講演会開催!隕石落下から60年を岡部で祝おう

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1958年11月26日、埼玉県に落下した岡部隕石。戦後初の落下目撃隕石であり、人の至近距離に落ちた世界的にも珍しい「岡部隕石」の落下60年を記念して、講演会を開催します。

【2018年11月7日 岡部隕石60年の会

今から60年前の11月26日午後3時ごろ、埼玉県岡部村(現在の深谷市今泉)で畑仕事をしていた山﨑政雄さんと父・吉作さんの間に隕石が落下しました。月刊「星ナビ」では、山﨑さんへのインタビューと落下経路の再考察(2017年5月号)や、火球の目撃者による新証言の紹介(2017年9月号)を掲載しています。また、落下地点が風化してしまわないよう、記念碑を建立するクラウドファンディングへの支援も呼びかけてきました(関連記事:「岡部隕石、クラウドファンディング支援者募集中!」)。みなさまのご協力により目標金額が達成され、記念日の建立とともに、落下60年記念イベントが開催が決定しています。


画像クリックでパンフレット(PDF)表示

記念イベント当日は、隕石や天文学の研究者を招いた講演会が開かれます。落下を目撃した山﨑政雄さんの登壇や、現在国立科学博物館に所蔵されている本物の岡部隕石のお披露目があるほか、春にニュースとなった岐阜県の長良隕石や9月に落下した愛知県の小牧隕石の研究についてのお話も聞けます。質疑応答の時間は、最先端の研究者に直接質問ができるチャンス!

会場となる埼玉工業大学では、ほかにもエアドーム式のデジタルプラネタリウムで特別番組「いん石のふる里」の投影や、天文グッズ・隕石の販売を行います。開催は落下60年の1日前となる11月25日(日)。三連休の最終日、どうぞお誘い合わせのうえお出かけください。

《記念講演会「岡部から太陽系へ」》

■ 日時:
  • 2018年11月25日(日) 13:00~
■ 会場:
■ 講演内容:
  • 「あの日、あのとき‐山﨑政雄さんに聞く」 山﨑政雄さん(岡部隕石発見者)
  • 「60年ぶりの新証言‐岡部隕石落下経路の再検討」 佐藤幹哉さん(日本流星研究会)
  • 「落下が目撃された貴重な隕石‐岡部隕石の価値」 米田成一さん(国立科学博物館理化学グループ長)
  • 「隕石はどこからやってくる?‐岡部隕石の成分」 三河内岳さん(東京大学総合研究博物館教授)
  • 「岡部隕石が導く宇宙‐岡部隕石と太陽系」 渡部潤一さん(国立天文台副台長)
■ 参加費、申し込み:
  • 参加は無料です
  • 申し込みは不要です。直接会場へお越しください

講師陣
登壇する講師の方々。(左から)渡部さん、米田さん、三河内さん、佐藤さん

〈参照〉

〈関連リンク〉

  • 月刊「星ナビ」:
    • 2017年9月号:古天文よりみち紀行「続報 岡部隕石に新たな目撃報告! 落下経路を再々度考察する」 佐藤さんの検証記事 PDF本誌紹介ページ
    • 2017年5月号:古天文よりみち紀行「落下からもうすぐ60年 岡部隕石を伝えたい」 前田さんのレポート記事 PDF本誌紹介ページ

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