかり」が見た宇宙 〜赤外線天文〜
■ 出演者:
  • 村上浩(JAXA 宇宙科学研究所 赤外・サブミリ波天文学研究系 教授)
  • 石田 紗英子(ナビゲーター)
■ 放送日時:
12月22日(木) 20:30〜21:30
■ 視聴ウェブサイト:
ニコニコ生放送

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