星ナビ1月号は「『すばる』のM31」と「アイソン彗星、崩壊から1年」

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星空を楽しむための月刊「星ナビ」2015年1月号は、12月5日(金)発売です。「すばる」望遠鏡が撮ったアンドロメダ銀河(M31)が1月号の主役。1年前に崩壊・消滅したアイソン彗星を分析し、太陽に現れた「巨大黒点」を追いかける最新号。「星空カレンダー2015」付きです。

【2014年12月4日 アストロアーツ

星ナビ2015年1月号表紙

藤原英明さん撮影の月明かりに照らされた「すばる」ドームを前景に、「すばる」HSC撮影・上坂浩光さん画像処理のM31を配しました。


綴じ込み特別付録「星空カレンダー2015」

オーロラ、銀河、月と富士山など、めぐる星空を個性豊かに切り取った9作品をピックアップ。表紙は2014年10月8日の皆既月食です。

星空カレンダー2015


「すばる」が撮ったアンドロメダ銀河を画像処理

口径8200mm 焦点距離16400mm F2 直焦点 キヤノン製フィールドフラットナー、浜松ホトニクス製CCD素子を使った8億7000万画素冷却CCDカメラ。これが「すばる」望遠鏡+Hyper Suprime-Camの仕様です。正に夢のようなスペックを持ったこのシステムで撮影されたM31アンドロメダ銀河を観賞用に画像処理します。

「すばる」が撮ったアンドロメダ銀河を画像処理


消滅から1年、ここまでわかった! アイソン彗星の崩壊

2013年11月の近日点通過とともに崩壊・消滅した「アイソン彗星」ですが、天文学者たちはこの1年、ただ肩を落としていたわけではありません。もう一度、アイソン彗星の発見から崩壊までをたどり、崩壊の前後に観測された成果から少しずつ見えてきたアイソン彗星の姿を分析します。

消滅から1年、ここまでわかった! アイソン彗星の崩壊


極大期に入った太陽を知る 番外編「24年ぶりの巨大黒点」

10月下旬に国立天文台三鷹キャンパスで行われた特別公開「三鷹・星と宇宙の日」。太陽観測所のスタッフが、キャンパスの一角にある太陽フレア望遠鏡で太陽画像の説明をしていると、例年より多くの来場者が次から次へとやってきます。彼らの目的は、ちょうど出現したばかりの「巨大黒点」でした。

極大期に入った太陽を知る 番外編「24年ぶりの巨大黒点」


天文学の20世紀 近代天文学の開拓者たち 8「フリッツ・ツビッキー」

超新星、暗黒物質など当時の天文学者が思いもつかなかったアイディアをいくつも持ち込み、後年の天文学に大きな影響を与えたフリッツ・ツビッキー。その偉大な功績にも関わらず、だれからも嫌われていたという特異な性格でも有名かもしれません。

天文学の20世紀 近代天文学の開拓者たち 8「フリッツ・ツビッキー」


劇場版新作「星巡る方舟」公開 宇宙戦艦ヤマト2199の天文考証II

2013年10月号で「宇宙戦艦ヤマト2199」の紹介をしてから1年以上が経ちました。前回はTVも劇場映画も「七色星団の決戦」前までで、話は未完の状況でした。今回はその後の話に登場する天文関連の話題を紹介しましょう。

劇場版新作「星巡る方舟」公開 宇宙戦艦ヤマト2199の天文考証II


ブラック星博士「星空年鑑」も侵略!?

明石市立天文科学館で活躍するブラック星博士が、ムック「アストロガイド星空年鑑2015」のDVD番組に登場。星ナビの連載コーナーを飛び出してカラーページを乗っ取り、全宇宙のファンへPRします。

ブラック星博士「星空年鑑」も侵略!?


星の写真調整05「トーンカーブ調整の仕組み」

「レベル調整」とともに星の写真調整の基本をなすのが「トーンカーブ調整」です。「トーンカーブ調整」は自由度が高く、「トーンカーブ調整を制する者は写真調整を制する」とも言われています。

星の写真調整05「トーンカーブ調整の仕組み」

ステライメージ製品ページ「動画で学ぶデジカメ画像処理入門」 では、誌面と連動して動画を用いて画像処理の方法を紹介しています。


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