【レポート】ふたご座流星群に備えた「流星撮影入門」を開催

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12月12日(土)東京・池袋コミュニティ・カレッジで、ふたご座流星群に備えた「流星撮影入門」の講習会が開催されました。次回は2016年1月23日(土)に「ステライメージ7 天体画像処理超入門 実習編」を開催します。

【2015年12月28日 アストロアーツ

12月12日(土)にアストロアーツと池袋コミュニティ・カレッジの共同開催による天文講習会「流星撮影入門」が開催されました。この講習は12月15日(火)未明にピークを迎え好条件だった、ふたご座流星群の撮影に備えたものでした。

講師は「ステラナビゲータ」「ステライメージ」「ステラショット」「ステラドーム」など、アストロアーツのソフトウェア製品の開発責任者で同社取締役の上山治貴が担当しました。講習は流星撮影の入門者を対象にした内容で、ふたご座流星群をカメラに収めるにはどのあたりの空にカメラを向けたらいいのか、またどのような構図がお勧めなのかなど、「ステラナビゲータ」でシミュレーションして解説しました。また、同氏が実際に撮影で使っている機材を紹介し、見映えのいい流星写真にするための最低限の画像処理の仕方などを説明しました。

「流星撮影入門」講習会の様子 「流星撮影入門」講習会の様子
クリックで画像拡大

受講者のなかにはすでに何度も流星撮影をされている経験者も多く、講習ではこれから撮影しようという入門者の方にアドバイスをされていました。講習はふたご座流星群のピークの3日前に開催しましたが、ピーク時の関東周辺の天気は曇りや雨の予報で、受講者は「GPV 気象予報」のサイトを確認しながら、どこに出かければ観察・撮影ができるのかという話題で盛り上がっていました。


なお、2016年1月の天文講習会は以下の日時と内容で開催いたします。

「ステライメージ7 天体画像処理超入門 実習編」

日時:
2016年1月23日(土) 10時15分~12時15分/12時45分~14時45分
午前と午後2回行います(各回 定員20名)。講習内容は同じです
場所:
池袋コミュニティ・カレッジ
講師:
上山 治貴(アストロアーツ)
講習内容:
「ステライメージ」は持っているが、RAW現像やコンポジットなど天体画像処理の基本的な考え方が今一つわからないという方向けに、開発者自身が基礎からわかりやすく解説します。RAW現像からコンポジット、階調調整、強調処理と、必要最低限知っておいてほしい画像処理の過程を、M42のサンプル画像を使って実際にソフトを操作しながら学習できます。

現在、申し込みを受け付け中です。詳しくは「アストロアーツ 天文講習会」のページをご覧ください。

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