星ナビ6月号は「アトラス彗星の分裂」と「360万円でEKBO発見」
【2020年4月30日 星ナビ編集部】
有松 亘さんによる「太陽系の果ての小天体」です。かつて大型望遠鏡でも観測不可能だった遠方の小天体の謎が、小型望遠鏡による動画観測によって解明されつつあります。
脆くも崩れた期待 アトラス彗星分裂のシナリオ
急激な増光で一躍話題になった「アトラス彗星」。「大彗星の再来」として期待が高まっていたところ一転、増光がストップ。さらに、複数に分裂していく核の姿がとらえられました。アトラス彗星はなぜ期待されたのか、果たしてこれからどうなっていくのか。3人の専門家の解説で紹介します。
またたく宇宙をつかまえる〈前編〉 360万円でEKBO発見
キロメートルサイズのエッジワース・カイパーベルト天体は非常に暗いため、次世代望遠鏡を使っても直接検出することが困難でした。そんな天体に天文ファンの研究者が、アマチュア機材や動画での撮影など型破りな観測手法を用いて挑みます。
機材セレクション 剛性に優れたシステム経緯台 ZEROからはじめよう
スコープテックから片持ちフォーク式経緯台「ゼロ(ZERO)」が発売されました。軽量で剛性が高く、菊座ジョイントの採用により搭載する鏡筒の太さや長さ、使用状況によって上下アームを好みの角度で固定できるなど各所に工夫がされています。入門からのステップアップやベテランのサブ機などとして使える様々な可能性を秘めた「ゼロ」を紹介します。
天文外史 刻々の100年〈前編〉 「時の記念日」誕生秘話
今から100年前の1920年6月10日。第1回「時の記念日」が実施された東京は、正午の時報に合わせて大砲や汽笛、鐘がいっせいに鳴りかつてない雰囲気に包まれていました。「時の記念日」にまつわるユニークなエピソードを紹介します。
宇宙で働く3 宇宙の謎を解き明かす天文学者編
「毎晩大学の屋上の望遠鏡で宇宙を観測して、新しい星を探している」天文学者というとそのようなイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。謎に包まれた研究者の生活や、どのようなルートで就職するのかなどの実際の体験談を若手天文学者4名が語ります。
ステラショットで撮らなきゃ損! 1 都会でも星雲・星団が撮れる!
天体撮影はハードルが高そう、と思っていませんか。天体撮影初心者の星ナビ編集部・石川が、「ステラショット」開発者の一人・上山先生と一緒に天体撮影に挑戦します。都会や自宅で星雲・星団の撮影、はじめてみませんか?
日食カウントダウン アフリカ・インド・台湾金環日食まであと1か月 観測地情報
今回の金環日食は太陽と月の見かけの大きさが小さい「極細金環日食」として注目されています。現状、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い渡航が難しい状況ですが、観測候補地の安全情報や天候の見通しを把握しておきましょう。
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